民間宇宙開発に道筋。「宇宙活動法案/衛星リモートセンシング法案」が可決 2016/11/11 宇宙開発 先月28日に衆議院で可決された、民間宇宙開発の枠組みとなる 「宇宙活動法案」「衛星リモートセンシング法案」 。こちらが11月9日に参議院でも可決され、 無事法案が成立 しました。 まず 宇宙活動法 とは、 民間によるロケット打ち上げを促進 するものです。これまではJAXAと三菱重工が担ってきた人工衛星の打ち上げを許可制にすることで、 民間企業にも開放 。また政府が安全基準を設け、保険を義務付けることでより活発かつ安全な宇宙開発が可能になります。 そして 衛星リモートセンシング法案 とは、 民間企業の地球観測衛星が撮影したデータの取扱 について定めたものです。地上施設には安全保障の観点、あるいはプライバシーの問題から撮影に支障がある場合があり、その場合に政府が画像の販売や配布を禁止する