ISO 26262 Part 8: Supporting processes (支援プロセス)には「ソフトウェアツールの使用への信頼」という章がある。 いろいろな国際規格を見てきたが、商業目的につながることが目に見えているツール種別の推奨やツール使用の条件のような内容を規格の本文に書いているのは、IEC 61508-7(Functional safety of electrical/electronic/programmable electronic safety-related systems - Part 7: Overview of techniques and measures) と、ISO 26262-8 (Supporting processes) だけではないかと思う。 ET2012 で富士設備工業(株)の浅野さんに FAA(アメリカ連邦航空局:Federal Aviatio
ISO26262のアセスメント担当者はスーパーマンでなければならない!?:ISO26262 アドヴィックス 事例(1/4 ページ) アドヴィックス 機能安全監査室 室長の河野文昭氏が「第3回自動車機能安全カンファレンス」に登壇し、自動車向け機能安全規格であるISO 26262と向き合うための組織づくりについて講演。2009年からアドヴィックスで同氏が取り組んできた事例を基に、機能安全規格と向き合う組織戦略の立て方を紹介した。 アドヴィックス 機能安全監査室 室長の河野文昭氏が2015年12月15~16日に東京都内で開催された「第3回自動車機能安全カンファレンス」に登壇し、自動車向け機能安全規格であるISO 26262と向き合うための組織づくりについて講演を行った。機能安全アセスメントを効率よく効果的に実施するには、プロジェクト単位ではなく組織全体で戦略を立てる必要があるという。2009年か
1.活動概要(2023年度の事業方針) (1)AIやIoT(含むセキュリティ)に代表される複雑システムの機能安全の課題や国際規格に関しての調査・研究を行う。 (2)STAMPモデルをコア技術とした安全設計や事故分析の事例を蓄積し、技術者の啓発活動に役立てる。 (3)安全設計にかかわる仕様書において、その論理性や非機能要件の明示化にかかわる問題点を整理して改善のための議論をする。 (4)上記で得た知見を整理し、セミナーなどでの啓発活動を行う。加えて、有識者に指導をいただき、さらに知見を高める。そのためにも、大学、研究機構、IPAなど外部組織・団体との技術交流、連携を積極的に推進する。 (5)「つながる社会での機能安全」、「安全仕様化」、「啓発・連携」 の3つを委員会内WGとして設置する。 2.達成目標(完了条件) (1)定例会にて各WGの活動を行う。 (2)JASA内での他の委員会(特にセキ
MISRA-CとはC言語のためのコーディング・ガイドラインです。MISRA-Cは、より安全なC言語サブセットとも言えます。MISRA-Cの遵守はシステムの安全性を高めます。
LycheeのWebページに住友電装株式会社のRedmine運用事例があった。 ラフなメモ書き。 【参考】 住友電装株式会社の事例 | Lychee Enterprise (引用開始) 【問題点】 ・Excelの表組みでは要件、計画、構成管理の進捗反映がリアルタイムに行えない ・ファイル共有ではファイルが壊れたり誤記が発生 ・プロジェクトで作成した文書やプログラムのファイル改変履歴を別表で管理しているため、一元管理できない 【課題】 ・ファイル破損、誤記の要因を排除したい ・管理状況が即座に更新・共有でき、進捗確認を円滑に行いたい ・改変履歴の管理なども一元化し、管理対象を集約したい 【導入効果】 ・業務効率化によるコスト削減 ・マネージャーと現場メンバーの認識を統一 ・プロジェクト情報を複数名が同時に更新でき、正確な情報共有が実現 ・タスクの細分化、関連性、担当者などが明確に (引用終了
Toyota Unintended Acceleration and the Big Bowl of “Spaghetti” Code | Safety Research & Strategies, Inc. O'Reilly Radar で知った記事だが、この記事自体は2013年、トヨタがオクラホマ州での急加速を巡る訴訟で和解した後に書かれたものである。 この記事で面白いのは、Michael Barr が20ヶ月以上にわたりトヨタ車で使われているソースコードを、Philip Koopman カーネギーメロン大学教授がトヨタのエンジニアリングの安全プロセスを精査した話で、両者ともトヨタのソフトウェアがスパゲッティコード山盛りなことを証言している。 トヨタの生産方式はアジャイル方面においてソフトウェア開発手法に多大な影響を与えている。ところでそのトヨタが開発するソフトウェアの品質はどうなんだ
この記事は、英語ブログエントリ"How to make it better ? - Extracting implicit knowledge via GSN"の日本語訳です。 -あまりうまくない「かぶと」- 折り紙をうまく折る 折り紙には上手い人とそうでない人がいます。また、外人に折り紙を教えると、手順はうまく伝えることができても、あまり奇麗にできることはありません。折り紙をうまく織るには、「ここは角がしっかり合うように気をつけて」などというコツをうまく伝える必要があります。 ソフトウェア開発においてドキュメント、コード、報告書などをレビューしていても、同じ悩みがあります。作成する手順、プロセスだけではだめ。この小記事では、折り紙を例題に、このあたりのことを考えてみたいと思います。 折り紙の「かぶと」1つ1つのステップは難しくありません。でもステップにはコツやポイントがあります(暗黙知と
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