佐藤「大衆音楽の発展に貢献したり、寄与してきた方々のなさってきた仕事にスポットをあてて、敬意の念を払い、それらの仕事を音楽関係者だけでなく世のなか一般に、広く後世に伝えていこうというのが『音楽主義AWARD』のそもそもの主旨です。音制連というのはシンガーソングライターやバンドのパートナー(事務所)が中心で、もともと古い権威に反発している人たちが作ったという側面もありますから、権威的なことはいらないという声もありますが、音制連20周年ということで、日本のポップスやロックがどういう人たちに支えられて成長してきたのか、長い間音楽の裏方をやってきた人たちにも励みになるよう、彼らにスポットをあてていきたい。『レコード大賞』などと違って大仰なものではないし、選考委員のみなさんもボランティアでやっていただいています。小さくても心のある賞だと言われるように育っていければいいと考えています」 丸山「よくわか