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ネットと格差問題とコミュニケーションと哲学に関するumetenのブックマーク (1)

  • 個人は抽象的カテゴリの単なるサンプルではない - 遠方からの手紙(別館)

    生きている具体的な個人というものは、どんな場合にもある一つのカテゴリーだけにすっぽり収まるものではない。たとえば、川田龍平さんがエイズ患者であるとしても、彼のすべてがそのことに還元されるわけではないし、乙武さんが障害者だとしても彼の存在のすべてがそのことだけで説明されるわけでもない。 だからこそ、彼らがエイズ患者であり、あるいは障害者であったとしても、それとは別に、個人としての彼らを批判すること自体にはなんの問題もない(その内容や方法の是非はともかくとして)。 同様に、ある人が現に「派遣社員」であって、そのことが今の彼にとって非常に重い意味を持っているのだとしても、その人の存在は、そういうカテゴリーだけに収まるものではないだろう。もし、彼が自分で自分をそのように考え、そのように主張しているのだとすれば、それこそがおかしな話である。なぜなら、それは、自分は「派遣社員」であるということを除いて

    個人は抽象的カテゴリの単なるサンプルではない - 遠方からの手紙(別館)
    umeten
    umeten 2009/05/21
    具体的な人間の存在をそのようなただ一つの抽象的カテゴリだけに押し込めてしまうことは、むしろ差別を固定化することにつながる。なぜなら、差別からの解放とはそのようなカテゴリそのものの無化を目指すものだから
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