日常的に食べられていないし残飯になるしさほど美味いものでもない。地元で育ったという同年代に聞いても、給食で食べたことがあるけどアレはまずかった、家では作らない、その程度の認識しか残さない。 家庭で作られなくなった料理を、伝統だからと無理やり残す必要はあるのだろうか?給食からは絶対にソウルフードは生まれないと思う。
力仕事が多くて泥にまみれる――。そんなイメージもある農業高校で、女子の割合が近いうちに全国で5割を超えそうだ。農家の減少などを理由に男子が激減する一方、ペットを育てたりケーキやパンを作ったりする授業の充実で、女子の人気が高まっている。漫画も一役買っているようだ。 野菜や果樹の育て方などを学ぶ東京都立園芸高校(世田谷区)の飼育棟。 「お手!」「待て!」「伏せ!」。動物科2年の福田光世さん(17)ら女子生徒4人がトイプードルなど4匹の犬のしつけを始めた。指示を聞かず、飛びついてくる犬たちをしかり、3回目でやっと指示に従わせた。「いい子いい子」。優しく声をかけた。 同校は農業高校のひとつで、園芸、食品、動物の3学科がある。全校生徒143人。このうち女子は95人で、約7割を占める。1989年度に初めて女子が男子を逆転し、男子が多かった造園科を動物科に改編した2006年度には、3学科すべてで女子の数
いずみ野小学校の6年生を対象に、砂糖と和食の知識を学ぶ食育授業が12月22日に同校で行われた。これは農林水産省が和食の普及等を目的に取り組む和食給食推進事業の一環で、昨年度から全国で実施されているもの。 同事業では、希望があった学校の中から関心の高さや食育の必要性などを考慮し、和食給食推進地域を選定。今年度は、いずみ野小を含む全国39カ所が選ばれ、7月から授業が順次実施されてきた。この活動は和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、2014年3月に立ち上げられた「和食給食応援団」によるもの。農水省の認定を受けており、次世代に和食という食文化をつなぐため、子どもたちを対象に理解向上・普及を図るため実施している。応援団には約30人の和食料理人のほか、活動に賛同する和食食材や調味料など、約30企業が協力。いずみ野小には、砂糖製造企業の三井製糖株式会社の社員が訪れ、砂糖に関する正しい知識を
「一生に一度しかない子どもの成長期、一食一食を大切にしてもらいたい...」。その想いを胸に栄養士がオープンした配達弁当屋「FCN」。無添加・手づくりの「和食」にこだわり、「食育」に着目した新たなライフスタイルビジネスに、いま、注目が集まる。 椎名伸江(しいな・のぶえ)FCN代表 FCNは2013年11月の創業。農=Farmer(F)と子=Child(C)と食(栄養)=Nutrition(N)をつなぎ、ごはんを主食とした「日本のごはん」を広め、食を大切にする子どもを育てることを目的としている。 代表の椎名伸江氏は、栄養士として5年間、練馬区の小学校に勤めた。保護者と接するうち、塾に通う子がコンビニやファストフードで夕食をすませていることを聞き、ショックを受けた。共働きの家では、夕食用の弁当を作ることができず、夕食を食べるお金を渡し、子どもが自分で選んで購入をすることが多い。 「昼の給食では、
株式会社RETOWN HUMAN(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宇都 裕昭)が運営する鮨 千陽(大阪府大阪市福島区)では、「寿司職人といえば男性」「一人前の寿司職人になるには10年かかる」といった古くからのイメージや、言い習わしを払拭し、業界未経験から3ヶ月で寿司職人となった女性が活躍しています。 一昔前は「男性の仕事」「女性には不向き」などと言われていた寿司職人ですが、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され寿司が世界的な料理となった今、寿司職人に対する考えにも変化が起こっています。まだ少数派とは言えますが、実際に寿司職人として活躍している女性も増えてきました。 株式会社RETOWNHUMANが運営する、飲食人大学 寿司マイスター専科(現場で即戦力として活躍できる寿司職人を3ヶ月で育成する学科)を卒業後、『鮨 千陽』で女性寿司職人として働いている、豊島和恵もその一人です。「女性ならではの繊
◇奈良でシンポ 県産食材料理を披露 県が来春開校する「なら食と農の魅力創造国際大学校」(桜井市)をPRするシンポジウムが27日、奈良市の奈良春日野国際フォーラムで開かれた。 同校は県農業大学校を改編。農業の知識を持った料理人を育成するフードクリエイティブ学科(定員20人)などを設ける。同学科の実習棟として今年9月、宿泊もできるレストラン「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」が一足先に開店する。 シンポジウムでは、指定管理者として同レストランを運営する「ひらまつ」の平松博利社長が荒井知事と対談。平松社長は「文化や人間力、経営判断力を供えた人材を育てていきたい」と述べた。 この日は、実習を担当するひらまつの小林達也シェフが、吉野町のアユに三輪そうめんを巻いて揚げた「吉野鮎のフリット」、マスカルポーネチーズに甘みの強いトマトを乗せた「トマトのプランター」など、県産食材を使った料理を関係者に披露した
法人カードは、法人経営者(法人代表者)、個人事業主が利用する経費支払専用のクレジットカードのことです。 法人カードの名義は法人代表者の個人名義になりますが、法人名義の経費支払に利用することができ、法人口座から引き落とされます。法人経営における経費支払いのためのクレジットカードです。光熱費、通信費、事務用品やオフィス家具の購入、インターネット広告、インターネットサービスの利用・・・など多くの経費支払いで法人カードが利用できます。支払いは法人口座から引き落とされ、明細も法人用として個人と分離できるので、会計上も重要な経営ツールとなっています。 法人カードと一般カードの大きな違いは 引き落とし口座が法人名義の銀行口座を設定できること 企業向け、個人事業者向けの特典・サービスが充実していること とくに法人名義の銀行口座から引き落としができることが重要で、会社で利用する経費の支払いに法人カードを使え
畜舎 低コスト化へ特例 計画認定で建築基準緩和 農水省、今国会に法案提出 農水省は、畜舎建設の低コスト化に向けた法案を今国会に提出する。畜舎内の滞在時間の制限や避難経路の確保など、安全性を担保した計画を都道府県が認定すれば、建築基準法を適用せずに畜舎を建築、利用できる特例を設ける。畜産・酪農の大規模化の障壁となる建設コストを削減し、基盤強化を後押しする。 与党内の手続きを経て、近く法案を提出する。…… シートベルト必ず締めて 農耕車の事故 非着用は死亡率8倍 農水省調査 農耕車が関わった交通事故で、シートベルトを着用していなかった場合の死亡率は、していた場合の8倍になることが17日、農水省の調査で分かった。走行速度が遅い農耕車は追突事故に巻き込まれることが多いが、死亡事故に限定すると、追突よりも路外への逸脱事故が多い。路外に転落し農機から放り出されて死亡するケースが考えられ、改めてシートベ
地元産の飼料用米をえさにして育てた菊池市のブランド牛「えこめ牛」が、市内の全小中学校の給食に登場した。地元への普及が目的で30日まで続く。 えこめの名前は、えさの輸入によって船舶から出る二酸化炭素を削減できる「エコ」と、えさに使っている「こめ」を組み合わせた。休耕田の活用や地下水保全などの効果も期待されており、JA菊池や県、菊池市などでつくる「えこめ牛推進コンソーシアム」が、2009年からブランド化に向けた取り組みを進めている。 えこめ牛の肥育農家10戸のうち9戸を抱える旭志地区の旭志小では23日、6年生34人がJA菊池や県の職員から説明を受け、えこめ牛で作った牛丼をほおばった。松岡航平君(12)は「肉のうまみが詰まっていておいしかった。旭志にこんなおいしいお肉があったなんて」と感激していた。(成田太昭)
野生ジカの肉を学校給食に使う試みが広がっている。シカは農林業にとっては食害をもたらす厄介者だが、採用した学校では地産地消を通し、動物の命や地域の環境を考えるきっかけにもなっている。 北海道東部の山あいにある認定こども園・置戸町こどもセンターどんぐりは、昨年11月から月1回、エゾシカ肉を給食で出している。ハンバーグやカツレツ、竜田揚げ……。80人の園児からは「やわらかい」「ラム(子羊)肉より好き」と好評だという。 同園は地産地消にこだわり、農産物は地元農家から買い、園児も野菜を育てる。町の給食センターや老人ホームの栄養士らが自生のフキも採取し、「大地の恵み」として給食に使う。これに「森の恵み」のシカ肉を加えた。野生鳥獣を使ったジビエ料理の代表的な食材の一つで、鉄分が豊富で低脂肪・高たんぱく。同園は献立の幅を広げる新しい食材としてとらえた。 仕掛け人は栄養士の太田晶(あきら)さん(41)。ホテ
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