「黙認」の風潮を変えるきっかけとなるか? ニコニコ動画やYouTubeなどで多く見られる、ゲームの「プレイ動画」。今やゲームのプレイ映像を録画し、それを動画投稿サイトにアップロードするという行為、そしてアップロードされた動画を見るという行為は、ゲームの新しい楽しみ方のひとつとして当たり前のものとなりました。 そんな中、セガは先日、同社の「ぷよぷよ!!」について、生中継などを含んだプレイ動画の投稿・放送について、一定のガイドラインを守ることで許諾する旨を発表し、大きな話題を呼びました。商業・営利目的での使用や、ストーリーのネタバレが絡む部分についてはNGとされているものの、これにより「ひとりでぷよぷよ」や「みんなでぷよぷよ」の一部モードについては正式に動画投稿が認められた形となります。 「ぷよぷよ!!」公式サイトに掲載された「プレイ動画についての規約」。一定のガイドラインを設けることで、部分
>著作権の判断は難しく時間がかかるなどの理由で確認していない 所詮は物販店。 本屋がいちいち著作権を確認していないのは、ある面、当然だと思う。 >ユーザーも大きな不利益を被ることになる 購入する側としても、「その本が正式な著作の権利に基づいて執筆/作成/販売されているか」は、利益の範疇外だと思う。 >著作権者とアプリ作者だけの問題ではない どちらかというと、そちらだけの問題ではなかろうか? 著作権自体、それを有するものが、自らそれを主張し、権利を守ることを前提としているからね。 それらについて、著作権者がなにもしなかったら、それは問題ではなくなっちゃう。 逆に、書店やらが自発的に売らない/個人が買わないといった自由はあるが、それを判断する側にはたっていない。 新聞の記事からすると、 >海賊版への対処は著作権者と制作者の直接交渉に委ねているという ということで、それほど間違ってはいないだろう
米国議会図書館は26日、3年毎の同国の著作権法セクション1201の適用除外見直しで、新たに追加される6つの"work"を発表した。いわゆるJailbreakやroot化、携帯電話のアンロックや電子ブックの一部の制限解除などが含まれる(Engadget、電子フロンティア財団(EFF)、PCWorld、マイコミジャーナル、ITpro)。 除外されるものを列記すると、 (1) DVDに収録されCSSで保護された映像を批評のために一部引用せざるを得ない場合で、 (i) 大学において教育目的で使用する場合 (ii) ドキュメンタリー映画を作る場合 (iii) 非商用映像を作る場合 (2) 携帯電話機が実行するアプリケーションの相互運用性確保のためのプログラム (3) 携帯電話網へ携帯電話を接続するためのファームウェアまたはソフトウェア (4) 合法に入手した、コピー対策が施されたゲームの脆弱性の調査
NECは5月7日、同じ動画や似た動画を高精度に見つけられる技術を開発したと発表した。動画の指紋情報(ビデオシグネチャ)を照合する仕組みで、「瞬時に違法コピー動画を発見できる」としている。動画の識別技術などに関する国際標準規格「MPEG-7 Video signature Tools」として規格化される予定だ。 動画の各フレームのさまざまな位置に、さまざまな大きさ・形の領域をペアで複数設定し、それぞれの領域の輝度の差分をシグネチャとして抽出。シグネチャを照合してコピーかどうかを判別する。 丸ごとコピーした動画だけでなく、テロップを挿入したり、動画を映した画面をさらにカメラで映した場合などでも、高速・高精度に検出可能。国際標準化機関のテストで、平均識別率は96%、誤検出率は100万分の5だったという。 2秒程度の短い動画でも適用できる。シグネチャは1フレーム当たり76バイトとコンパクトで、家庭
Perfumeのアルバム「GAME」が、レコード会社の徳間ジャパンコミュニケーションズに無許諾でiTunes Storeで有料配信されていることが2月1日までに分かった。徳間ジャパンは「違法にアップロードされた音源で、弊社とは一切関係がありません」とWebサイトで注意を呼び掛けている。 配信されているのは、2008年4月発売のアルバム「GAME」に収録されている12曲のうち、「ポリリズム」を除いた11曲で、各150円。配信元が「Tukuma Japan Communications」(徳間(トクマ)ではなく「ツクマ」)となっているほか、楽曲名や説明文がすべて英語表記など不審な点があり、ユーザーの間で「無許諾配信では」と話題になっていた。楽曲は2月1日午前11時現在も購入できる状態だ。
「GREE」を運営するグリーは9月25日、携帯電話用釣りゲームの著作権などを侵害されたとして、「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)を、著作権法と不正競争防止法に基づき、東京地裁に提訴すると発表した。釣りゲームの配信差し止めと、損害賠償などを求めている。 DeNAは、モバゲータウンで配信している「釣りゲータウン2」が、GREEの「釣り★スタ」の著作権などを侵害しているとし、DeNAと、共同開発した開発会社のORSO(オルソ)に対して、釣りゲータウン2配信の差し止めと、3億8385万円の損害賠償、謝罪広告の掲載を求めている。 釣り★スタは、ボタンを押すだけの簡単操作でさまざまな魚を釣ってコレクションできるゲーム。釣りを楽しめる有料の携帯アプリは「川のぬし釣り」など以前からあったが、釣り★スタは基本操作無料のアイテム課金システムを採用してヒットし、グリー急成長の原動力にもな
16歳で起業した経験を持つソフトウェア開発者が、インターネット時代の知的所有権問題を考えるうちに政党を作ってしまった。「海賊党」(Pirate Party)という名の政党は、特許システムの廃止、著作権法の改正、ファイル共有の無料化を訴えて6月の欧州議会選挙に出馬したところ、1議席を獲得。ファイル共有問題に悩む欧州に大きなショックを与えた。 「世界を変えるために、自分に与えられたチャンスと強く感じた」――海賊党の設立者で党首を務めるRickard Falkvinge氏に、海賊党を結党した経緯や主張について話を聞いた。 ――先の欧州議会選挙で1議席を獲得しました。おめでとうございます。海賊党結成後、初めての議席獲得となりますね。まずは海賊党結成の理由を教えてください。 海賊党は2006年に結成しました。同じ年に行われたスウェーデンの選挙では、得票率0.63%で、議席獲得には至りませんでした。し
日本ファルコムのゲーム音楽3000曲以上が本日から無料で利用可能に。「ファルコム音楽フリー宣言」 編集部:山 日本ファルコムは本日(6月5日),「ファルコム音楽フリー宣言」と銘打ち,これまで20年以上にわたって制作/販売してきた3453曲を含む,同社のすべてのゲーム音楽について,一部の用途を除き,無料/許諾申請不要で利用できるようにしたと発表した。 音楽著作権管理団体に楽曲の著作権管理を委託せず,すべて自社で管理する方針を採っている,同社ならではの試みといえそうだ。 今回のファルコム音楽フリー宣言により,同社のゲーム音楽を,演奏会での演奏やイベントのBGMといった用途に,自由に,しかも無料で使えるようになったのである(有償でのコンテンツ販売などは例外)。 もちろん使えるといっても,完成している楽曲そのものの入手には,購入する必要があるのでご注意を。 なお,ファルコム音楽フリー宣言の特設ペー
日本民間放送連盟はこのほど、地上デジタル放送PRキャラクター「地デジカ」の説明文の一部で、Wikipediaの文章を必要な手続きなく引用していたとし、該当部を削除・訂正した。 PDFで公開した資料のうち、地デジカとは何かを説明する部分で、Wikipediaの「シカ」の項目の説明文をそのまま引用していた。 民放連は「ネット上で指摘があり、調査したところ、必要な手続きなく引用していたことが分かったため削除した」としている。 関連記事 地デジカ対抗「アナログマ」出没 応援歌も 「地デジカ」に対抗したキャラクター「アナログマ」がネットで話題になっている。紹介ページや応援歌も。 「地デジカ」の衣装は「スク水ではない」と民放連 地デジカの衣装がスクール水着に見えるとネットで話題だが、民放連によると「スク水ではない」らしい。 地デジ移行の新キャラクター「地デジカ」 民放連は、地上デジタル放送への完全移行
フランス議会は現地時間4月9日、インターネット著作権侵害対策法案を大方の予想に反して否決した。 先週議会の事前承認を得た「Creation and Internet(創造とインターネット)」法は、著作権によって保護されたコンテンツを不法にダウンロードしたユーザーに対し、インターネットサービスプロバイダー(ISP)が段階的な対策を講じることを義務付けるものである。ISPはそのような行為を犯したユーザーに対し、3回の警告の後、その個人のインターネットアクセスを最大1年間禁止することができる。 Associated Pressによると、同法案は可決されるものと思われていたため、同法案の最終投票に出席した議員はほんのわずかであったという。社会党が率いる同法案の反対派らは、反対21票、賛成15票で同法案を否決した。 Nicolas Sarkozy大統領が所属する与党国民運動連合(UMP)とRecor
「ニンテンドーDS」ソフトを不正コピーしたデータを利用できる機器「マジコン」の販売差し止めを任天堂とゲームソフトメーカーが求めた訴訟で、東京地裁は2月27日、業者に対しマジコンの輸入販売禁止と在庫廃棄を命じる判決を言い渡した。 任天堂とスクウェア・エニックスなど54社は7月、「マジコンの輸入・販売で当社とソフトメーカーは極めて大きな被害を被っており、マジコンで大きな被害を受けている」として、代表的な機種「R4 Revolution for DS」を輸入販売していた業者5社に対し、輸入販売の差し止めを求めて提訴していた。 判決は任天堂などの主張を全面的に認めたもので、任天堂は「主張の正当性が認められたものであり、妥当な判決であると認識している。当社とソフトメーカー各社は、マジコンに対して、今後も継続して断固たる法的措置を講じる」とコメントした。 関連記事 ニンテンドーDS「プロテクト外し」横
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