『ガッチャマン クラウズ』(GATCHAMAN Crowds) は、日本のテレビアニメである。タツノコプロを代表する『科学忍者隊ガッチャマン』の派生作品の一つ。設定は一新(リブート)され、1972年に放送が開始された初期のテレビシリーズとは、ストーリー上の繋がりはない[1]。第1期が2013年、第2期『ガッチャマン クラウズ インサイト』が2015年に日本テレビで放送されている。また、第2期放送に先立って第0話『Inbound』がHuluで独占配信された[2]。 作品解説 2015年の東京立川市を舞台に、宇宙人から特別な能力を与えられた女子高生が「ガッチャマン」へと変身し、他のメンバーとともに人類を影から守るチームとして活躍する物語[3]。中村監督が体験した東日本大震災の状況から、「SNS」「みんなが当事者」などという要素が取り入れられている[1]。 『ガッチャマン』復活として、『ZIP!
下の画像は世界のSAD(Social Anxiety Disorder:社会不安障害)当事者達の間で今話題になっているアニメの第一話のワンシーン。 主人公の女子高生黒木智子が学校の門を出たところで、先生に「気をつけて帰れヨ」と声をかけられ、硬直。声が出なくなり、挨拶もできなくなり、焦っているシーンである。 日本のアニメであり現在放映中らしいが(オフィシャルページ)、このアニメについて知ったのは私がゆるく繋がっている日本国外のSAD達からの情報だった。 なにしろSADという精神疾患を舞台の中央に置いた初めての漫画であり、大変画期的であると当事者たちに称賛されている。SADに悩む世界の多くの人々がこのアニメを見て「共感した」、「泣いてしまった」とネット上に書いている。 漫画として有名になったのは海外でのことで、いわば逆輸入的に日本でも広まったらしい。 観て思った。この主人公は激しくSADである
前回定点観測を書いたばかりだが、書きながら同時にこれからのアニメ視聴について漠然と考えていたので、アニメ話限定でプライベートな話は書くつもりはなかったのだが、関連はないわけではないので、あえて書こうと思う、自分のための覚え書きの意味もある。 「日常生活とアニメ」という点では、若い人や同じ40代後半の人間にとってであっても、そんなに困らない人もいるだろうが、仕事をしてる人間には視聴時間の確保で多少苦労していると思う。 自分の場合はアニメの本数の多さはすでに割り切っているので、そんなに問題ない。仕事が忙しくなれば一日単位でのアニメ視聴の本数は減るだろうが、後回しにすればほぼ問題ない。リアルタイム視聴するアニメと、後回しにしたアニメはレンタル、ネット配信で遅れて視聴。ただし、老齢の親(母親)と同居しているので、親専用のTV+最近導入したBDレコーダーで、あまり容量を占領しても申し訳ないので、ネッ
映画「うさぎドロップ」から。松山ケンイチの大吉(右)と、芦田愛菜のりん。東京・渋谷シネクイントなどで公開中 2011『うさぎドロップ』製作委員会アニメ「うさぎドロップ」から。大吉(右)とりん。フジテレビ木曜深夜などで放送中 2011『うさぎドロップ』製作委員会 30歳の独身男が突然、幼い女の子を引き取って「育児」をするマンガ「うさぎドロップ」。原作として、アニメに映画に引っ張りだこだ。人気の背景に、いまどきの育児や家庭をめぐる関心があるのか。自身が2児の母である、作者の宇仁田ゆみに聞いた。 ■「元仕事人間」共に成長 女性マンガ誌「フィール・ヤング」(祥伝社)で2005年から連載し、今年完結した。死んだ祖父に6歳の隠し子、りんがいることを知った大吉は、自分の家で2人で暮らすことになる。 りんと出会う前の大吉は恋人もなく、仕事に追われる日々。「女性と子どもが苦手」で、家庭を築くことと無縁
日曜夜といえば「サザエさん」。フジテレビ系の長寿アニメがこの冬、高視聴率にわいている。昨年10月から視聴率が20%を超え続け、今月20日は24%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。特別番組を除く)。ランキング上位を維持しているのだ。 テレビ全盛期の1979年には39.4%という記録がある。寒い冬には夏よりも在宅率が上がり、視聴率は高くなると言われている。それにしても、20%超えが19回も続くのは10年ぶりのことなのだ。 フジテレビの情野誠人プロデューサーによると、2008年のリーマン・ショックが分岐点のようだ。20%超えは08年に7回。それが09年に14回、10年には24回とどんどん増えている。子どもに限らず、男女とも、どの世代も見ているという。 高視聴率の理由はどこにあるのだろう。「内容は昔から変わってませんよ」と制作会社「エイケン」の制作プロデューサー一色弘安さんは言う。家族全員が居
前の記事 Gmail音声通話:狙いはSkypeではなくFacebook 架空世界に執着する人たち:孤独とメディアの心理学 2010年8月27日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer Photo: Flyinace2000/Flickr 孤独な人がテレビを見ると、実際の人間と接するのと同様の感情的な慰めを得られるようだ。Fionnuala Butler氏とCynthia Picketton氏が、『Scientific American』サイトで、以下のような興味深い記事を書いている。 [心理学者はこれまで、実際の対人関係に関して研究を行なってきたが、最近の研究では、研究対象が「疑似社会関係」まで広がってきている。]擬似社会関係とは、われわれがテレビや映画の中の人物もしくはキャラクターに接するうちに形成される、
「専業主婦」で人気?「ゲゲゲの女房」「アリエッティ」(1/2ページ)2010年8月20日16時19分 「ゲゲゲの女房」から。NHK総合などで放送中 「借り暮らしのアリエッティ」から。全国公開中 近年、朝のNHK連続テレビ小説の話題と言えば、視聴率の低空飛行に関するものばかりだった。今放送中の「ゲゲゲの女房」も初回が14.8%と過去最低だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ところが、回を追うにつれ、人気がうなぎ登り。20%を超え、5週連続で1位を走る。 ヒロインは、「ゲゲゲの鬼太郎」などの国民的マンガ家水木しげるの妻。超貧乏暮らしに始まる夫婦のサクセスストーリーを、右肩上がりの昭和の空気とシンクロさせながら、丁寧に描いている。 人気の要因はいろいろ挙げられる。放送時間の15分繰り上げ、夫婦を演じる松下奈緒と向井理の清新さ、山本むつみの繊細な脚本……。 そしてもう一つ思い当たる要因がある。そ
まず『サマーウォーズ』というアニメ映画に関しては、こういった正当な感想がネット上に多々アップされているということを前提に話を進める。 アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生のベテラン日記 (*´Д`)=з「サマーウォーズ」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール メシウマの無い物語『サマーウォーズ』 - くりごはんが嫌い CinemaScape/Comment: サマーウォーズ シナリオがメチャクチャ。本年ワースト級の駄作 『サマーウォーズ』 これ誰が褒めてるの? (2009/日本 監督:細田守) 1953ColdSummer 他にも読むべき感想はあるのだが、すべてを羅列していると日が暮れるので(もう暮れているけど)、以上の感想が『サマーウォーズ』というアニメ映画の本質を分かりやすくダイレクトに伝えているものとして提示した。 『サマーウォーズ』は、普段アニメしか観ない
※2010年8月24日補記:本記事は当ダイアリーのものとしては珍しく、大きな反響を呼びました。Webで公開して「これほど多くの人に見られるとは思わなかった」という言い訳をしても通用しないとはもちろん考えていますが、実際そう考えがちになってしまうのは事実です。そのあたりの脇の甘さはご勘弁いただくとして、以下のように反省しましたのでご覧ください。 「もふもふウサギ」エントリの落ち穂拾い(暫定版) 日を改めて、本記事の改題と改稿も行う予定です(なお記事の「削除」は行ないません)。 - 以下本文 - つい先日、動画投稿サイトYouTubeに以下のようなアニメ作品が投稿された。 戦争漫画家として有名な小林源文氏の作品を3DCGアニメ化した"Cat Shit One - THE ANIMATED SERIES"だ。 簡単にあらすじをいうと、「G.I.っぽい民間特殊部隊員のウサギ二匹が、アラブのテロリス
擬人化された動物が現実感ある描写で戦争を行うマンガ、小林源文『Cat Shit One』。それを3DCGアニメ化した短編映画が全編YOUTUBEで無料公開されている。映画館等では3Dで上映するという話だから、あくまで劇場で展開される映像をあらかじめ公開し、期待感を煽るCMとして見るべきだろう。上映時間の短さから見ても、あくまで技術的なトライアルと考えるべきなのかもしれない。 実際、映像の質こそ日本国内制作では最上に近いが、内容に特筆できるような独自性はなく、物語の先を知ったからといって感動が薄れることはないだろう。主人公達は圧倒的な物量差をものともせず、会話が通じない敵兵士を倒していき、危機におちいっても助けが入って切り抜ける*1。映画『ウインドトーカーズ』*2の拳銃無双すら凌駕しており、B級アクション映画ほどのサスペンス性すらなく、シューティングゲームのデモを見ているような気分だ。 Yo
昨日『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に関する記事のコピーを入手した。前回の原稿で「どうして当時、あんなに戸惑ったのか」について書くと予告したが、その前に、この記事に触れておく。「キネマ旬報」1987年3月下旬号に掲載された対談記事「山賀博之VS宮崎駿 現実からはみ出した部分で 何か新しいものが見えるとき」だ。ちなみに、宮崎駿は『王立宇宙軍』の企画成立に、ほんの少しだけ関わっている。 まず、対談の冒頭部分を引用しよう。 宮崎 「オネアミスの翼」を見て、よくやったと思って感心したの、俺。はったりとかカッコつけみたいなものが感じられなくて、正直につくってるなと、とても気持ちよかった。 山賀 ありがとうございます。 宮崎 内容については、ものすごく感心した所と、これでいいのかという部分があるけれど、この映画が、若い同業者の諸君に、非常に大きな刺激になると思ったんです。賛否両論、激しく分かれるかと思う
佐藤竜雄 @seitenhyohyo ちょうど15年前の今頃、オレは代々木にあるタックへ行こうと地下鉄へ。しかし、地下鉄には乗る事が出来なかった。新高円寺駅には封鎖のテープが引かれ、路上には数人の人がうずくまって救急車を待っていました。何が何だかわからずオレはJRへ。スタジオに着き、オレは事の真意をニュースで知った。 2010-03-20 11:16:01 佐藤竜雄 @seitenhyohyo 人が大勢集まるところに毒ガスをまく。あまりに酷い事件だった。ひょっとしたら自分も巻き込まれていたかもしれないと思うと震えが来た。しかしその一方で我が身の幸運に感謝した。それからまもなく、放送局から驚きの一報が来る事になる。 2010-03-20 11:20:22 佐藤竜雄 @seitenhyohyo 翌日の番組のアフレコを中止する、というのだ。その話数は秘密兵器の入った(とされる)カプセルが隠された
セカイ系とはポストエヴァンゲリオン症候群のことだ、と言ったのは宇野常寛であり、そもそもぷるにえブックマークで提唱された時から、セカイ系とはエヴァ以降の、という問題意識がその根底に据えられていた概念だったはずだ。 超然主義的セカイ系論は、まずもって多様な方向の模索されたポストエヴァ的想像力*1が三大セカイ系*2的セカイ系へと収斂していく過程*3のダイナミズムを捨象してしまっており、セカイ系が本来持っていた最も美味しい部分を失った、絞りかすだけを問題にする退廃的な態度であり、従って、ポストエヴァ性という時代的・文脈的制約を外したセカイ系論はすべて無価値であると言ってそう大きな取りこぼしはない。 このような切断を積極的に進めた笠井潔が一方で有栖川有栖のパズラー超然論を批判し大量死/大量生理論に拘って見せた、時代的・文脈的制約をこそ重視して見せたのは解せないのだが、バズワードをきっちり自分の守備範
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