ソーシャルゲームは「つながりをお金で購入するしくみ」という指摘に触発され、ある新興宗教では団体内のポジションを決めるのに「テストと偏差値」が用いられ、それが若者にとって馴染みのある価値創成システムだったことから共感を呼んで信者を増やした…という話を思い出しました。ようするに「3000円の釣り竿」を購入してまでゲームで優位性を保ちたいということと、新興宗教に帰依してお金を払い、偏差値を上げて高いポジションに昇り詰めていくことに類似点があるのでは…と思ったわけでした。また、「第三者に評価して欲しい」という心理はどこから来るのかについても、考えてみました。ソーシャルゲームにハマる人が増えている中、新興宗教は信者を増やしているのだろうか? あるいは、ソーシャルゲームは新興宗教を代替しているのか? そのあたりにも興味を惹かれています。