経済産業省は近く「エネルギー基本計画」の見直し議論に着手する。中長期の政策指針で、2040年度の電源構成比率を作るのが柱だ。3年前に作った現行計画では、30年度に向けて電力需要が減る見通しだったが、今回は人工知能(AI)普及で需要増が前提となる。温暖化ガスの排出削減目標との両立が課題となる。北海道石狩市。国内最大級の洋上風力発電が林立する海岸のそばで、さくらインターネットのデータセンターの拡張
イギリスの気象庁により1859年に船舶向けとして提供が開始された天気予報は、1960年代にコンピューターによる数値モデリングが導入されたことで予測精度が大幅に改善しました。そこからさらに60年が経過した2024年、天気予報は一体どれくらい進歩したのかについて、食料やエネルギー問題に詳しいハンナ・リッチー博士が解説しました。 Weather forecasts have become much more accurate; we now need to make them available to everyone - Our World in Data https://ourworldindata.org/weather-forecasts イギリスの気象庁によれば、2023年時点での4日間予報の精度は1990年代の1日分と同程度になっているそうです。また、3日、5日、7日、10日先の予報
津波被害、5分以内に予測へ デジタル空間に再現、産官学挑む 2024年02月27日07時09分配信 南海トラフ地震が発生した場合、高知市中心地での浸水の深さを表示したシミュレーション図(NEC提供) 現実の街並みをデジタル空間に再現し、地震発生から5分以内に想定される津波被害を算出して住民避難に役立てる。産官学でこうした防災・減災への挑戦が進んでいる。「デジタルツイン」という技術を活用。街並みや地形、地震に関する複数のデータを組み合わせ、被害の大きさや範囲などの予測を図面で視覚的に示せるのが強みだ。 岩手、AI導入で防災・減災強化 災害時に架電、住民情報集約―被災地で運用、企業も参入・震災13年 NECや東北大、大阪大などが開発するシステムは、地震が起きた際の海底の断層運動などを基に浸水範囲や、交通網と建物の被害を推定。自治体などが素早く救援体制を整えることを支援する。 津波発生の可能性が
大手ハイテク各社は世界中に巨大データセンターを建設しているが、それによって引き起こされる二酸化炭素排出量の大幅な増加の回避にも躍起になっている。 多くの電力を消費する人工知能(AI)がクラウド化されるのに伴い、太陽光発電や風力発電に余剰がある地域をソフトウエアを使って探し出し、そこでデータセンターの運営を強化するという手法も広がりつつある。二酸化炭素排出量とコストを削減することが可能になるからだ。 クラウドコンピューティングの管理を手掛けるシーラス・ネクサスの共同創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるクリス・ノーブル氏は「再生可能エネルギーを最大限に利用するやり方でデータセンターを運営する方法を見つけ出すことが急務だ」と語った。 AIが必要とするコンピューティングがもたらす気候変動リスクは広範に及び、化石燃料を使用する電力からクリーンな電力への大幅な転換がなければ一段と悪化する恐れがある
Taylor Swift celebrates on the field after the Kansas City Chiefs 17-10 victory against the Baltimore Ravens in the AFC Championship Game at M&T Bank Stadium on January 28, 2024 in Baltimore, Maryland. (Photo by Rob Carr/Getty Images) イーロン・マスクをはじめとした富豪や著名人のプライベートジェットのフライトを追跡するアカウントを運営するフロリダ州の大学生、ジャック・スウィーニーは昨年12月、テイラー・スウィフトの弁護士から「法的措置をとる」という脅しの書簡を受け取った。 2月6日、ワシントン・ポストがこの書簡について最初に報じている。スウィーニーはフォーブス
日常生活で高速通信を可能にする光ファイバーケーブルは、文字通り光をケーブル内で反射させながら送受信して通信を可能にします。しかし、ちょっとした衝撃や振動が通信に影響を与えてしまうため、これを逆に利用して地震や火山の観測に利用する研究が進んでいます。そんな光ファイバーケーブルで、17年ぶりに数兆匹単位で大量発生したセミの活動を観測することができたという報告が挙がっています。 Long-term monitoring and analysis of Brood X cicada activity by distributed fiber optic sensing technology | Journal of Insect Science | Oxford Academic https://academic.oup.com/jinsectscience/article/23/6/3/7425
米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のサポート終了に伴って約2億4000万台のパソコンが廃棄され、埋め立てごみが増加する見通しであることが、調査会社カナリス・リサーチのリポートで明らかになった。写真はマイクロソフトのロゴ。パリのマイクロソフトオフィスで1月撮影。(2023年 ロイター/Gonzalo Fuentes) [21日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O)の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のサポート終了に伴って約2億4000万台のパソコンが廃棄され、埋め立てごみが増加する見通しであることが、調査会社カナリス・リサーチのリポートで明らかになった。 廃棄されるパソコンの重量は推計48万トン、自動車32万台に相当する。 マイクロソフトはウィンドウズ10のサポートを2025年10月いっぱいで終了する方針。セキュリティ更新プログラムを28年10月まで延長
最近は、健康系アプリにはまっているkonnoです。 今年は本当に暑いですね...過去〇〇年で最高、などと言われることもありますが、でも、実際のところはどうなんでしょうか? 今回は、データさえ与えればあっという間に分析してくれるCode Interpreterを使って、過去の気象データから気温変化の傾向を見てみたいと思います。 気象データをCode Interpreterで分析 気象データを取得する 今回使用する気象データは、気象庁が公開している「過去の気象データ・ダウンロード」という以下のページから取得しました。 www.data.jma.go.jp 条件としては、以下のようにしています。(※今回は2022年12月31日までのデータを使用しています。) 項目 内容 地点 横浜 項目 日平均気温 期間 1893/01/01 ~ 2022/12/31 表示オプション デフォルト設定のまま ファ
ベルギーに住む2児の父親が、対話型AIと気候変動に関する会話をした結果、地球の未来に悲観して自ら命を絶ってしまう事件が発生しました。 "Sans ces conversations avec le chatbot Eliza, mon mari serait toujours là" - La Libre https://www.lalibre.be/belgique/societe/2023/03/28/sans-ces-conversations-avec-le-chatbot-eliza-mon-mari-serait-toujours-la-LVSLWPC5WRDX7J2RCHNWPDST24/ 'He Would Still Be Here': Man Dies by Suicide After Talking with AI Chatbot, Widow Says https:
大気汚染は人間の健康に深刻な悪影響を及ぼしており、世界保健機関(WHO)は世界人口の99%以上は基準値以上に汚染された空気を吸っていると報告しています。そこでマサチューセッツ工科大学・Senseable City Labの研究チームが、人々が大気汚染をより広く追跡できるようにするため、安価なオープンソースの移動式大気汚染測定デバイス「Flatburn」を発表しました。 Leveraging machine learning algorithms to advance low-cost air sensor calibration in stationary and mobile settings - ScienceDirect https://doi.org/10.1016/j.atmosenv.2023.119692 GitHub - MIT-Senseable-City-Lab/OSC
株式会社地圏環境テクノロジーが開発した国土情報プラットフォームを用いて、日本国土の自然状態における水循環シミュレーションデータを地方公共団体や民間企業に提供するサービスを2022年12月1日より開始いたします。 図1 地下水の解析結果の表示例(熊本県の例、青色:表流水、赤色:地下水) サービスの内容は無償と有償に分かれており、無償の範囲は水利用のない自然状態において、日本の平均降雨を用いてシミュレーションした地表水(河川)と地下水の流動状況や湧水・涵養地域などを地図上で表した情報及び水収支データとなります。有償は指定した地域のデジタルデータや、水利用を考慮するなどして新たに実施したシミュレーション結果から算出した水収支や地下水賦存量等となります。 なお、国土情報プラットフォームとは、国土の基盤データ(気象、土地利用・土地被覆、地形、土壌、地質、水文観測データ)と、それらを利用して構築した国
ぬまがさワタリ @numagasa すてきな生きもの&カルチャー。最新作『ゆかいないきもの超図鑑』など著作5冊+電子『いきものガタリ』。amaアソ&ofuse参加。 LINEスタンプ→ store.line.me/stickershop インスタ→instagram.com/numagasa/ ご用あればブログ記載のメールかDM(見落としがち)へどうぞ。 numagasa.hatenablog.com ぬまがさワタリ @numagasa ニュージーランドの飛ばないオウム・カカポは絶滅寸前の鳥ですが、必死の保護活動が実って個体数が昨年25%増加し、ここ数十年で最大の252羽になったそうです(まだ少ないけど一時期は残り50羽だった)。カカポ復活祈願で『ゆかいないきもの超図鑑』よりカカポ図解を掲載します。愛情も技術も全力投入。 pic.twitter.com/t1T6Pdegpm 2022-08
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チーム田中陽チームリーダー、生命医科学研究センタートランスクリプトーム研究チームグセフ・オレグ客員主管研究員、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の黄川田隆洋主席研究員、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域生体プロセス工学研究室のヤリクン・ヤシャイラ准教授らの共同研究グループは、宇宙などの過酷な状況でも無代謝休眠の状態で生きられる乾燥耐性生物ネムリユスリカ[1]幼虫を用いて、生物生存に適した環境での覚醒時の動きを電気的に捉えて環境センシングする生存圏探索デバイスを開発しました。 本デバイスは、さまざまな場所での環境モニタリングに用いることができ、砂漠や極地といった地球上のほか、宇宙での生存圏探索にも使える可能性があります。 今回、共同研究グループは、幼虫時に乾燥状態になると乾燥無代謝休眠(乾眠)
ハイペースで進むインフレに対応すべく、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)やEUの欧州中央銀行(ECB)が相次いで政策金利の引き上げ(利上げ)を発表しており、景気が冷え込むとの懸念からビットコインが年初来安値を更新するなど、2022年に入ってからの仮想通貨市場は大きな変動が続いています。仮想通貨の下落によりマイニングが行われなくなり、仮想通貨が投げ売りされてさらに価格が下落する「デススパイラル」が気候変動に与える長期的な影響について、専門家が前向きな意見を寄せています。 Cryptocurrency price collapse offers hope for slowing climate change – here's how https://theconversation.com/cryptocurrency-price-collapse-offers-hope-f
カレント・アフェアーズより。 カリフォルニア大学バークレー校のニコラス・ウィーバーは、何年も間、暗号通貨を研究してきた。彼は、それは大惨事に終わる恐ろしい考えだと考えている。 高価なスーパーボウルの広告で誇大宣伝されたにもかかわらず、暗号通貨は今、難しい局面を迎えている。ニューヨークタイムズは、「暗号通貨の世界は今週、実験的で規制されていないデジタル通貨のリスクを図式化した売り浴びせで完全にメルトダウンした」と報じる。暗号通貨の最も声高な懐疑論者の1人は、国際コンピュータ科学研究所の上級スタッフ研究員で、カリフォルニア大学バークレー校のコンピュータ・サイエンス学科の講師であるニコラス・ウィーバーである。ウィーバーは長年にわたって暗号通貨を研究してきた。カレント・アフェアーズの編集長ネイサン・J・ロビンソンとの対談で、ウィーバーは、大いに注目されているこの技術に反感を持って見ている理由を説明
きし・のぶひと/1973年東京外国語大学卒業、読売新聞社入社。横浜支局を経て経済部に勤務、大蔵省、通商産業省、日本銀行、経団連機械、重工クラブなどを担当。91年読売新聞社を退社、知的財産権などをテーマに執筆。 著書に 『「異能」流出 』(ダイヤモンド社)、『財務省の「ワル」』(新潮社) など。 『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 まなべ・しゅくろう/1931年、愛媛県生まれ。53年東京大学理学部地球物理学科卒、58年同大学院博士課程修了後、米国気象局に入る。67年地球温暖化のメカニズムを解明した理論を発表し、温暖化予測の先鞭をつけた。68年米国海洋大気庁(NOAA)地球流体力学研究所 上席気象研究員兼プリンストン大学客
Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩は、生物学、気候科学、物理学を新たな高みへと導いた。 2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)のチームは、ブラックホールの実際の姿を初めて世界に見せてくれた。彼らが発表したリング状に輝く天体の画像は、従来の写真とは違い、計算によって得られたものだ。具体的には、米国、メキシコ、チリ、スペイン、南極点の電波望遠鏡が捉えたデータを数学的に変換することによって得られたのだ1。研究チームは、その知見を記載する論文とともに、ブラックホールの撮影に用いたプログラミングコードも公開した。科学コミュニティーが自分たちのやり方を確認し、それを足場にできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般的になりつつある。天文学から動物学まで、現代のあらゆる偉大な科学的発見の背後にはコンピューターがある。
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