タグ

ブックマーク / www.technologyreview.jp (15)

  • メタ、人間のように交渉できるゲームプレイAI「キケロ」を開発

    メタは、戦略ボードゲーム「ディプロマシー」で人間のプレイヤーに勝てるAI「キケロ(Cicero)」を開発した。プレイヤー同士の交渉が重要となる同ゲームで人間に勝つAIを作成することは、現実の複雑な問題に対処できるAIを実現する一歩になるかもしれない。 by Rhiannon Williams2022.11.25 2 9 メタ(Meta)は、ボードゲーム「ディプロマシー」のオンライン版で、人間に勝てる人工知能AI)を開発した。ディプロマシーは、7人のプレイヤーが地図上で駒を動かしてヨーロッパの支配権を競い合う人気戦略ゲームだ。チェスや囲碁などこれまでAIがマスターしてきたボードゲームとは異なり、ディプロマシーでは、プレイヤー同士が話し合って、同盟を結んだり戦術を交渉したり、相手のはったりを見破ったりすることが求められる。 「キケロ(Cicero)」と呼ばれるこのAIは、40回のオンラインゲ

    メタ、人間のように交渉できるゲームプレイAI「キケロ」を開発
    Nean
    Nean 2022/11/25
  • あなたが大統領選のデマ拡散者になるのを防ぐ7つのアドバイス

    今回の大統領選挙をめぐっては、かつてないほどの量のデマや誤情報がネットに流され、人々に害をおよぼしている。こうしたネット上の危険から身を守り、激動の選挙週間を乗り切るためには、どのように過ごしたらよいだろうか。 by Abby Ohlheiser2020.11.07 85 190 25 2 選挙当日のデマには2つの大きな目的があり、どちらに重点がおかれるかは、当日の流れによって変わってくる。誤情報はまず、有権者を投票所から遠ざけようとする。次に、選挙結果の完全性を損なわせようとする。専門家やレポーターは、ネット上に大量に流れ出る投票関係の噂を追跡・検証し、ご情報を暴こうとする。そうした中で、善意からタイムラインを更新しようとする人々は、情報の真実性や文脈を把握するよりも前に、慌ただしく行き交う不審な動画や主張、急報などを目の当たりにするはずだ。 「Qアノン(QAnon)」に代表される大規模

    あなたが大統領選のデマ拡散者になるのを防ぐ7つのアドバイス
  • NASA探査機、小惑星のサンプル採取に成功も多過ぎて蓋が閉まらず

    NASAの探査機「オサイリス・レックス」は小惑星ベンヌ表面からのサンプル採取に成功した。しかし、予定をはるかに超える量のサンプルを採取したため、採取容器のふたがきちんと閉まらなくなり、採取した物質が宇宙に漏れ出すという事態に見舞われている。 by Neel V. Patel2020.10.26 103 193 21 2 米国航空宇宙局(NASA)は、探査機「オサイリス・レックス(OSIRIS-REx)」が10月20日に実施した小惑星ベンヌ(Bennu)のサンプル採取ミッションで、十分な量の物質を採取したと発表した。実のところ、探査機のサンプル採取容器がいっぱいで、ふたをしっかりと閉じることができず、採取した物質の一部が宇宙へ漏れ出てしまっているという。「容器内の物質があまりにも多いので、現在サンプルが流出している状態です」とNASAのトーマス・ザブーケン科学局長は10月23日に語った。 オ

    NASA探査機、小惑星のサンプル採取に成功も多過ぎて蓋が閉まらず
    Nean
    Nean 2020/10/26
    あらまぁ。蓋が閉まらないまんまでも大気圏再突入に耐えられるのかしらね?
  • グーグルがビデオ会議のイライラを解消、音声の途切れをAIで補完

    対面でのやり取りにビデオ通話を使う人が多くなった現在、接続が途切れ途切れになり、以前にも増してイライラさせられるようになった。そこで、個々の話者の話し方を模倣して発言のスニペット(断片)を生成し、小さな隙間を埋めることで、途切れをスムーズにしてくれる人工知能AI)が登場した。グーグルのチームが開発したこのテクノロジーは現在、同社のビデオ通話アプリ「デュオ(Duo)」で使われている。 オンライン通話中、私たちの声はたくさんの小さな断片に切り刻まれ、パケットと呼ばれるデータブロックの形でインターネット上を通り抜けていく。パケットは多くの場合、相手方にごちゃごちゃになって到着するので、ソフトウェアでそれらを並べ替える必要がある。しかし、まったく届かないパケットもあり、それが原因で会話に不具合や途切れが生じる。これは通話状態がもっともよい時でさえ起こる。グーグルによると、デュオでの通話の99%で

    グーグルがビデオ会議のイライラを解消、音声の途切れをAIで補完
    Nean
    Nean 2020/04/08
  • 新型コロナは世界にどう広がったのか? 遺伝子解析で追跡

    科学者たちは、新型コロナウイルスの遺伝子変異をリアルタイムで追跡している。遺伝情報から、ウイルスの進化の様子や、各国に複数の経路で侵入している事実が明らかになってきた。 by Antonio Regalado2020.03.06 3162 1559 160 15 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がこれまでにない規模で世界的に広がる中、ウイルスの遺伝物質から、感染経路だけでなく、世界での広がり方や封じ込めに失敗した状況が、最終的に分かるかもしれない。 科学界では、ウイルスの感染拡大に伴う遺伝子変異を追跡することで、ほぼリアルタイムで系統樹が作成されている。この系統樹は、感染が国から国へ飛び火する様子を特定するのに役立つという。 ブラジルの科学者たちは、2月下旬に国内初の新型コロナウイルスの感染例を確認した際、すぐにウイルスの遺伝子配列を解読した。そして、すでにオンライン上で公表され

    新型コロナは世界にどう広がったのか? 遺伝子解析で追跡
  • 誰が社会を分断するのか? フィルターバブル問題の 本質を問う

    Technologists are trying to fix the “filter bubble” problem that tech helped create 誰が社会を分断するのか? フィルターバブル問題の 質を問う 人々の分断はソーシャル・メディアによってもたらされている、というのは当なのだろうか。フェイクニュースやツイートによって、多くの人が自分の意見を形成しているのだろうか。いくつかの研究で明らかになったのは、それほど単純な問題ではないということだ。 by Adam Piore2019.08.15 202 40 11 12 ソーシャル・メディアの第一人者であるデブ・ロイは、2017年の秋、ウィスコンシン州プラットビルやアイオワ州アナモサといった米国中部の小都市での一連の円卓会議に出席していた。だがこのような仕事は、MITメディアラボでソーシャル・マシン研究室を率いるロイ

    誰が社会を分断するのか? フィルターバブル問題の 本質を問う
    Nean
    Nean 2019/08/17
  • ローレンス・レッシグに聞く、データ駆動型社会のプライバシー規制

    Interview with Lessig: Privacy Regulation in the Data-Driven-Society 経済成長の原動力としてデータ流通に注目が集まり、各国でさまざまなアプローチが展開されている。同時に、GAFAのような巨大プラットフォームによる膨大なデータを収集は監視であるとして、判然としないプライバシー保護やセキュリティに不安の声も増えている。サイバー空間の法制度について先見性に満ちた考察で知られるハーバード大学のローレンス・レッシグ教授に、信頼できるデータ流通のために構築すべきアーキテクチャについて聞く。 by Keiko Tanaka2019.07.29 1583 348 48 5 ——あなたは「シェア」や「オープン」といった価値観から、著作者が自分の作品の再利用について意思表示できるクリエイティブコモンズを創設し、そして近年では主権者の意思を反映

    ローレンス・レッシグに聞く、データ駆動型社会のプライバシー規制
  • ネット広告の根幹技術に違法の疑い、英規制当局が指摘

    英国の規制当局は、全世界で2000億ドルとされるアドテクノロジー産業で違法行為がはびこっていると指摘している。 ほとんどの人が、実際にアドテクノロジーを体験しているだろう。買いたいものをオンラインで検索した後、何日も同じ商品が表示され続けたことはないだろうか。そこには、「リアルタイム入札」という仕組みが使われている。フェイスブックやグーグル、アマゾンのネット広告や、何千社というデータ仲介会社で一般的に使われているものだ。 リアルタイム入札とは、ユーザー・データのマーケットプレイスである。ユーザーがあるWebサイトを訪れ、ページを読み込むと、サイトオーナーはページ内の「枠」をオークションにかける。広告主は、自分たちに関係する製品やサービスに興味を持っているユーザーに接触したいと思っているので、その「枠」を買う。このプロセスには多くの企業が関わることもあるが、一瞬にして処理される。リアルタイム

    ネット広告の根幹技術に違法の疑い、英規制当局が指摘
  • 研究者に朗報、4000ドルで買えるピペット操作ロボット登場

    手頃な価格の新しい実験器具により、小規模な研究チームでも実験を自動化できるようになる。 オープントロンズ(Opentrons)が開発した新しいロボット「OT-2」が担当するのは、実験のうち最も退屈な作業だ。あらかじめプリセットされたコード、もしくは研究者が作成したカスタム・コードを使って、液体を計量したり容器間で移動させたりする、いわゆるピペット操作を自動的に実行する。 ピペット自動操作装置はすでにあるが、大型で高価なので小さな研究室での使用は難しい。OT-2の価格は4000ドルで、 標準的な実験台に設置できる。つまり、より多くの研究者がピペット操作から解放されるわけだ。 「当社のロボットは研究室の戦力増強装置になると考えています。すべての研究者は、OT-2を1台動かすごとに研究成果を3倍に増やせるでしょう」とオープントロンズのウイル・ケーナン共同創業者は話している。 OT-2にはオープン

    研究者に朗報、4000ドルで買えるピペット操作ロボット登場
  • 保守派はリベラル派の36倍デマを拡散、米大統領選の分析で判明

    2016年の米国大統領選期間中には、ロシアがツイッターを使って組織的な干渉をしたことが確認されている。南カリフォルニア大学の研究者が、ロシアの「荒らし」アカウントがツイッターに投稿した誤情報がどのように広がったか、どのような人々が誤情報を拡散したのかを調べた。 by Emerging Technology from the arXiv2018.03.22 270 2433 30 0 2017年末に向けて米国議会は、インターネット・リサーチ・エージェンシー(Internet Research Agency)が関与するオンライン・アカウントの一覧を公表した。インターネット・リサーチ・エージェンシーはロシアの「荒らし」企業で、2016年の大統領選挙で組織的な干渉を試みた。公表された一覧には荒らしアカウントが2700件以上掲載されており、これらがフェイクニュースや悪意のある噂を拡散して米国内の意見

    保守派はリベラル派の36倍デマを拡散、米大統領選の分析で判明
    Nean
    Nean 2018/03/24
    続きは読んでいないけれど、どこにでもありそうな話ではあります。
  • 米大統領候補に名乗りを上げた起業家、ベーシックインカム導入を訴え

    アンドリュー・ヤンは、2020年の民主党大統領候補に出馬しようとしている。ヤンの使命は、自動化に対する政府の備えを持つことだ。 ヤンとはどのような人物なのだろうか? ニューヨークのビジネスマンであり起業家であるヤンは、「起業家精神を通じて米国の都市とコミュニティの活性化」を標榜する非営利団体ベンチャー・オブ・アメリカ(VFA:Venture for America)の創設者である。 ヤンは、人工知能AI)と自動化がまもなく何百万人もの雇用を奪うだろうと考えている。たとえばニューヨーク・タイムズ紙には、自動運転自動車はトラック運転手という職業を無くしてしまうだろうと語った。「この1つのイノベーションだけで、街に暴動を起こすのには十分です。さらには、小売業やコールセンター、ファーストフード、保険会社、会計事務所でも同じことが起ころうとしてます」。 ヤンは解決策として、ユニバーサル・ベーシック

    米大統領候補に名乗りを上げた起業家、ベーシックインカム導入を訴え
    Nean
    Nean 2018/02/13
  • ロイター、ネタの選定から執筆までほぼ完全自動のAI記者を開発

    ロイターはツイッターからニュースを発見、選定し、自動的に記事を作成するAIシステムを開発した。全ニュースの70%をツイッターから自動生成できるという。 by Emerging Technology from the arXiv2017.12.25 253 368 21 0 「インターネットの出現とそれに伴う情報量の増加によって、ジャーナリストが正確かつ迅速にニュースを伝えることは、ますます困難になってきている」——。こんな書き出しで始まる論文を、世界的な通信社であるロイターの研究開発チームがアーカイブ(arXiv)に投稿した。 事実をねじ曲げる「ねつ造ニュース」の出現によって、ロイターが指摘する問題はさらに深刻化している。それにもかかわらず、APなどの通信社は、自動ニュース作成サービスへの移行を推進中だ。自動ニュース作成サービスは、決算発表や特定のスポーツの試合結果などの決まり切った内容を

    ロイター、ネタの選定から執筆までほぼ完全自動のAI記者を開発
  • グーグルが量子超越性の実現にめど、数カ月内に実証も

    グーグルの研究者たちが、超伝導ループを使って9量子ビットのシステムを開発することに成功した。量子ビット数を5から9に増やしたときのエラーの増加率から考えて、この技術で60量子ビットまで拡張可能だと語っており、量子超越性が遠からず実現する可能性が出てきた。 by Emerging Technology from the arXiv2017.10.10 310 684 36 0 量子コンピューティングの大いなる展望は、従来のコンピューターの能力をはるかに越える、圧倒的に複雑な計算を実行することにある。50キュービット(量子ビット)程度の量子コンピューターが世界最速のスーパーコンピューターを凌駕することは、物理学者の間では昔から知られている。 しかし、従来の計算能力の限界を超えること、物理学者が呼ぶところの「量子超越性」(従来型コンピューターを使うよりも、明らかに量子コンピューターでなければ処理

    グーグルが量子超越性の実現にめど、数カ月内に実証も
  • 人類に残された、 AIを信用しない、 使わない、という選択肢

    The Dark Secret at the Heart of AI 人類に残された、 AIを信用しない、 使わない、という選択肢 医療や裁判、軍事作戦など、取り返しのつかない場面でAIを使う可能性が現実化している。しかし今なら、なぜそう判断するのか質的に説明できないAIを、使わない、と判断する選択肢が人類には残されている。 by Will Knight2017.04.18 60 35 9 3 昨年、ニュージャージー州マンモスカントリー市の閑静な通りに奇妙な自動運転車が現れた。半導体チップメーカー、エヌビディア(NVIDIA)の研究者が開発した実験車両は、他の自律自動車と外見は同じだが、グーグルやテスラ、ゼネラルモーターズがデモで見せた車とは別の形で、人工知能の興隆を示していた。エンジニアプログラマーからの指示は一切受けず、自動車は人間の運転を観察して自分で覚えたアルゴリズムだけで運転

    人類に残された、 AIを信用しない、 使わない、という選択肢
    Nean
    Nean 2017/04/18
  • 機械学習アルゴリズムが実験室の人工地震の予知に成功

    機械学習の専門家と地震学の研究者の共同研究により、実験室で発生させる人工地震の予知に成功した。従来の地震学ではノイズ扱いされてきた小さなシグナルを機械学習が発見したが、実際の地震に適用するには多くの困難を乗り越える必要がありそうだ。 by Emerging Technology from the arXiv2017.03.06 67 52 26 0 地震の被害は甚大だ。毎年約1万人が地震とその二次災害によって命を落としているが、犠牲者数はもっと多い場合もある。2004年にスマトラ島沖で発生したマグニチュード9の地震による津波では23万人以上が亡くなり、2010年にハイチ国内を襲ったマグニチュード7の地震では20万人が死亡、1556年に中国で起きた地震では80万人以上が亡くなったと考えられている。 したがって地震を予測できる優れた方法があれば、どんな方法でも非常に有益だ。 ケンブリッジ大学窒

    機械学習アルゴリズムが実験室の人工地震の予知に成功
  • 1