「週刊文春」が渡部の複数の女性との不倫について取材を申し入れたところ、6月9日、渡部本人が所属事務所を通じて、事実関係を認め、次のようにコメントした。 「ご指摘の女性と関係をもってしまったことは私の不徳の致すところであり、家族を深く傷つけ、また応援をしてくださる皆様に対し多大なご迷惑をおかけしたと大変反省しております。妻にも説明し、謝罪しました。誠に申し訳ありませんでした」
共感できる人物たち 結婚は「通行手形」? 主張する勇気を取り戻す 「ひとごとに思えない。泣きそう」「共感してくれる優しさみたいなのがある」「ほんとに結婚って何だろうね」――。 そんな感想がSNSに上がっている連続ドラマがあります。放送中の「結婚相手は抽選で」(フジテレビ系、土曜午後11時40分)です。 少子化対策のために、未婚者は政府から強制でお見合いをさせられる法律ができ、3度相手を断るとテロ対策活動の後方支援に従事しなくてはならないという内容です。 なんとも気味が悪い法律ですが、結婚を半強制とする設定により、現実社会でも若者たちがひそかに抱えているであろう家族内の問題や、自分に自信が持てないといったつらさを、浮かび上がらせる仕掛けになっているのです。 制作は東海テレビ。同局の河角直樹プロデューサー(44)に、この作品に込めた思いを聞きました。 共感できる人物たち 記者が最初に心に刺さっ
自分をサバサバした性格だと思っている女性について描いた漫画「全国の自称サバサバ系女子のみなさんへ。」がSNS上で話題となっています。自分勝手なことがサバサバしていることと勘違いするなど、“自称サバサバ系女子”の特徴を描いており、「共感した」「気を付けたい」「こういう女性に悩まされている」「本当にサバサバしている人は自称しない」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。 周りの自称サバサバ系に悩まされて… この漫画を描いたのは夏ノ瀬 いの(ペンネーム)さん(22)です。イラストレーターを志し、アルバイトをしながらイラストや漫画をSNSに投稿しています。 Q.なぜこのテーマを漫画にしたのでしょうか。 夏ノ瀬さん「私の周りには、口が悪いだけの暴言女子や男好きなだけの自称サバサバ系女子がたくさんいます。そういう人たちと付き合う中で、つい心の中で感じていたことが表面に出てしまいました。この漫
「彼氏がほしいと思ったことがない。結婚もしたくない。老後も好き勝手にやる」アラサー女性の恋愛観に共感・批判が続々 「30年近く生きてきて『彼氏がほしい』と思ったことがない」 先月、“ひとりを楽しむ“がコンセプトのウェブサイト『DANRO』に掲載されたコラムが大きな反響を呼んでいる。執筆したのは「恋愛が必要だと思ったことはない。逆になんで皆さんが欲しがっているのか教えて欲しい。そんなに恋愛とか大事なのかなっていう感じ」と話すライターの中垣内麻衣子さん(28)だ。「支え合いがって言うけど、そんなに支えが必要な場面、ありますか?関係を維持するのに毎週とか2週間に1回とかのペースで会うのって、ちょっと面倒くさいなと思っちゃう。いや~時間に余裕があるのかな、暇なのかなって思う」。 コラムの配信先・Yahoo!ニュースのコメント欄には、1000件近くの意見が寄せられ、理解できないという意見に混じって、
昨年、日本政府は成長戦略の一環として労働関連法の改正案を閣議決定しました。「女性、非正規社員、高齢者がもっと働きやすい社会に」と言えば聞こえはいいですが、長時間働いても残業代などの手当が払われなくなるのではないかと危惧されており、さまざまな方面から非難の声が上がっています。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは、政府は国民が幸せになれる手段を真剣に考えるべきだと強く非難し、独自の制度を提案しています。 人口、5年間で94万人減少の衝撃。どうすればいいのか? 2015年度の国勢調査で、「日本の人口が急激に減少している」ことが明らかになりました。 <国勢調査>総人口1億2,711万47人、初の減少くっきり 毎日新聞 2月26日(金)9時45分配信 ◇15年速報値 39道府県で人口減、福島県は過去最大 高市早苗総務相は26日午前の閣議で、昨年10月に実施した2015年簡易
アメリカで、「インセル」と呼ばれる一部の「非モテ」が過激化し、テロ事件を起こして社会問題となっている。興味深いのは、そんな彼らのなかにはトランプ支持者が多いということ。彼らのコンプレックスに満ちたメンタルや、「インセル 」という集団の由来を注意深く探っていくと、トランプを生んだアメリカという国の一側面が浮かび上がってくる。 続発する非モテたちの犯罪 今年の4月、カナダ・トロントの路上で、レンタカーが通行人に突っ込み、10名を殺害して多くに重軽傷を負わせるという事件が起こった。死者の多くは女性だった。 この種の攻撃からは、どうしてもイスラム過激派によるテロを想起してしまうわけだが、犯人は25歳のアレック・ミナッシアンという白人男性で、イスラム教との接点はおろか前科すらない人間だった。 しかし驚くべきことに、彼はある種の過激思想によって突き動かされた、まごうことなきテロリストだったのである。問
【ジュネーブ時事】国際労働機関(ILO)は年次総会最終日となる8日、セクハラや暴力など、職場での迷惑行為を禁止する初の国際条約制定を求めた委員会報告を採択した。 与野党から批判相次ぐ=麻生氏「セクハラ罪ない」に 性的被害を告発する「#MeToo」運動が広がる中、拘束力のある条約を目指す方針で一致し、各国のセクハラ対策を後押しする。 ただ、「労働者」として保護すべき対象の範囲などについて各国で折り合いがついておらず、条約案の詳細は来年の総会での採択に持ち越された。 関係筋によると、日本政府は条約制定にはおおむね賛成なものの、実際に批准できるよう、各国の実態に即した内容とすべきだと主張している。 委員会報告は、通勤時や休憩中も含めた業務中に「身体的、心理的、性的、経済的に損害を与える」恐れのある行為を「絶対に許容しない」ことや、予防措置の導入を提言。求職者や被解雇者も対象にすべての労働者を保護
結婚しようとする日本人カップルは、婚姻届でどちらの姓を選ぶのか記入しなければならない。日本では民法750条によって夫婦が同姓となることが義務づけられているからだ。当たり前のように思える夫婦同姓だが、世界では日本だけとなり、国連からは何度も是正勧告が出されている。 これに対し、選択制夫婦別姓の実現を目指す動きが今年に入って活発化している。1月には、ソフトウェア企業「サイボウズ」の社長、青野慶久氏ら4人が戸籍法上の問題を指摘して、東京地裁に提訴。5月にも、事実婚をしている7人が、別姓の婚姻届が受理されないのは「信条」の差別にあたるとして、東京地裁と立川支部、広島地裁の3カ所で同時に提訴した。こうした訴訟の原告は、いずれも自らの姓を選びたいと願っている人たちだ。 原告の1人、青野氏は2001年に法律婚をした際、妻の姓を選び、仕事では旧姓の「青野」を使用してきた。しかし、証券口座の名字を変えたこと
これがリアルな数字だ 日本人が絶滅する。SF映画に出てきそうなアオリが、現実になりうる日が来てしまった。アンケート調査で「20代男性のうち4割が童貞」だと発表したのだ。 日本人が人口を維持するためには、夫婦が2~3人以上の子どもを産まねばならない。生殖活動の主な担い手となる若い男性の4割が童貞という事実は、ゴシップ誌の笑いにとどまらない人口問題である。 しかし筆者がこの統計を40代以上の男性へ見せても、信じてもらえないことの方が多い。「どうせ適当な街頭調査でしょ?」「そんなバカな、若い男なんていくらでもがっくもんだよ」と。 しかしこの調査はコンドームを製造販売する相模ゴム工業が男女1万4千人と、この手の調査サンプル数としては異例の数を対象にしたものだ。コンドーム会社にとって男性の童貞率増加は売上低下へ直撃するからこそ、れっきとした重要かつ真面目なデータなのである。 そして事実、日本のコンド
トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち 吉川徹 著 Tweet 2018年5月20日 ◆属性が固定する格差 [評者]橋本健二=早稲田大教授 「格差社会」は平成日本で最大の流行語のひとつだが、それ自体は単純な言葉で、格差の原因や構造については、何も表していない。私は社会のしくみに踏み込んだ、より明確な呼び名を使った方がいいと考え、これまで「階級社会」という言葉を使ってきた。 これに対して本書が提唱するのは「分断社会」である。著者によると、社会が流動化した今日、不安定化した職業や収入より、学歴や世代など、変わることのない基本属性の影響力が強まっている。 多くの格差は大卒と非大卒の学歴の違いと結びついている。雇用は一九七五年以後に生まれた世代で不安定化した。男女の間には大きな格差があ
50歳までに一度も結婚しない人の割合を表す「生涯未婚率」が上昇し続けています。最新の2015年は男性が23.4%、女性が14.1%でした。1980年と比べて男性の未婚者の割合は約10倍、女性が3倍に膨らんでいます。 上昇のきっかけの一つは86年に施行された男女雇用機会均等法だといわれています。男女の採用差別が禁じられたことで賃金格差が縮まり、男性に頼らず自立できる女性が増えたのです。 最近目立つのは男性の未婚率が急上昇していることです。5年ごとの国勢調査を基に計算される生涯未婚率は、85年までは女性が男性を上回っていました。これが90年に逆転、今は男性が女性を約10ポイントも上回っています。 バブル崩壊後、不安定な非正規雇用に就く男性が増えました。経済的な安定が得にくくなり、結婚をためらう人が増えたというのが一般的な説明です。しかし経済的な事情が背景であるなら、男女とも同じように未婚
そもそも、実は日本人の幸福度自体が高くありません。アメリカのシンクタンク、ピュー・リサーチセンターが2014年に世界43カ国を対象とした調査によると、日本の幸福度は43点です。ちなみに、アメリカは65点、ドイツは60点であり、先進国の中では最下位のグループに位置しています。アジアの中でも中国やインドネシア、韓国よりも下です。全体的に、GDPの高さと幸福度とは正の相関にありますが、唯一日本だけがGDPが高いのに幸せを感じられない特殊な国となっています。今年3月に発表された国連の「世界幸福度報告書2017」でも、日本は155カ国中51位と決して高くはありませんでした。 日本人の幸福度が低い要因は、謙虚な国民性、メリットよりリスクを考える慎重さ、周囲との和を尊重する協調主義的な気質などいろいろと考えられますが、そもそも絶対的な幸福の尺度は存在しないため、その定義自体が難しい。これらの調査も、基本
復職した女性たちは、みんな疲れ切っている 浜田敬子氏(以下、浜田):働き方改革というときに、まずは女性が働きやすくなるように、と捉えられてきました。それがなにを生んだのかといえば、「女性が働きやすくするために」と言った結果、「家事も育児も女性の役割」と、家庭内の役割分担が固定化してしまったなと思います。 今では「男性も女性も含めた働き方改革をしないといけないよね」と、議論が段階を追って進んできたなと思っています。 一番改革が進んでいないのが、この「男性の家庭進出」というところです。会社の中だけで一生懸命働き方を改革をしても、結局は家に帰った時にちゃんと家事育児の分担ができていないと、女性だけがこの制度を使って早く帰って家事も育児もやらなければいけないということが今起きていると思います。 多くの企業で、とくに両立制度が進んでいる企業では、復職率100パーセントってみなさんおっしゃいます。その
50歳前後の結婚「アラフィフ婚」がじわりじわりと増えている。出産育児を想定せず、男女とも余生を見据えているのが特徴だ。 雇用均等法第一世代やバブル世代に当たるこの年代は、育児と仕事の両立が今よりずっと困難で、寿退社や女性の年齢=クリスマスケーキ論がまかり通った時代を生きてきた。仕事や介護が背景にあったり、何となくだったり、独り身だった理由はそれぞれだが、後半の人生を共にするパートナーを見つけ、歩み始めている。(ライター・滝川麻衣子) ●きっかけは入院 今年の1月に入籍した藤本香さん(49)=仮名=が結婚を本気で考えたのは、子宮筋腫の発覚がきっかけだった。アパレル業界で長年働く藤本さんは、柔らかな声が印象的な鈴木京香似の美人だ。 病気が見つかるまでは、現場の教育係として全国を飛び回る日々を過ごしてきた。しかし、手術と療養のために1カ月の休職をすると、立ち止まらないわけにはいかなかった
「夫婦にはさまざまな“幸せの形”」がある。そう語るのは、Facebookで「子どものいない人生を考える会」を運営する朝生容子(あそうようこ)氏だ。キャリアコンサルタントとして、さまざまな子どものいない夫婦の悩みに答えてきた傍ら、自身も不妊治療経験があり、結果として子どものいない人生を歩んでいる。今回は、子どもがいない夫婦のリアルについて、朝生氏にお話を伺う。 【動画で解説】6組に1組が悩む「不妊」 卵子の残存数予測と不妊治療が可能な“残り時間” 「『子どもを持つべきだ』と考える夫婦が減っているのは事実です(※1)。子どもがいても2人目はためらうという人も多い。その理由は晩婚化が進んだため、高齢出産を避けたいというものが第一にあげられます。また、夫婦が自分のライフスタイルを重視するようになり、結果として子どものいる生活を選ばなかったという例も増えているように思います」(朝生氏、以下同) (
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