抗議文と署名を提出する日本軍「慰安婦」問題関西ネットワークの方清子・共同代表(24日午前、大阪市役所で)=吉野拓也撮影 いわゆる従軍慰安婦問題を巡り、元慰安婦で韓国から来日中の金福童さん(87)と吉元玉さん(84)は24日、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長との同日午前の面談予定の中止を決め、支援団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」を通じて市に申し入れた。 同ネットワークによると、2人は「従軍慰安婦を巡る橋下氏の一連の発言を聞いて、会うのが嫌になった」と話しているという。 2人は先月末、同ネットワークを通じて橋下氏への面会を要請し、今月17日に来日した。24日午前11時から、市役所で橋下氏と面会する予定だった。一方、橋下氏は、いわゆる従軍慰安婦問題を巡り、今月13日以降、「当時は必要だった」「世界各国がやっていたことなのに、なぜ日本だけが非難されるのか」などと発言していた。