薬剤師以外でも一般用の風邪薬などの医薬品を販売できる登録販売者の制度をめぐり、大手スーパー西友(東京都)の従業員が必要な実務経験時間を満たしていないのに偽った証明書で受験していた疑いがあることが分かった。都や厚生労働省が調べており、不正の対象者は全国で200人に及ぶ可能性があるという。 過去にも約30人の雑貨販売従業員らの不正受験が発覚した例などはあるが、今回は過去にない大規模なケースとみられる。 都や厚労省によると、今年8月、都に「西友の店舗に、医薬品に詳しくない登録販売者がいる」と匿名の情報提供があった。その店舗を立ち入り調査したところ、登録販売者の受験に必要な実務経験がない販売者がいることがわかった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら