米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響克服に向けFRBは「向こう数カ月」に新たな措置を打ち出す必要があるとの考えを示した。ワシントンのFRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis) [1日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響克服に向けFRBは「向こう数カ月」に新たな措置を打ち出し、先週発表した雇用最大化と物価目標柔軟化に向けた新戦略の実現を図る必要があるとの考えを示した。 FRBは8月27日に発表した新戦略の下、インフレ率が「一時的に」2%を上回ることを容認し、長期的に平均2%の目標達成を目指すほか、最大雇用の確保を図ると表明。パウエル議長は講演で、低インフレ期間を相殺するため、インフレ率が2%を超える期間を容認し、インフレ率が長期的に平均2%となるよう