米航空宇宙局(NASA)の赤外線観測衛星WISEが撮影したへびつかい座の方向の天体。星ができつつあるところで、南米チリの砂漠にある電波望遠鏡群「ALMA>」の観測で、簡単な糖グリコールアルデヒド(円内は分子の図)が見つかった=欧州南天天文台など提供 国立天文台などは、地球から400光年離れた赤ちゃん星の周りのガスの中に、生命の構成要素となる糖が見つかったと発表した。日本も建設・運用に参加している南米チリの砂漠にある電波望遠鏡群「ALMA(アルマ)」が観測した。 グリコールアルデヒドと呼ばれる簡単な糖で、へびつかい座の方向にある赤ちゃん星から28億7千万キロ(太陽と天王星の間の距離に相当)ほど離れたところで見つかった。ここはこれから惑星ができるところで、生命の構成要素は、惑星ができる前からできている可能性を示している。 関連記事高校生、星の生死解明の手がかりとなる電波観測 岩手(8/10
【2011年3月8日 PNAS】 南極で発見された始原的な隕石から多量のアンモニアが発生することがわかった。これは、地球で生命が誕生するときに必要な形の窒素の供給源として大きな役割を果たしていた可能性もあり、生命誕生の条件に隕石が大きな影響を与えていたことを示唆している。 小惑星から飛来してきた隕石のうち炭素質に富んでいる「炭素質コンドライト」と呼ばれる隕石には、アミノ酸をはじめとして様々な有機物が発見されている。この有機物の存在から、また時には形状の類似性から、生命の起源となった物質や生命そのものも宇宙からやってきたと主張する人もおり、議論が行われている。 このような有機物の分析は隕石を用いて行われることが多く、炭素質コンドライトの中でも「CRコンドライト」(注1)と分類される隕石にはアラニンやグリシンのような水溶性の有機物が多量に存在していることがわかっている。 CRコンドライトに分類
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座
研究のポイント オリオン大星雲の中心部に位置する大質量星形成領域において、円偏光という特殊な光が太陽系の大きさの400倍以上のサイズにまで広がっていることを発見しました。 本観測結果は、地球上の生命の素となるアミノ酸が「左型」である原因として、原始太陽系星雲がオリオン星雲のような大質量星が生まれる領域における円偏光にさらされたことを示唆しています。 [研究の概要全文はこちら] 本研究は、査読付論文誌Origins of Life and Evolution of Biospheres(出版社:Springerのオランダ支社)にて受理・出版された日英豪米の共同研究です(Fukue et al. 2010 "Extended High Circular Polarization in the Orion Massive Star Forming Region: Implications for
NASA Researchers Make First Discovery of Life's Building Block in Comet NASA scientists have discovered glycine, a fundamental building block of life, in samples of comet Wild 2 returned by NASA's Stardust spacecraft. "Glycine is an amino acid used by living organisms to make proteins, and this is the first time an amino acid has been found in a comet," said Dr. Jamie Elsila of NASA's Goddard Spac
米航空宇宙局(NASA)の彗星(すいせい)探査機スターダスト(Stardust、イラスト、NASA提供)。(c)AFP/NASA 【8月19日 AFP】地球外生命が存在する可能性を示す新たな証拠を発見したとする論文が18日の科学誌「Meteoritics and Planetary Science」に発表された。 米航空宇宙局(NASA)の彗星(すいせい)探査機スターダスト(Stardust)が2004年に持ち帰ったビルト第2彗星(Wild 2)のちりとガスを分析していたNASAの宇宙生物学者らは、生命体の生成に不可欠なアミノ酸グリシンの痕跡を発見した。地球外生命存在説の信ぴょう性が高まったことになる。 NASAの宇宙生物学者、カール・ピルチャー(Carl Pilcher)氏は、「今回の発見は、宇宙には生命体の基礎的要素が多数存在しており、宇宙における生命はまれなものではなく、一般的なもの
「生命の源」発見=彗星のちりにアミノ酸−NASA 「生命の源」発見=彗星のちりにアミノ酸−NASA 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所は17日、彗星(すいせい)探査機スターダストが採取したちりから、生命誕生に欠かせないアミノ酸の一種グリシンを初めて発見したと発表した。 スターダストは2004年1月、ビルト第2彗星に接近し、ちりを採取。NASAの研究者が分析した結果、グリシンを発見、16日にワシントンで開かれた学会で研究成果を発表した。 生命の誕生には、タンパク質を構成するアミノ酸が不可欠。NASAの研究者は「彗星におけるグリシンの発見は、宇宙に生命の源を構成する物質が存在するという考えを裏付けるものだ」と述べている。(2009/08/18-10:29) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目記事と写真は 【時事ドットコム動画】最新の話題や展示会
前の記事 火星に小惑星が落ちた跡、鮮明な画像 彗星の宇宙塵に「生命の前駆物質」を確認 2009年8月19日 Hadley Leggett 『ヴィルト第2彗星』に接近する探査機『スターダスト』のイメージ画像。Image credit: NASA/JPL。サイトトップの画像は別のイメージ画像で、Wikipediaより 『ヴィルト第2彗星(81P/Wild 2)』から採取したサンプルの中に、すべての生物の基本的な構成要素であるアミノ酸の一種、グリシンが含まれていたことが確認された。 彗星の中からアミノ酸が確認されたのは初めてのことだ。米航空宇宙局(NASA)の研究者らは今回の発見について、生命誕生に必要な原材料物質の一部は宇宙を起源とし、彗星や隕石によって地球に運ばれてきたとする説を裏付けるものだと述べている。 [ヴィルト第2彗星は周期6.41年で太陽の周りを公転している彗星。核の部分の直径は5
【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は17日、米無人探査機スターダストが彗星(すいせい)から採取した試料の中からアミノ酸を初めて見つけたと発表した。 アミノ酸は、たんぱく質を作る材料で、生命の誕生に欠かせない。「地球の生命は、彗星や隕石(いんせき)などによって宇宙からもたらされた」とする説を支持する発見となる。 スターダストは2004年1月、地球から3億9000万キロ・メートル離れたところにあった「ビルト2彗星」に接近し、ちりを採取するのに成功した。試料を収めた容器は06年に米ユタ州の砂漠にパラシュートで落下させて回収した。NASAが分析した結果、アミノ酸のグリシンが含まれていることを確認した。 彗星のちりは、太陽系が生まれたころの古い物質をそのまま保存していると考えられている。NASAの研究チームは「生命は、地球のみで生まれた特殊なものではなく、宇宙に広く存
Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は8月17日、彗星探査機「スターダスト」が採取した彗星のチリの中から、アミノ酸の一種である「グリシン」を発見したと発表した。 グリシンは生命誕生に欠かせないアミノ酸として知られており、今回の発表について、ゴダード宇宙飛行センターのジェイミー・エルシーラ博士(Jamie Elsila)は、「彗星の中からアミノ酸が発見されたのは今回が初めてで、我々の発見は、地球上の生命が宇宙からの隕石や彗星の衝突に起源するという説を支持している」と述べた。 「スターダスト」は1999年2月7日に打ち上げられ、2000年2月から5月に1回目の星間物質採取、2002年8月から12月に2回目の星間物質採取を行い、2004年1月3日には、ヴィルト2彗星の彗星核から240kmまで接近し、彗星の周りにあるチリなどを採取した。 採取した星間物質や彗星のチリ
ビルト2彗星に接近し、ガスやちりを集めている無人探査機スターダストの想像図=NASAジェット推進研究所提供 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は17日、無人探査機スターダストが彗星(すいせい)の近くで採取して地球に持ち帰った試料から、アミノ酸の一種「グリシン」が見つかったと発表した。グリシンは生命に不可欠なたんぱく質をつくる物質で、地球外でも生命が広く存在する可能性を示しているとしている。 スターダストは04年1月、地球から約4億キロ離れたところにあったビルト2彗星に接近。彗星の核から噴き出したガスやちりを採取し、06年1月に地球に持ち帰った。 NASAのチームがこの試料を分析したところ、グリシンが見つかった。グリシンが含む炭素原子の質量の特徴から、チームは「彗星由来と考えられる」と結論づけた。 ウイルスを除く地球の生命は、グリシンを含む20種のアミノ酸の組み合わせで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く