物資が不足する時がある。事前に止められるのならそれが一番なのだがそれが無理な場合、合理的な考え方の人が多く住む場所でなにが起きるのか、一つの事例を紹介したい。 物資が不足した際に、合理的な考え方ができる人は、まず不足してるという事実を素直に認めてしまう。その上で不足する物資の総量で、最大限の効果を出す方法を考える。だからはかりや定規、体温計や温度計が売れる。 京城日報 19420307 計測を普及させるための活動も開始する。 東京府主催 家庭計量文化展覧会誌 家庭計量文化展覧会協賛会 1937 なぜ計測するものが売れるのかというと、常日頃から様々なものを計測するためである。計測することで、必要にして十分な量を把握することができる。風呂の湯に必要な水の量を知り、必要なだけの燃料を使って温める。必要な調味料の量を知っておき、計った上で使用する。ハンドクリームを使用料を最小限にしつつ、最大限の効