アサヒグループホールディングスの生活文化研究所は、家飲みに関する消費者の意識調査をまとめた。インターネット方式で計2105人が回答した。同調査によると、家飲みの頻度で「週2回以上」と答えた割合は75・2%に達し、会社帰りに居酒屋に寄る従来イメージが、家飲みにシフトしている状況が鮮明になった。ほぼ毎日、家飲みしていると答えた割合も35・7%に上った。特にシニアになるほど、家飲みを選ぶ傾向が強かった。 1カ月の家飲み代金は6割以上が「5000円未満」と答え、アサヒではビールの350ミリリットル缶24本入りの1ケースが、家計の目安になっていると分析している。 また日本酒造組合中央会が全国の20―79歳の3000人を対象にした飲酒動向調査によると、「 飲む・飲める(がほとんどまない人含)」人は前回調査の67・6%から78%に増加。男性は83・4%から83・6%と微増、女性は52・6%から72・