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ブックマーク / blog.livedoor.jp/lotus_haiku (5)

  • LOTUS 12月句会報(2023.12.16) : LOTUS-俳句

    ■句会参加者(計16名)※敬称略 《LOTUS》丑丸敬史(ZOOM管理)、奥山人、小野初江、九堂夜想、熊谷陽一、三枝桂子、酒卷英一郞(句会幹事)、高橋比呂子、古田嘉彦(司会)、松光雄、無時空 映 《一般参加者》いなば也、斎藤秀雄、三上 泉、未 補、山田千里 ■一人三句出句(全四十八句)/三句選 ■最高点句(5点) 野灯りや物こそ影のゆきの花              九堂 夜想 〈句 評〉 ●灯りの下で「ゆきの花」が見えるわけじゃない。小さな「野灯り」の周りに広がる大きな暗がりにこそ「ゆきの花」が存在するというのである。中七の転倒は音韻の快楽によるが、そうした分析や説明はこの句にはつまらない行為に思えた。●氣配の一句。野燈(灯)りに物の影が仄かに浮き上がる。その實體はゆきの花であつた。ゆきの花とは六花、雪の結晶と考へる。野燈り、影、ゆきの花とモノトーンを連ね、あたかも墨繪の趣きだか、しか

    LOTUS 12月句会報(2023.12.16) : LOTUS-俳句
    hidex7777
    hidex7777 2023/12/24
    お疲れ様でした。1月27日に、拙作品の合評会が開かれます。お時間のある方は、ぜひ、ご参加ください。DMいただければ、配布資料等につきまして、ご連絡差し上げます。
  • LOTUS 4月句会報(2023.4.15) : LOTUS-俳句

    ■句会参加者(計14名)※敬称略 《LOTUS》丑丸敬史(リモート管理)、小野初江、九堂夜想、熊谷陽一、三枝桂子、酒卷英一郞(句会幹事)、高橋比呂子(司会)、古田嘉彦、松光雄、無時空 映 《一般参加者》いなば也、斎藤秀雄、三上 泉、未補 ■一人三句出句(全四十二句)/三句選 ■最高点句(5点) 言葉憑く 可惜夜ありて 春疾風                        酒卷英一郞 〈句 評〉 ●発せられたことばが心身にまとわりつくような離れがたき夜ほど、前触れもなくやって来て、突然に去っていく。そんな可惜夜が、人生にあったほうがおそらく良いが、無かったとしても、不幸なわけではない。むしろ知らないないほうがいいかも。●情況は明け方であろうか。今作者は恵まれて言葉の豊穣の海にいる。なのにどんどん夜明けが迫ってくる。惜しみても余りあると言うのにその状況は容赦なくなのだ。また援護するように春疾

    LOTUS 4月句会報(2023.4.15) : LOTUS-俳句
    hidex7777
    hidex7777 2023/04/28
    4月のLOTUS句会、お疲れ様でした。
  • LOTUS 4月句会報(2021.4.24) : LOTUS-俳句

    ●言われてみて気づいたのだけれど、《蚕》は水を飲むタイプの昆虫ではない。おそらく桑をべていれば水分は充分に摂取できるのだろう。とすれば、《水》を口に含む行動は、《蚕》にとって特別な、逸脱的な行動のように思える。五千年前から始まった養蚕業の過程において、家畜化されてしまった《蚕》は、人間に飼われなければ摂餌することさえできないわけだから、なにか奇跡的な事件が起きたのだと考えられる。書かれていることから推測すると、《叙事》が《潮錆びた》ことが、その理由・原因とも、ひとつのきっかけとも考えられるけれど、明示されているわけではない。古代中国で始まったとされる養蚕業(=蚕の家畜化)は、アジアからヨーロッパまで広く伝わっているから、《蚕》については日の記紀にも書かれているほどだとはいえ(あるいは「蚕馬」の伝説は、日の「おしらさま」も含めれば、古くから数多くある)、ここでいう《叙事》が、どの叙事な

    LOTUS 4月句会報(2021.4.24) : LOTUS-俳句
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    hidex7777 2021/04/26
    今月もお邪魔しました。また参加したいです。
  • LOTUS 2月句会報(2021.2.27) : LOTUS-俳句

    ●揭句には主體と呼ぶべきものが無い。誰が、或ひは何が「あまりに泉」なのだらう。若しかしたら「あまりに泉だが届いただろうか」と案じる一句そのものを主體と呼ぶべきか。また、揭句には場所も示されてゐない。何處へ「届いた」のだらう。更には「泉」も實景ではなく何かの比喩・象徴であらうが、矢張りどのやうな比喩かは示されてゐない。このやうに揭句には、具體的な事柄は一切明記されてゐない。然し、例へば「泉」の比喩・象徴として筆者が思ひ浮かべるのは透明、深淵、光、闇といつた何れも遙かなイメージを覺える語であり、これらの語から先に書いた「一句そのもの」の機微ははつきりと傳わつてくる。それは「泉」への、「届いた」先の場所への憧憬や不安である。このやうに、揭句は「泉」といふ强い詩語によつて、具體的な物事を明記せずとも解釋の可能性が大きく開かれてゐる實験的な句であると思ふ。 ●一読したとき、切り取られた手紙やメールの

    LOTUS 2月句会報(2021.2.27) : LOTUS-俳句
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    hidex7777 2021/02/28
    きのうはLOTUSの句会におじゃましました。はじめましてだったので、人の顔色を伺ってしまい、暴れ足りなかったです。
  • LOTUS 6月句会報(2020.6.27) : LOTUS-俳句

    ●桃の花が「くさぐさの滅びの色を」をどのように受け止めているか、読者に預けられている。ここでは桃の花が優しく包み込んで受けいれていると読んだ。

    LOTUS 6月句会報(2020.6.27) : LOTUS-俳句
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