日本人宇宙飛行士の野口聡一さん(55)が、アメリカの民間企業が開発する新型宇宙船への搭乗が決まったあととしては初めてNHKの取材に応じ、意気込みを語るとともに、新型コロナウイルスの影響を念頭に、外出せずに健康的に生活するため、「ルーティーンを作る」などと宇宙飛行士ならではの秘けつを紹介しました。 野口さんは民間企業の宇宙船に搭乗することについて、「民間が宇宙に挑戦できる環境を作ることで、多くの人がより遠くの宇宙に行ける時代の先駆けになると思っています。私の宇宙飛行士としての経験を注ぎ込んで、しっかり成功させたい」と意気込みを語りました。 そして、これまでの宇宙の滞在日数は通算170日以上に達し、3回目となる宇宙飛行を控えて、新型コロナウイルスの感染拡大で自宅から外出せずに過ごしている人を念頭に、「国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士も同じように行動制限があり、思うように人に会えないなど、似
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、世界各地で外出制限の措置が続くなか、長引く在宅生活によるストレスや心理的負担を和らげるための工夫も始まっています。 在宅勤務が長引くにつれて、不安を感じるスタッフが少なくなかったため、各チームごとに毎朝1回、ビデオチャットアプリを使った会議を行うようにしたほか、週に1回はビデオ通話をつなぎ、顔を合わせた状態で昼食を取っています。 こうしたランチ会では、あえて仕事の話はせず、子どもに関する相談や、在宅生活の悩みなどの雑談をしているということです。 「ドットデータ」の藤巻遼平CEOは、「1週間や10日だけならよいですが、長引くにつれて気持ちが孤独になってしまう。気持ちを近くに保つために、顔を見て話すのを奨励しています」と話していました。 長引く外出制限で友人や同僚と会えなくなることの影響についてスタンフォード大学の心理学者ジャミル・ザキ准教授は、「感染拡
NASA長官のジム・ブライデンスタイン氏は3月19日、NASAの次世代ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」と「オリオン」宇宙船の生産とテストを停止していると発表しました。 新型コロナウイルスのパンデミックに対応して発表された、今回の方針。NASAはルイジアナ州の組み立て施設とミシシッピ州のステニス宇宙センターの警戒レベルを、最高の4まで引き上げています。 ステニス宇宙センターでは、すでに1人の新型コロナウイルスの感染者が報告されています。ルイジアナ州の組み立て施設では感染者は発生していないものの、同地域では感染が広まっています。 SLSとオリオンでは、2021年に無人での初打ち上げ「アルテミス1」が実施され、続くアルテミス2にて有人打ち上げ、そして2024年のアルテミス3で宇宙飛行士を月面に立たせる予定です。しかし、この2024年というタイムスケジュールは容易なものではないこ
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