新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 や 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 河出書房新社より 河出新書『一億三千万人のための『論語』教室』の全文無料公開を開始いたします。生きていく上でのあらゆる問いに答えてくれる『論語』を、約20年の歳月をかけ、高橋源一郎さんがかつてないほど分かりやすく、そして面白く翻訳して下さいました。 私たちはいま、大きな災厄に見舞われています。こんな時だからこそ、長い間読み継がれてきたベストセラーであり、生きるための知恵が詰まった『論語』を読んで、日々の糧にしていただきたいとの思いから、高橋源一郎さんとご相談の上、全文を無料公開することといたしました(「訓読」部分についても、宮崎市定氏の著作権継承者の
教え子に性同一性障害の女子学生がいた。その頃にはまだ、性的少数者を、それぞれの頭文字でつないだ、「LGBT」(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル=両性愛者、トランスジェンダー=性別越境者)ということばがあることを、わたしは知らなかった。 彼女は内心の性である「男性」へ変わることを決意したが、それ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
これから書く文章の中には、読者のみなさんにとって、不愉快に感じられる箇所があるかもしれない。そのことをお許し願いたい。 わたしは大学を卒業していない。入学したが、わけあって大学を離れた。親や友人との交際も絶って、肉体労働をしながら、小さな小さな世界で生きた20代だった。 20代の終わり頃、腰を痛め、肉体労働もできなくなった。妻子とも別れ、養育費を送る身だったのに、金を稼ぐ術を失った。おまけに、ひどいギャンブル依存症になっていた。つてをたどり、やれる仕事は、他人にはいえないようなものでもやった。その一つが「女衒(ぜげん)」だった。簡単にいうなら、売春の斡旋である。 インターネットなどなかったから、三流夕刊紙に、内容をほのめかした広告を出す。男たちが電話をかけてきて、その男たちに女の子を紹介する。そんな、ヤクザがやっている商売の一番下っぱの仕事をした。わたしは、もっぱら新大久保のラブホテルに女
週プレNEWS TOPニュース政治・国際高橋源一郎が探し続ける答えとは… 「民主主義と真剣に向き合ってみたら、この国にそもそも存在しなかった」 「ペシミズムに陥って悲しむ必要はない。むしろ民主主義がないことに気がついてよかった」と指摘する高橋氏 東日本大震災と福島の原発事故に見舞われた3・11以来、この国の姿は大きく変わり、突如として目の前に現れた多くの「問題」を前に様々な言説が今も飛び交い続けている…。 そうした「言葉」たちに耳を澄ませながら、ともすれば「絶望」に陥(おちい)りそうな重い現実の中にわずかな希望の光を感じさせてくれるのが、『朝日新聞』に連載中の作家、高橋源一郎氏のコラム「論壇時評」だ。 くしくも震災の翌月から連載が始まり、今年3月までの48回分が『ぼくらの民主主義なんだぜ』としてまとめられた。このコラムを通じて高橋氏は何を感じ、今の日本をどう見つめているのか、直撃した。 ―
たかはし・げんいちろう 1951年1月1日、広島県尾道市生まれ。作家、評論家、明治学院大学教授。81年に「さようなら、ギャングたち」でデビュー。「優雅で感傷的な日本野球」で第1回三島由紀夫賞、「日本文学盛衰史」で第13回伊藤整文学賞、「さよならクリストファー・ロビン」で第48回谷崎潤一郎賞を受賞。「一億三千万人のための小説教室」「ニッポンの小説 百年の孤独」「恋する原発」「国民のコトバ」「弱さの思想 たそがれを抱きしめる」(辻信一との共著)など著作多数。近著に「還暦からの電脳事始」(毎日新聞社)。=写真は竹内紀臣撮影 弱い者や声の届きにくい者が虐げられる、という日本の生きづらさを克服するには、いったいどうすればいいのか。水俣や福島では、いまだにその構図が色濃く残っている。胎児性・小児性水俣病患者の今の生活ぶりを伝えた企画「『のさり』と生きる 水俣」を9月16〜20日に5回連載で掲載したが、
Hal Tasaki @Hal_Tasaki 愛読した「さようなら、ギャングたち」を再読したくなり古本を買った。懐かしい。でもじっくり読むのは後だ。栞にする紙片をさがすと机の上に名刺が数枚。名刺を栞にしては失礼だろうと思いつつ、偶然手にした一枚をみる。ああ、この人の名刺ならちょうどいい・・ @hashimoto_tokyo 2013-02-13 18:33:23
1951年広島生まれ。81年「さようなら、ギャングたち」が群像新人長篇小説賞優秀作 に。 88年『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社)で第一回三島由紀夫賞を、 2002年『日本文学盛衰史』(講談社)で伊藤整文学賞を受賞。 » プロフィール詳細 » コラム一覧 2012-01-15 号 #208 新 し い 年 に 2011-10-17 号 #207 絶 望 の 国 の 幸 福 な 若 者 た ち 2011-09-17 号 #206 愚 か し さ に つ い て 2011-09-04 号 #205 相 田 み つ を が 悪 い ん じ ゃ な い の だ が 2011-07-09 号 #204 「 節 電 」 の 行 方 2011-06-20 号 #203 知 っ て る つ も り 2011-06-05 号 #202 子 ど も に お 金 を 使 わ せ る 遊 び 2011-0
1月14日日曜日に開催された講演会に(珍しく)行って来ました。私にとって高橋さんは一連の日本文士パロの人、望月さんは『ドストエフスキーの詩学』の訳者さんという認識で、こりゃあ行かない訳にはいかんだろう、ということでお邪魔しました。教室には80名ほどの聴衆。 ■高橋源一郎パート 「日本の現代小説は世界一」 しょっぱなから、この講演が早稲田大学文学研究会の中でプレゼンを勝ち抜いて決定したということに「厳正なプレゼンでの審査というのは文学的ではないですね」とか、「僕は〈テクスト〉という言葉が嫌いなんです」とか飛ばしまくりの高橋源一郎さんの1時間程度の語りをまとめました。 ◆ さっそく『百年の孤独 ニッポンの小説』の話に。「文学界」で連載している18回分がまとまっているパート1は「ニッポン近代文学100年の孤独」がテーマということ。あと3年、パート3まである。 「小説について語る」ということの特殊
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