金融庁のEDINETで2008年4月からXBRL形式での財務諸表提出が義務付けられる。これまでのHTMLと比較してデータの2次利用などが格段に行いやすくなり、手入力時のミスが減るなど効率性の向上も期待されている。富士通はこの義務化を受けて、財務データを簡単な操作でXBRL形式に変更できるソフトウェア「XWand Tool for EDINET」を3月11日に発表した。5月1日に販売を開始する。 EDINET(用語解説)に財務報告する企業は5000社程度といわれるが、現状でXBRL形式(用語解説)に対応できている企業は少ない。XWand Toolは、金融庁が定めた「EDINETタクソノミ」に準拠。業種別のタクソノミが用意され、自社の勘定科目に合わせてカスタマイズできるようになっている。そのカスタマイズしたタクソノミに対して実際の財務データを入力し、実際の文書であるインスタンスを作成する。作成