6月末、スターバックスが店員の8割に聴覚障害がある店舗をオープンさせました。店員どうしは手話で会話し、手話のできないお客さんは指さしメニューや筆談などで注文します。「目を見て“ありがとう”とほほえんでくれる感じがいい」「とても表情が豊かだと思いました」とお客さんからも好評です。 この店はほかの店舗と売り上げ目標は同じで、サービスや飲み物の質も一切妥協しません。この会社ではもともと聴覚障害のある人は複数働いていたのですが「1つの店に1人ずつ」の場合が多く、今回のように「集まって働く」のは初めてです。なぜこんな店を作ったのか、その舞台裏を取材しました。