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文学と書評と政治に関するumetenのブックマーク (11)

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    umeten
    umeten 2013/07/27
    >1920年にロシアで書かれた体制批判であり、かのオーウェル『一九八四年 』に先立ってこの1984年に着目したユートピア小説史に残る傑作として重要な作品。農業と経済と政治をテーマにしたSF
  • 村上春樹と、子どもとのセックス - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    *直接的な性描写があります 村上春樹「1Q84」のBOOK3が飛ぶように売れているようだ。大ベストセラーである。 1Q84 BOOK 3 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 70人 クリック: 2,125回この商品を含むブログ (644件) を見る私は、兼ねてより気になっているのだが、「1Q84」BOOK2には、はっきりと子どもとのセックスの描写がある。成人男性である天吾は、17歳のふかえりにペニスを挿入する。次のような描写である。 そんなできたての小さな性器に、彼の大人のペニスが入るとはとても思えなかった。大きすぎるし、硬すぎる。痛みは大きいはずだ。しかし気がついたとき、彼はすでに隅から隅までふかえりの中に入っていた。抵抗らしい抵抗はなかった。ふあけりはそれを挿入するとき、顔色ひとつ変えなかった。呼吸が少し乱れ、上下する

    村上春樹と、子どもとのセックス - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    umeten
    umeten 2010/05/01
    もしかして我々は二次元に生きているのかもしれない。だからマンガだけが規制されるのだ!!
  • 『日本語は亡びない』 と『日本語が亡びるとき』: 試稿錯誤

    金谷武洋『日語は亡びない』(ちくま新書)が出版されたので中味も見ずに購入した。2008年に出版された『日語が亡びるとき』(水村美苗著、筑摩書房)を批判するために書かれたである。しかし読んで忽ち失望した。まるで批判になっていないからである。批判といえる部分は全八章のうち第一章だけ。しかし、これは全面的に金谷の責任ではあるまい。もともと、批判に足る論点が少ないし、水村の文章もきわめて分かりにくい。金谷さんは持論である日語論(日語に主語はない)をこの書物で再説してお茶を濁している。 『日語が亡びるとき』は出版されてすぐに私は購入した(初版第一刷)。しかし、あまりに著者の独りよがりの発想が多く閉口した。ほとんど投げ出した、といってもいい読み方しかできなかった。このの帯にはこうある: <「「西洋の衝撃」を全身に浴び、豊かな近代文学を生み出した日語が、いま「英語の世紀」の中で「亡びる」

    『日本語は亡びない』 と『日本語が亡びるとき』: 試稿錯誤
  • 必要最低限にしか政治的に正しくないおとぎ話『ハリー・ポッターシリーズ』

    固有名詞のセンスが半端じゃない時点で結構面白いだろうということは確信していたのだが、最近ようやく最終巻まで図書館で借りられるようになってきたので、全部読んだ。 どこかで誰かが「魔法界はアムネスティの調査で100位以下になりそうだ」とか書いているのを見て笑ったおぼえがあるが、確かにそんな感じ。大臣の独断で容疑者を処刑したりしちゃうし。 機会均等の原則はしっかり守ってホグワーツの創設者も2/4は女性。だけど、重要なのはグリフィンドールとスリザリンだけで、ハッフルパフとレイブンクローは空気*1。過去も現在もどこまで行っても最後は男と男の一騎打ち。 「黒人が出てこねーぞ」とかヤンキー*2どもがうるせえのでキングズリーを出してやったぜ。おまけに最後には魔法大臣にしてやんよ。これで文句ねえだろオラ。 チャンだかチョンだかいう東アジア系の女は、キスぐらいなら許してやるけど、すぐ裏切りやがるから恋愛対象と

  •  真昼の暗黒 アーサー・ケストラー - 虚構の皇国

    岩波文庫で今年8月に新訳が出ていた。タイトルはかなり有名ななれど、これまで読む機会がなかった。半日でむさぼるように読了。 革命の英雄であった主人公は、ある日突然逮捕され、尋問され、やがて「人民の敵」として罪を自白し処刑される――その過程をえがいた政治的寓話の傑作。刊行されたのは『1984年』よりも前だったのですね。尋問シーンはオーウェルにも大いに影響を与えていると思うが、大きく違うのは「党/体制」側の人間の描き方。スターリニズムの公式イデオロギーと、〈党〉の論理の語らせかたにリアリズムがあるから、同じイデオロギーと思考法を持つ主人公が、いかに論理的に追い詰められてゆくのかをきちんと描いている。オーウェルのように「この指は何に見える」なんて言わせていない。 茶番劇としての自覚が双方にあり、いかにきれいにゲームを終わらせるか、冷酷無比な政治の論理のなかで、ともにオールド党員である主人公と検

     真昼の暗黒 アーサー・ケストラー - 虚構の皇国
  • ゲゲゲの女房 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ゲゲゲの女房 作者: 武良布枝出版社/メーカー: 実業之日社発売日: 2008/03/07メディア: 単行購入: 14人 クリック: 441回この商品を含むブログ (166件) を見る 内容紹介 著者は、『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親であり、妖怪研究の第一人者としても知られる巨人・水木しげるの夫人である。 赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、「幸福とは何か」を語る現在……結婚以来半世紀、常に水木の傍らに寄り添い、見守ってきた。 著者はなぜ極貧の無名マンガ家と結婚したのか? 伝えられる貧乏生活とはどんなものだったのか? 超有名人のとなって人生はどう変わったのか? 水木のユニークな言動をどう受け止めてきたのか? 自らを「平凡な人間」と語る著者の目に映った異能の天才の真実と、夫と歩んだ自身の激動の人生への思いを率直に綴った、感動の初エッセイ! 来年3月からのNHKの連続テレビ

    ゲゲゲの女房 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2009/07/09
    >この本を読んでいると、そういう「誰かを一生懸命支えるだけの人生」というのも、そんなに悪くないんじゃないかな、という気がしてきます。/だから、NHKが選んだわけだ。そういう価値観が好きな層向けの脚本として
  • 今がその時だ - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

    まだ『憲兵』ネタで引っ張ります。 憲兵〈続〉 (1952年) 作者: 宮崎清隆出版社/メーカー: 富士書房発売日: 1952メディア: ?購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 宮崎清隆の『憲兵』は、世に出るや大きな反響を呼び、続編として出版された『続憲兵』では、その書評や読者からの手紙をまとめ、附記「憲兵始末記」として掲載しています。 当時(昭和27年)の雑誌や新聞では、このが出たことを戦前回帰の危険な風潮ととらえるものが多かったようです。 週刊読売 著者は「東條大将を立派な愛国者だと確信する」人間である。この熱血児の波乱万丈の半生は、読物としてはきわめて興味があるが気をつけて読まぬと恐るべき毒素を含んでいる。 サンデー毎日 すべては正しかったのだ、ただ悪かったのは戦に負けたことなのだ、という考えが、背骨に通っている。おそろしいことではないだろうか。 そし

    今がその時だ - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~
  • 不思議CALL ME - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

    それにしても、宮崎清隆の『憲兵』が面白すぎる。 憲兵 (1955年) (東京選書) 作者: 宮崎清隆出版社/メーカー: 東京ライフ社発売日: 1955メディア: ?この商品を含むブログ (2件) を見る 女スパイとの恋とその悲しい最期なんて、ウソだぁというほかはないし、19人の憲兵隊で300人のゲリラに斬り込んだときなんて、章タイトルが”備前長船血に染めて”ですよ。どこのガンダム28話だよそれ。 機動戦士ガンダム 7 [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2007/09/25メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る そして、終戦を迎えて宮崎憲兵は自決を図るのですが、すんでのところで取り押さえられ、留置場に押し込められます。 心身の疲労によりいつしか眠り込んでしまった宮崎は、ふいに誰かに揺り起こされるのを感じました。 「おい、宮崎、しっ

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  • 英語の圧倒的一人勝ちで、日本語圏には三流以下しか残らなくなるが、人々の生が輝ければそれでいい - 分裂勘違い君劇場

    英語の圧倒的一人勝ちで、日語は衰退してしまうから、国語を守るために、国語の時授業時間を増やし、近代日文学を読み継がせるのに主眼を置くべき」 と主張する「日語が亡びるとき」というを、梅田望夫氏と小飼弾氏が絶賛しているが、こので主張されているのは、 日文化を守るために個々人の人生を犠牲にする、愚劣な教育政策だ。 日語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る 今後、世界中の、あらゆる価値ある知識は英語で生産され、英語で流通する。 インターネットの普及が、その流れをますます加速している。 世界中の知的にパワフルな人々は、ますます母国語よりも英語で読み、英語で書き、 英語で議論しながら、価値ある学術的成果・文化・商品

    英語の圧倒的一人勝ちで、日本語圏には三流以下しか残らなくなるが、人々の生が輝ければそれでいい - 分裂勘違い君劇場
    umeten
    umeten 2008/11/11
    結局、文学ナショナリズムか。前空自幕僚長なら喜んで読むだろうな/こういううさんくささが漂う「書評まがい」だったから叩いたまで。/だが「感動をありがとう」というブクマの方が多かった。そいつらこそが馬鹿だ
  • 笠井潔が、真に望んだこと - 田中幸一

    東浩紀 哲学往復書簡2002 動物化するポストモダン 大澤真幸 自由を考える 9.11以降の現代思想 ポスト・モダニズム 糸井重里 高橋源一郎 柄谷行人 浅田彰 ホランド 水没ピアノ 佐藤友哉 吉隆明 舞城王太郎 西尾維新 SF 法月綸太郎 巽 昌章 千街晶之 探偵小説研究会 清涼院流水 長谷部史親 縄田一男 島田荘司 格ミステリ 綾辻行人 我孫子武丸 有栖川有栖 北村薫 鮎川哲也 京極夏彦 宮部みゆき 怪の会 森博嗣 格ミステリ作家クラブ 三浦雅士 文芸春秋 ミステリ・マスターズ 山田正紀 日推理作家協会賞 中山元・山路龍天 三浦雅士 大塚英志 新保博久 格ミステリ大賞 このミステリーがすごい! 格ミステリ・ベスト10 日冒険作家協会 野崎六助 北米探偵小説論 バイバイ、エンジェル サマー・アポカリプス 薔薇の女 禁じられた遊び 地獄は地獄で洗え…… 国家民営化論 鮎川

    umeten
    umeten 2008/06/22
    笠井潔というのがどんな人かと思ったら、なんだか、変な人らしい。
  • もっとも空疎なネットの代弁者、平野啓一郎―『ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)』書評 (セックスなんてくそくらえ)

    このとてつもなく空疎なについて、何から語り始めるべきか。 僕がこのの存在を知ったのは、(株)はてなの取締役を勤める梅田望夫が、ブログにおける特権階級でありエスタブリッシュメントでありソープランドのお得意会員がごときアルファブロガーおよびその他有名ブロガーたちに、献という形式でをばら撒いたことがきっかけである。正式な発売日前にこのを無料で献されたブロガーたちが嬉々としてこの「ウェブ人間論」という駄作の批評ならぬ感想文をインターネットにアップロードしこれを絶賛している様子を見たとき、僕がの内容を知る前にまず不愉快に思ったのは、ブロゴスフィアが梅田というIT業者の宣伝道具、広報道具と堕している姿であり、ある程度は無償でエントリを書くことに意義を見出すブロガーたち、たとえば小飼弾やfinalventなどといった者たちすらも、かくも簡単に業者のマーケット・ツールとして利用されている様は

    umeten
    umeten 2006/12/19
    >比較的寡作な作家であって、またいわゆるベストセラー作家でもなく、つまり本の売上以外のマーケティングを必要とする人間であるということは特筆すべきポイントである。 あ、なるほどね。
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