あと10日ほどで今年のノーベル賞が発表される。今年の授賞テーマの最有力候補と目されるのが「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」だ。mRNAワクチンは新型コロナウイルス感染症で初めて実現した。たった1年で完成したように見えるかもしれないが、実は30年に及ぶ開発の歴史がある。「mRNAワクチンは緊急性の高い状況でも速やかに作れる利点がある。しかし、このワクチン自体が急ごしらえの技術だと思った
科学者たちは、新型コロナウイルスの遺伝子変異をリアルタイムで追跡している。遺伝情報から、ウイルスの進化の様子や、各国に複数の経路で侵入している事実が明らかになってきた。 by Antonio Regalado2020.03.06 3162 1559 160 15 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がこれまでにない規模で世界的に広がる中、ウイルスの遺伝物質から、感染経路だけでなく、世界での広がり方や封じ込めに失敗した状況が、最終的に分かるかもしれない。 科学界では、ウイルスの感染拡大に伴う遺伝子変異を追跡することで、ほぼリアルタイムで系統樹が作成されている。この系統樹は、感染が国から国へ飛び火する様子を特定するのに役立つという。 ブラジルの科学者たちは、2月下旬に国内初の新型コロナウイルスの感染例を確認した際、すぐにウイルスの遺伝子配列を解読した。そして、すでにオンライン上で公表され
科学Human intestinal tissue grown in the lab 論文:http://dx.doi.org/10.1038/nature09691 ○○細胞ができた!とかみみっちい話じゃなくて、もう器官そのもの(様のもの)ができる。やったー!ヒトES細胞あるいはiPS細胞から三次元組織培養で腸管を作ったという話。 ES細胞やiPS細胞から心筋ができたとか神経細胞ができたとかありますが、だいたいこういうのはいろんな成長因子をいろんなタイミングで振りかけてES細胞やiPS細胞から目的の組織の細胞へと分化させていくというものです。クッキング的な。growth factorのチョイスは実際に胚発生で起きているシグナル誘導をミミックしていると思うけれど、時間はどうなんだろう。vivoでの発生のタイミングに合わせているのかな。細胞全部が目的のものに分化誘導できなくても、特異的に発現
British boffins say they have identified the key "smed-prop" gene which allows Planarian flatworms to regenerate any part of their body following an injury - even their brains. The discovery is seen as a step towards regeneration therapy for humans in future. Top bio-boffin Dr Aziz Aboobaker and grad student Daniel Felix, who carried out the new research, say that the discovery of "smed-prep" unlo
山中伸弥京大教授がNHKの10分番組 視点・論点 で iPS細胞研究 についての概説を自ら行った。 放映時間が昨夜21:50-22:00と今朝4:20-4:30と、 見逃す公算大 のよくない時間だったので、 見逃してしまったあなた のために、放映内容を聞き取り、全文再録した。聞き取りが間違っていたら、ごめんなさい。(画像はクリックすると拡大します) 山中伸弥教授 キャプション「米科学誌セルに人工多能性幹(iPS)細胞作成を発表 世界的注目を集める」 わたしたちは最近大人の皮膚の遺伝子に3つの遺伝子を導入することにより、万能細胞を作ることに成功しました。今日はこの新しい万能細胞の可能性と課題について解説します。 わたしたちの身体は200種類以上、合計60兆個の細胞から出来ています。病気やケガでは、細胞の機能が損なわれます。病気やケガの中には、外から元気な細胞を補う、すなわち移植することにより
平成18年8月11日 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(総務部広報室) URL https://www.jst.go.jp JST(理事長 沖村憲樹)は、卵子や受精卵を用いることなく、マウス皮膚細胞から胚性幹(ES)細胞に類似した万能幹細胞(多能性幹細胞)を誘導することに成功しました。 本研究チームは、ES細胞に含まれる4つの因子を組み合わせてマウスの成体や胎児に由来する線維芽細胞に導入することにより、ES細胞と同様に高い増殖能と様々な細胞へと分化できる万能性(分化多能性)をもつ万能幹細胞を樹立することに成功しました。同チームはこの細胞を誘導多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell, iPS 細胞)と命名しました。 ヒトES細胞は再生医学における資源として期待されていますが、倫理的観点から慎重な運用が求め
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