Anonymous Coward曰く、 体内でアルコールを醸造してしまうという「自動醸造症候群(Auto-Brewery Syndrome、ABS)」という病気が存在する(過去記事)。一般的にこの病気の患者にはアルコールを摂取していないにもかかわらず酔っ払ってしまうという症状が出るが、膀胱でのみアルコールが醸造され、そのアルコールは体内には吸収されず尿と一緒に排出されるという珍しいタイプのABS患者が見つかったそうだ(USA TODAY)。 ABSは、腸内などにアルコール発酵を行う酵母などが住み着き、患者が摂取した炭水化物などがこれによって体内でアルコールに変換されることで発生する。 一般的なABS患者と同様、今回の患者の女性はアルコールを摂取しないにもかかわらず、排出される尿には多量のアルコールが含まれているとのこと。さらに、この女性の場合膀胱がアルコールを醸造する機関になっていたとのこ