四六判並製 本体価格:2400円 2012年1月全巻完結! 分断社会・格差社会と言われ、多くの人が「閉塞感」や「生きづらさ」を感じながら生きている。「世の中いったいどうなっているんだ?」「私の生き方、これでいいんだろうか?」 人びとの心には、生活の原点を見つめ直し、深く広く考えてみたいという欲求が確実に芽生えている。 今それに対して、政治学はどう応えることができるのか。 編集代表:齋藤純一・杉田敦 編集委員:岡野八代・宮本太郎・齋藤純一・宇野重規・田村哲樹・ 川崎修・杉田敦・押村高 シリーズ〈政治の発見〉について この一〇年ほどの間に、いわゆる新自由主義の思想に沿った政策がひき起こした貧困や格差の実態が明らかになり、また近年の「リーマン・ショック」に発する金融・経済の危機は、市場中心の考え方が正しいのかどうかに大きな疑問を投げかけている。教育、労働、健康・医療など生活のさまざまな場面で、「
2010年08月14日 ある活動家と話して考えたこと 過日、首都の夜も更けた某労組の事務所、「愚かなクソ右翼を言論で変えることはできる否か」てな話を呑みながらしていた。 活動家某さんは迷いなく断ずる。「できやしない」、でも「面と向かって間違っているというしかない」と。 その某さんは、ある人間を「間違っている」と断ずるに際しては、「他者を手段にしてはならない」というカント的倫理のようなもので万事を割り切っているようだ。ある意味で彼はどんなクソ右翼であっても一個の成熟・自立した主体としてみなしていて、その主体たる人間が下した選択を批判ないし攻撃するということ以外に興味を示さない。世界はそのような自立した主体によって構成されている「かのように」みなすべきだというのは、我々の具体的な実践を規制する倫理としてはなかなか有効で反論しがたいものなのかもしれない。 さて、世の中には、人を思い切り搾取しての
最近別ブログ *minx* のほうで関わった論争に関連して、差別についてのわたしの基本的な考えを明らかにしておく必要があると思ったので簡単にまとめてみます。ていうか、以下に書くことはほとんど以前某掲示板で書いたことの再掲なので、お馴染みの読者もいるはず。ただし、最近の論争もそうなのだけれど、差別について議論する際に常にわたしがここで書く通りの意味で「差別」という言葉を使っているわけではない(相手がある議論では、相手に定義を合わせることもある)ので、そのあたりは分かってね。 まず差別という語を goo を通して『大辞林』で調べてみると以下のように書いてあった。 (1)ある基準に基づいて、差をつけて区別すること。扱いに違いをつけること。また、その違い。 「いづれを択ぶとも、さしたる—なし/十和田湖(桂月)」 (2)偏見や先入観などをもとに、特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること。また
「差別表現」あるいは「差別語」をめぐる問題は、近年マスコミでも大きく取り上げられ、様々な立場の論者によって活発な議論がくりひろげられてきました。とくに、筒井康隆氏の小説「無人警察」については、筒井氏の「断筆宣言」をきっかけに議論が沸騰し、非常に多くの人が意見を表明しています。 しかし、これまでの議論の多くは、(差別)表現の規制の是非やその方法、差別への抗議のありかたやマスコミの対応など、どちらかと言えば二次的な問題に終始し、発端となった小説そのものの評価は十分行われてこなかったように思えます(1)。 このように具体的な表現内容についての議論が充分に展開されなかった原因は、「無人警察」における表現の意図と、その小説が差別表現であるか否かが切り離されてしまったことにあると思います。差別であると告発された表現が小説の主題とどのように関っているかは、まったくと言っていいほど論じられてきませんでした
【ダラムサラ(インド北部)栗田慎一】ノーベル平和賞受賞者で、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(74)は6月の訪日を前に、亡命政府のあるダラムサラで毎日新聞と会見した。自殺者が12年連続で年間3万人を超える日本。ダライ・ラマは「周囲に頼っても何ら問題ではない」「拝金主義から脱し、隣人が苦しんでいる時こそ救いの手を」と語り、病める日本社会にメッセージを発した。 長引く不況に伴うリストラや借金苦、学校や職場でのいじめ……。自ら命を絶つ人のほか、心を病む人も多い。そして、悲しみは周囲に広がる。「日本は経済成長で(人々の心は)限界に直面し、今では経済の分野でも世界規模の危機の中で苦しんでいる」と案じる一方、「現代社会は人間への慈しみや愛が欠けている」と説いた。 自殺を減らす方策はあるのか。ダライ・ラマは「祈りだけで問題は解決しない」と断言し「次世代のために内なる価値観を重視する教育システム
「感情の制禦について深い関係があるユダヤ哲学についての宮台ツイートのまとめ」(宮台真司:みやだい・しんじ) http://www.miyadai.com/index.php?itemid=869 わたくしは いつも激高し、泣いて、こぶしを にぎりしめている。 感情的になってるって? ああ、そうなんだよ。よくぞ わかってくれた。ありがとう。 わたくしの ほほに すいてきを みたら、こうずいだと おもってくれ。わたくしが ほほえんでいたら、なくことさえできない くやしさを おもってくれ。わたくしが おこっているように みえたら、そう、わたくしは おこっているのだ。 ぎゃー! いかりよ。わたくしを みちびいておくれ。正義へと。いかりよ。わたくしを みすてないでおくれ。ここにいてくれ。やくそくする。わたくしは、きみを 否認することはしない。 「ツイッターをプログにまとめろという要求がツイートされま
岩波新書に入っているサルトルの『ユダヤ人』は、1956年出版ですが、原書の出版は1946年です(ただしこの本第一部は1945年に雑誌に発表され、さらにその一部は1944年にすでに書かれていたようです)。というわけで、げんざい、このサルトルの文章が書かれてから65年ほどたったことになります。とうぜん、時代がおおきく変わっているので、古くなっている……はずなのですが、とても60年以上前に書かれたとは思えない部分も多いです。というわけで、この本をすこし読んで見ようと思います。 ちなみに、サルトルのこの本は、とても評判が悪い本というめんもあって、私が知るかぎり、現代思想(別名ポスト・サルトル主義)系の人からはたいてい「ダメ本」あつかいされています。反ユダヤ主義研究が専門のうちだ・たつる氏も、『私家版・ユダヤ文化論』という新書でたしか、この本については「どこがダメか」というところだけ書いていました。
22日(月)午後3:15〜<総合> 24日(水)午前2:30〜(火曜深夜)<BS2>で再放送予定です。 ニュースや特別番組等の影響で、放送時間変更や休止の場合もございます。ご了承ください。 @@FILE074(2009年6月9日放送分)のアンコール放送!@@ 福島智(障害学) 目が見えず、耳が聞こえない東大教授・福島智。爆笑問題の二人は、当初一体どうやってコミュニケーションをとればいいのか戸惑っていたが、やがて福島と徹底的に議論を繰り広げるようになる。テーマは「障害とは何か」「生きる意味」や「人間の価値とは何か」。 福島は9歳で失明、18歳で聴覚を失った。光も音もない世界で、孤独と絶望にさいなまれてきた。その後、指先を点字タイプライターのキーに見立てて打つ、“指点字”という方法を母とともに考案、他者とのコミュニケーションを取りもどし社会とつながっている。 福島の専門は「障害学」。
"S/N" Dumb type より ************** 大阪 第5回長居公園大輪まつり 「ちゃぶ台とか、どうよ?!」 5月17日(土) 12:00~18:00 18日(日) 10:00~16:00 場所:長居公園自由広場(テント村のあった向かいの広場) アクセス:地下鉄御堂筋線長居駅3番出口すぐ 公式サイト:http://binbomayday.hp.infoseek.co.jp/ 連絡先:090-1953-0886(中桐) nagaipark_tentvilla(あっと)yahoo.co.jp 【P8(貧困者末端会議)は18日13:00からの予定です】 (以下) 釜ヶ崎の伊東さんからテント村に速達でこの便りが届けられたのは、2007年2月5日の強制排除の二日前のことでした。伊東さんは、その前年の9月27日に、大阪府警によって4人の仲間とともに不当逮捕されており、大阪拘置所に在
はてなブックマーク - 台湾女性議員を告訴へ 靖国神社で過激デモ:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト) この件については右派からの高金素梅氏に対する誹謗が出てくるのは当然として、「抗議するのはいいけどやり方がね」という“良識的”な反応が予想される。だが同じ論法が例えば在特会についても使われたことに留意しなければならない。植民地主義の残滓(しかし本当に残滓と言ってよいのか?)に対する抗議と排外主義とを等価なものとしてしまうような観点は断固として拒否しなければならない。 ある種の議論においては、多様な見解が存在すること自体に価値を認めることができる。そのような議論において各論者はもちろん自説の正当性をアピールし支持者を増やすことを目指すだろうが、異論の持ち主がいなくなることを目指すわけではない。例えば、私は新自由主義者がこの世からいなくなることを望まない。しかし差別や排外主義や歴史修
2009年11月18日水曜日 (挙手)アナーキズムが「アナーキズム」として運用される限り革命は起きないと思います。(着席) 今回は自分の生活のことだけじゃなくて周りのスクウォッターたちをひそかに観察して考えたことを書いてみます。いつもより一般的な現代の英国におけるスクワット論、みたいな〜 ////////////// つい最近「白鯨コレクティブ」は分裂して、何人かは別のスクワットに移った。分裂とは言うものの別にケンカしたわけじゃなくて、今のスクワットが手狭なのとか取り壊しが近づいてるのとか色々それなりの理由はあるんだけども、感情の上でのすれ違いがあるのも事実。 スクワットの人間関係はまるでアメーバのように、(別のスクワット集団と)くっついたり離れたりする。上映会とかデモとかパーティーで知り合って気が合えば一緒に住もうぜ、ってなるし住んでみてこいつらとは一緒に住めん、ってなれば別んとこに移る
昨日大阪集会がおわった。 全部で60名ほど。 かなり密度の濃い集会だった。 こうして、介助者たちが自分たちの立場から自分たちの経歴や気持ちや思いを語るということ。 それは、この社会の中で一人の人として生きていくという意志を示す上で、とても重要なことだと思う。 そういう作業なくして、障害者問題を健全者問題として受け止めていくことはできないのではないだろうか? ぼくはなにも障害者抜きに、介助者たちだけが集まってどうこうするということに意義を見出しているわけではない。 また、しばし誤解されるが、介助者の「労働者」としての権利主張を強調することに主眼があるわけではない。 やはり、「労働」以前の、人の自由とか生存・生活などにこだわっていきたい。 そうしたところから、人や社会を見ていきたい。 介助を社会的労働として位置付けること、それを公的介護保障運動はやってきたわけだし、そこにはとても大きな意味があ
私のおすすめはヴィトックスα 色々な増大サプリを比較してみましたが・・・ その中でも私がやっぱりおすすめするのはヴィトックスαですね。 増大サプリ5年連続で1位の販売数で80万個突破 L-シトルリン、L-アルギニンに加え100種類の有効成分 満足度96.5%と支持率が非常に高い これだけの実績を誇っていて、さらに有効成分も申し分のない量を含んでいます。 私も最初、4ヶ月くらい使ったんですが、その時点でペニス増大できましたし違いがはっきりと分かりましたよ。 ペニス増大出来てしかも安心。そういった増大サプリは非常に珍しいと思います。 今ならキャンペーンでかなりお得に手に入れられますので、お試ししてみて下さい。 ヴィトックスαをお得に試してみたい ペニス増大の仕組みを知らないと損をする まずはなぜペニスは増大サプリを飲むと大きくなるのかを知らないといけませんね。ペニス増大のメカニズムは理解してお
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