約13年間のOL生活に終止符を打ち、2014年にライターに転身。2020年のデンマーク留学を期に、活動拠点を北欧に移した小林香織さんの連載。現在、小林さんが住むフィンランドの首都ヘルシンキには、現地在住の多くの日本人を顧客に抱える日本人美容師・梅沢紳哉さんがいる。 美容師一筋30年、ヘアサロン激戦区である東京・原宿で半年先まで予約が埋まる人気ヘアサロンを経営していた梅沢さんが、50代を目前に選んだ夫婦でのフィンランド移住。移住から2年弱が経過した今、50歳からの人生への期待、過去の自分に思うことを聞いた。 ほっとするヘルシンキのヘアサロン「JEFF」 約2,000人の日本人が居住するといわれるフィンランド。現地のパートナーや家族と暮らす人、留学や就業目的で滞在する人、スポーツや芸術分野で活動する人などさまざまだが、美容師という職業は国内在住の日本人に注目されやすいかもしれない。ハーフを除く
LIFE 人間関係の悩みは無縁!? 北欧流コミュニケーション術は“共感”より“受け入れる” 2020.06.22 世界幸福度ランキングで3年連続1位を獲得したフィンランドをはじめ、常に上位にランクインし続けている北欧の国々。ライフスタイルや価値観は、日本とどう違うのでしょうか。 今回は、円滑な人間関係を築くコツを学びましょう。 ≪目次≫ “境界線を引いて、相手も自分も尊重”が北欧流 フィンランドでは“コーヒー休憩”が労働者の権利 “フィーカ”は“コーヒー”の逆さ言葉だった! まとめ : 北欧の人間関係は“ちょうどいい距離感” “境界線を引いて、相手も自分も尊重”が北欧流 オンとオフを切り替える北欧では業務時間外に仕事の付き合いを持ち込むのはタブー。代わりに大事にされているのがコーヒー休憩の時間です。コーヒーを飲んでリラックスしながら会話を交わし親睦を深めるのが北欧的なコミュニケーション。部
日本の2週間の全校休校にはたまげた。あまりにもびっくりしてあの「要請」が出た日、出会ったフィンランド人たちにいちいち報告したら、みんな最初は冗談だと思って苦笑して、それから「嘘じゃないんだってば!」と詳細を語るほどに爆笑された。 そんな急に学校閉められないでしょう、いくら日本でも。いくら、というのは「震災の後も冷静さを保っていたスーパー日本人たちでもさ」という好意的な意味だ。 「日本ほどの人口規模でそれ本当にやるの?」いえいえ、あくまでも要請らしくて詳細も補償も何も決まってなくてしかも今は学期末で年度末で試験時期で……。 そして最後には深く同情された。だいたいみんなそんな反応だ。 もしフィンランドだとどうなるのか
“世界一幸せな国”フィンランドと 「福祉の取り合い」 世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした国連の報告書で、2年連続1位となったフィンランド。 子育てや医療への手厚い補助、無償教育などの「高福祉・高負担」の社会のしくみがその「幸せ」を支えてきた。 ところがここ数年、移民や難民との間で「福祉のとりあい」を指摘する声が上がっている。 歴史的には受け入れに消極的だった フィンランドの人口は550万人。日本で言うと兵庫県と同等の人口規模は、ヨーロッパの中でもどちらかといえば小規模な国に位置づけられる。単一民族の色合いが濃く、国民性はシャイな人が多いとされる。 移民政策の根底に流れるのは、「移民抑制」という考え方だ。かつて旧ソ連とスウェーデンに支配された経験から外国人に対する警戒感が強く、歴史的に移民の受け入れには消極的だった。 フィンランドはそもそも、移民による人口の流入より、流出の方が多い
フィンランド外務省の主催で、世界16カ国の若手ジャーナリストがこの国をあらゆる視点から学ぶプログラムに参加している。 14,15日はロシアの国境近くの、ラッペーンランタという町に来た。フィンランド最大の湖、サイマー湖があり、夏にはカヌーやカヤックに乗ったり、冬には寒中水泳やスケートをしたりして楽しむ人が多い。
所得税の課税データを取材するため、ヘルシンキの国税庁舎前に列をつくるジャーナリストたち=2018年11月1日、Dmitry Kostyukov/©2018 The New York Times
BUSINESS INSIDER JAPANより転載:フィンランド社会保険庁事務所(Kela)が2年間のベーシックインカム(以下BI)試験導入を開始して、4カ月が経過した。BIは、生存しているだけで現金を受給できる富の再分配システム。対象となった2000人の受給者の中には、既にストレスの軽減を報告している人たちもいる。 「受給者が毎月受け取る600ドル(約6万8000円)は金額的に多くないかもしれないが、人々の不安を和らげるには十分な額です」 Kelaの法定給付庁の代表マルユッカ・トゥルネン(Marjukka Turunen)氏は、米メディアKera Newsに語る。 「過去にこう語った女性がいました。『電話が鳴ると、いつも怖い思いをしました。職業安定所が仕事を紹介しようとかけてきたのではないかと』」 トゥルネン氏によると、この女性は両親の介護のため働くことができなかったという。 BIは現
夕方6時。――それは、多くの日本の勤め人にとってそろそろ帰りの電車の込み具合が気になる頃、あるいは「今日も残業か……」とため息をつく時刻――であろうか。その6時に、ものすごい勢いでパソコンの電源を切り、たどたどしく「オツカレサマ」をいいながら走り去る人々を私は見たことがある。それは社内の7割を占めるフィンランド人、もしくは欧米人であった。
日頃より月刊カレントをご愛願いただき誠にありがとうございます。 平成29年より、従来の価格を維持するために企業努力を重ねてまいりました。 しかし、昨今の印刷業界の価格高騰、輸送コストの上昇により、大変厳しい状況となっております。 つきましては、令和6年1月1日発行の月刊カレント1月号より、価格を改定させていただくことになりました。 お客様にはご負担をお掛けすることになり、大変申し訳ございませんが、編集室一同、お客様に期待以上のご満足をしていただけるよう精一杯取り組んでまいります。 何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 改定後の価格 年間購読料(税・送料込) 6,000円 → 7,700円 1冊購入(税・送料込) 500円 → 770円 ※令和6年1月以降は、更新のタイミングから新料金でのご案内となります。なお維持会員費は今回の価格改定の対象外となります。
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