「学び」は本当ならとても楽しい活動です(大人は子どもによくそう言いますよね)。 でも「学び」続けることは難しい(大人もそれはよくわかっています)。 「学び」が続かないと「勉強ができないから」とか「やる気がないから」と、個人攻撃の罠にはまりがちです。 これは間違い。 「学び」が続きにくいのは、性格や態度や、ましてや“内発的動機づけ”に問題があるからではないのです。 「学び」が続かないのは、勉強行動とは両立しない行動が他にたくさんあって(ゲームしたり、ネットしたり、テレビを見たり、友達と遊んだり、... )、これら勉強以外の行動を強化する随伴性の方が相対的に強いからです。 勉強行動にも強化随伴性を用意すれば「学び」も続くはずです。 「学び」が続けば、これまでわからなかったことがわかるようになり、マスターしたいと思っていたことがマスターできるようになり、読みたかった本が読め、弾きたかった楽器が弾
ニュージーランド国立図書館のウェブサイトで、ニュージーランド政府や国立図書館等による、公共図書館とその利用者に対して無料のブロードバンドのインターネット環境を提供するプロジェクト、“Aotearoa People’s Network Kaharoa (APNK)”の効果を調査した報告書が公開されています。それによると、APNKは、利用者の家計や雇用、教育等に与える効果は大きく、また一方で図書館利用者の増加にもつながっているようです。主な調査結果としては、APNK利用者の44%が職探しに役立ったと回答したり、47%がコンピュータースキルの向上に役立った等と回答しているようです。また、回答者の3分の2以上からAPNKが図書館サービスの中心とみなされていたり、APNKによって図書館利用者が平均30%増加したりしたとのことです。 Aoteroa People’s Network Kaharoa:
電子書籍の普及で図書館がどう変わるか? 〜韓国の電子書籍事情から 2011年1月24日 IT国際情勢カルチャーワークスタイル コメント: トラックバック (0) フィードIT国際情勢カルチャーワークスタイル (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論II」はこちら) 前回に続き、韓国における電子書籍事情について書かせていただきたい。 新たなコンテンツ市場として、電子書籍市場の拡大に期待を抱いているのは日本も韓国も同じことであるが、重要なことはこうした電子書籍コンテンツを利用できる端末等の普及が鍵になってくるということ。わが国では、すでにケータイ等を使った電子書籍や電子コミックのサービスがある程度の市場を形成しているように、電子書籍のインフラとしてはどうしてもモバイル端末に目が向きがちである。世界市場においても、iTunes App Store におけるジャンル別で「Books(電子書籍)」が
Nature姉妹誌 注目のハイライト 睡眠中の記憶強化 Strengthening memories during sleep Nature Neuroscience, 2011年01月24日 新しく学習した記憶を睡眠中に再活性化することによって、記憶痕跡が強化されることがNature Neuroscience(電子版)の論文で報告されている。この発見は、心的外傷後ストレス症候群などの疾患の治療に臨床的意義をもつ。 以前の研究から、新しく生成した記憶は、学習後の覚醒した状態ですぐに再活性化すると、記憶痕跡が実際には不安定になり、記憶の頑強性が損なわれることが明らかにされている。 B Raschらは、被験者にグリッド内の物体の位置を覚える空間記憶課題を行わせ、同時にある匂いを提示した。被験者にこの匂いと物体の関連を記憶させた後、被験者を、睡眠をとるグループと、同じ時間起きたままのグループに分
マサチューセッツ工科大学の出版局(MIT Press)が「放課後プログラム、図書館、博物館におけるデジタルメディアとその技術」“Digital Media and Technology in Afterschool Programs, Libraries, and Museums”と題するレポートを公開しています(紙版は有料)。これは、放課後の学習プログラムや図書館、博物館が、生徒の課外学習をサポートするために、デジタルメディアをどのように利用したらよいのか、その方法等を考察したものとのことです。 Digital Media and Technology in Afterschool Programs, Libraries, and Museums (MIT Pressのページ。報告書は画面左下のRelated Linksからダウンロードできるようです。) http://mitpress.
第50回 練習の効果 2010年12月14日 サイエンス・テクノロジーハッキング コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーハッキング (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 何かの練習を始めるとき、最初のうちは上達が実感できるものの、続けるうちに上達の速度が落ちたりスランプに悩んだりすることは誰もが経験することだと思います。 ワインバーグの名著「ライト、ついてますか」などの翻訳者としても有名な東京工業大学名誉教授の木村泉氏は、練習量と上達の関係を定量的に評価したいと考え、大量の折り紙を自分で折るのに要する時間を計ることによってその関係について考察しました。 木村氏は、吉澤章氏の「創作折り紙」という本で紹介されている「みそさざい」という作品を15万回折り続け、折るのにかかった時間がどのように変化したかを記録しました。折るのに要した時間を縦軸に/試行回数を横軸
Study finds links between high schoolers' hopes, educational attainment Peer-Reviewed Publication University of Nebraska-Lincoln Turns out the high school guidance counselor was right. Students who have high aspirations and put thought into their futures during their high school years tend to reach higher levels of educational attainment, according to a recent study. And what's a significant facto
人は、限られた時間のなかで、すべての物事について学ぶことはできない。 物事の学び方には、いろいろな方法がある。 分野やテーマにかかわらず、よい学びをしている人には暗黙のうちに実践しているコツがある。 学びのコツをまとめた「学習パターン」を参考にし、そのコツを自らの実践のなかで取り入れてみる。 具体的な手順としては、まず、学習パターンの概要(カタログの各パターンの左ページ)を眺め、どのようなものがあるのかを知る。パターンの名前とイメージを覚えておくとよい。 興味があるパターンについては、その詳細(各パターンの右ページ)も読んでみる。そこには、陥りがちな問題に対して、なぜその問題の解決が難しいのかということ、そして、その問題を解決するためのコツと具体的なアクションが書かれている。 自分の状況に合わせて学習パターンを探すこともできる。 他の人と「学び」について語るときには、学習パターンのパターン
一橋大学の石倉洋子先生と言えば、先のブログでもご紹介した黒川清先生と同様、世界中を飛び回りご活躍されており、ご専門の経営学を越えて「日本や世界を元気にする」ための様々な実践的・啓蒙的活動に精力的に取り組まれている方です。私もご著書、ブログ、ツイッターなどを通じて、日頃から色々と学ばせていただいています(私にとっての「ウェブで学ぶ」です)。 その石倉先生が、「ウェブで学ぶ」のご感想をご自身のブログに書いて下さりました。その中に、こんな一節がありました。 そしてインターネットは不特定多数無限大に信じられないほどの可能性をひらいています。グローバルな課題を考えることが最近多い中、長期的には世界を変える一番の原動力は新しい形の教育だという私の確信はここ数年どんどん強くなっています。このご本を読んで、教育の分野に、ウェブが活用されつつあり、それがとても大きな力になりそうだということを感じ、信じられな
僕ら教員が大学のカリキュラムをつくるというのは、こういうふうに学んだらいいよ、ということを決めて、示すことです。そして、制度として枠をはめる。このようなカリキュラム制作者というのは、ある種、建築家のような存在と言えます。個々の「建物」が個々人の「学び」、「まち」が「学びのコミュニティ」だと考えれば、わかりやすいでしょう。カリキュラム制作者というのは、建物とまちを設計するのに似ているところがあります。どちらも、そこで起こる出来事を誘発する環境を設計することです。まちづくりの場合と同じように、そこで活動する学生は多様なので、その多様性を認めつつ、全体としてまとまりのあるデザインをする必要がある。 僕らの学部、慶應義塾大学SFCでは、1年生から4年生まですべての学生が自分の好きな科目を履修することができます。学年や専攻の縛りがないんです。いわゆる理系の科目から文系の科目まで、非常に多くの科目が提
「民間療法」「代替医療」が、医療の分野よりも蔓延(はびこ)る教育業界。 医事法があって、医者の真似しただけで捕まるアチラと違い、誰がどのように教えても手が後ろに回ることはない。 保険が効くわけでもないので、効果を計って、効くやり方だけに資源配分しようっていうEvidence-Basedなやり方が導入される気配もない。 誰もが騙し騙され、たまたまうまくいったやり方を「ジンクス」のように信じ続ける。 たまたまうまくいったことから抜けられないメカニズムは、時々うまくいくこと/人がギャンブル、小悪魔、ジンクスから逃げられない、その理由 読書猿Classic: between / beyond readers に前に書いた。 「経験は欺く。判断は難し」とヒポクラテスも言っているのに。 とはいえ、第二言語習得の研究もない訳ではない。ただ注目されてないだけだ。 「英語を大量に聞き流すだけで英語はできるよ
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大阪のジュンク堂でおこなわれたはてなCTO 伊藤直也さんによるトークセッション「私と技術書」を拝聴してきました。 ご自身の大学受験から現在に至るまでの「本を読むことと自分とのかかわり」について、90分もの時間濃ゆいお話をうかがうことが出来た。セッションでは、なおやさんの人生に深く関わった技術書が多数紹介され、どのようにその本と向き合ったかについて語られた。技術者の方にはモチベーションの上がる刺激的な情報だったと思う。わたしは技術者ではないし、プログラミングのプの字もわからず数字を見るとめまいがする人間なので、今日紹介されたほとんどの技術書は今後読むことがないかもしれない。おそらく、ない(事実 内容をメモすら出来なかった。宇宙語みたいで)。しかし技術書を通じ、なおやさんの人生をほんの少し垣間見せていただいたことで、自分の中で非常に感化されるものがあったのは確かで、お話の内容と自分に湧いた思い
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