ここではpycairoのContextクラスを用いたCairoの描画に関する幾つかのメモを扱う。一部の内容は「PyGTKでGUI部品を自前で描画する(前半)」と重なる。 Vala言語でもCairo.Contextクラスが同様に利用可能で、基本的に同じ要領で使用できるが、一部関数の引数や戻り値の渡し方/受け取り方が異なる*1他、円周率の値の指定の仕方などにおいてもPythonと異なる部分がある。 使用例(GTK+のDrawingArea上の表示)は「PyGTKでGUI部品を自前で描画する(後半)」を参照。本家のC言語のサンプルも参照になる。 色/透明度の指定 set_source_rgb()でContextオブジェクトの赤,緑,青の各成分について0から1の範囲内で指定する形で色の指定が行える。set_source_rgba()では更にアルファ成分(アルファ値)も指定できる。 パス 線を描画す