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mathとbookに関するNeanのブックマーク (8)

  • 『確率と哲学』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    ティモシー・チルダーズ[宮部賢志監訳|芦屋雄高訳] (2020年1月30日刊行,九夏社,東京, 325 pp., 体価格3,200円, ISBN:978-4-909240-03-3 → 目次|版元ページ) 読売新聞大評が公開された:三中信宏「確からしさとは何か? —— 確率と哲学 ティモシー・チルダーズ著」(2020年3月8日掲載|2020年3月16日公開): 確からしさとは何か? 世の中には起こるかどうかが不確実なできごとがたくさんある。その確からしさの程度は「確率」という数値で与えられる。たとえば、硬貨を投げたとき表が出る「確率」とかサイコロを振って出る目の「確率」の計算のやり方は学校の授業で習うことがあるだろう。この確率の考え方は日常にも深く入り込んでいる。天気予報を見てその日の「降水確率」が高ければ傘を持って出かけた方がいいだろう。日に住んでいれば巨大地震の「発生確率」が気にな

    『確率と哲学』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • けっこうアナログ「数覚とは何か」

    数学的センスのようなものだと予断してたら、大きく外れた。味覚や視覚のような感覚の一つとしての「数覚」という意味なのだ。 そして、驚くべきことにこの数覚、生得的なものとして扱われている。つまり、この数学的感覚は生まれながらにして備わっているというのだ。ええー、数学は得手じゃなかったんだけど……「数学は暗記科目」として逃げてたわたしには、にわかに信じがたい。 さらにこれ、人間だけのものでないそうな。数を数えたり、グルーピングしたり、量の比較をするといった操作は、生物の遺伝レベルで仕込まれているという。「数学」なるものを人類の財産として崇め奉っていたわたしには、ちょっとした衝撃だった。人知を超えた数秘術から、より生臭い存在としてつきあえそう。 この数覚なるもの、非常にアナログ的だという。たとえば、数字の大小比較の実験で、その非デジタルさが明らかになる。「4」と「5」の大小を判断するよりも、「1」

    けっこうアナログ「数覚とは何か」
    Nean
    Nean 2010/10/04
    子どもに保存則の理解が欠如しているとかの話はどうなるんだろうかしら?
  • 幻の写本に隠された、とてつもない数学「解読!アルキメデス写本」

    古文書解読の緊張感とアルキメデスの解法のカタルシスを味わう一冊。 ボロボロの祈祷書に、アルキメデスの「C写」が隠されていた、という話。最新の画像解析技術により、幻の写の全貌が現れる。 この写、かなり数奇な運命をたどっている。970年ごろ羊皮紙に書かれ、1229年ごろリサイクルとして消され上書きされ、さらに削られた上に絵が描かれている。保存状態は劣悪でカビまみれ。言及されてないものの、「におい」も相当だろうね。 これを解読するんだ。X線画像化技術、古文書学、文献学、数学などの知識を総動員したチームが組まれる。あらゆるコネとツテをたどって、粒子加速器シンクロトロンを使ったスキャニングまで成し遂げている。 そのプロジェクト進捗が笑ってしまうほどリアルなんだ。つまり、カネと時間をいまくりで遅々として壁にぶつかって急展開で、不謹慎だが面白すぎる。また、プロジェクトマネジメントの真髄(専門家

    幻の写本に隠された、とてつもない数学「解読!アルキメデス写本」
  • 統計学の面白さはどこにあるか - hiroyukikojimaの日記

    先日、とあるパーティで、統計学者の松原望先生と会った。 松原望先生は、早期からベイズ統計学の重要性を世にアピールしてきた先駆者である。ぼくは、経済学部の大学院在学時に、選択科目ではあったが、松原望先生の「ベイズ統計学」という講義を受け、そこでベイズ理論の指南をしていただいた。ぼくは『確率的発想法』NHKブックスや『使える!確率的思考』ちくま新書の中で、ベイズ理論を紹介していて、それが多くの読者にウケて、この二冊はセールス的にも良い実績を出しているのだけど、正直言ってここに書いてあることの多くは、松原望先生の講義の受け売りである。そういう意味では、下品ないいかたになるが、大学院の数ある講義の中で最も「金に換えることのできた」講義が先生の講義だった、ということになる。 そのときは、放送大学の教材であった『統計的決定』というを教科書に使った。これがめちゃくちゃいいで、今でもベイズ統計学に関し

    統計学の面白さはどこにあるか - hiroyukikojimaの日記
    Nean
    Nean 2008/07/26
  • 数学は友達だ! - 書評 - 数学でつまずくのはなぜか : 404 Blog Not Found

    2008年01月20日07:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 数学友達だ! - 書評 - 数学でつまずくのはなぜか これがスゴでなくて何をスゴと呼べばいいのか。 数学でつまずくのはなぜか 小島寛之 「『(数学|算数)がわからない』がわからない」人は、必ず手に入れよう。教師、塾の講師、家庭教師はまず必読。家で子どもの宿題を教える機会のある父母兄姉も必読。教わる方としても、教える方の手口を知っておくために入手しておくべき。 書、「数学でつまづくのはなぜか」がどんなから、著者に直接語ってもらおう。 P. 3 このは、こどもたちと数学のあいだがらのことを書いただ。 でも、「どうやってこどもたちに上手に数学を教えられるか」ということを書いたではない。どちらかというと、「どうやったらこどもたちから数学を学ぶことができるか」、それを書いたである。 さらに言うなら、「数学がいかに有

    数学は友達だ! - 書評 - 数学でつまずくのはなぜか : 404 Blog Not Found
  • ゆーすけべー日記: 「フェルマーの最終定理」 サイモン シン

    サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ

    ゆーすけべー日記: 「フェルマーの最終定理」 サイモン シン
  • 「フェルマーの最終定理」は最高におもしろい (mark-wada blog)

  • 書評 - 幾何学基礎論 : 404 Blog Not Found

    2007年02月15日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 幾何学基礎論 ちくまと岩波の両文庫で20世紀の原典が読めるようになったのは素晴らしい。のだが、難易度がマチマチな点は要注意。 幾何学基礎論 D. Hilbert / 中村幸四郎訳 ちくま学芸文庫 Math & Science: ホットコーナーの舞台裏 著名人が書いたが日語で読めるといえば、筑摩書房がちくま学芸文庫に 理系のものを入れるようになりました。Math & Science創刊といって、その第 一弾が出てまして、おれ、次の2つはソッコーで買いました。 その意味で、ちくまが難易度において両極端な二冊を出したのは面白い。 うち、ヒルベルトの「幾何学基礎論」は、そのまま中学の教科書に使えるのではないかというぐらい平易で、「物に教えてもらう」快感を「ふつうの人」でも存分に味わうことができる。啓蒙書にある「解説

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