地下鉄サリン事件から15年。献花する鳩山首相=東京メトロ霞ケ関駅事務所で2010年3月20日午前8時30分(代表撮影) 地下鉄サリン事件から15年。献花し、手を合わせる遺族の高橋シズヱさん=東京メトロ霞ケ関駅事務所で2010年3月20日午前8時50分(代表撮影) 95年に起きた地下鉄サリン事件から、20日で15年を迎えた。犠牲者が出た東京メトロ6駅では同日朝、慰霊の行事が開かれ、遺族らが献花台に花を手向けた。東京都千代田区の霞ケ関駅では、鳩山由紀夫首相ら与党幹部も手を合わせ、事件の再発防止を誓った。 霞ケ関駅では、事件発生とほぼ同時刻の午前8時、駅員23人が黙とうをささげた。事件当日、本社で被害情報の収集に当たったという高根沢新治・霞ケ関駅務管区長(55)は「当時、体が震える思いをした。事件を風化させることなく、危機意識を持ってお客様の安全を守ろうと社員に伝えている」と語った。 献花台には