これは designing plus nine Advent Calendar 19日目の記事です。 こんにちは。ritarと申します。 今年の10月頃、YouTubeに大きいデザイン変更がありました。 アイコンの変更、角丸やレイアウトなど全体的に一新されているのですが、中でも自分が仰天したのは「アンビエントモード」という新機能です。 アンビエントモードこのモードをオンにすると、動画の下側のUI領域が、まるで動画部分から光が漏れているかのようにじんわりと色づきます。 これを見たとき自分は度肝を抜かれました。なんたってUIの領域にコンテンツの色が侵食しているのです。 これを踏まえて、最近UIと色について考えたことを、UIデザインの歴史を振り返りながら記していきます。先に要点を言うと、UIはどんどん「無色透明」になっていくと考えます。これは「技術が生活に浸透することによってUIは存在感を減らし
2022年9月13日 株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニーでのウェビナーのスライドです。「ユーザーが欲しいと言った機能をつけたのに使われない!」という経験はありませんか。プロダクトをつくるとき「ユーザーの心理を理解しよう」とよく言われます。しかし、ユーザーに言われたままやることと、ユーザーが本当に望んでいることは異なります。「UXデザイン・UXリサーチ」は、ユーザーを理解するための専門技術です。ユーザーインタビューやユーザビリティテストを用いてファクトを集めることで、ユーザーの表面的な言葉に惑わされない、本当のインサイトにたどりつくことができます。かんたんなワークも交えながら、体系的に解説いたします。Read less
挨拶内海「どうもお願いします。ありがとうございます。今、NFTアートをいただきましたけどもね。ありがとうございます。こんなんなんぼあってもいいですからね」 駒場「いきなりなんですけどね、うちのおかんがね、好きなIT用語があるらしいんやけど」 内海「そうなんや」 駒場「その名前を忘れたらしいねん」 内海「IT用語の名前忘れてまうってどうなってんねん。あれやろ、IT用語ゆうたらどうせ、デザイン思考か、アジャイル開発か、リーンスタートアップやろ!」 駒場「俺もそう思ったんやけどちゃうらしくてな、いろいろ聞くんやけど、全然わからへんねん」 内海「そうなん?」 駒場「うん」 内海「ほんだら俺がね、おかんの好きなIT用語、一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたかとか教えてみてよ」 定義駒場「おかんが言うには、製品やサービスとの関わりを通じて利用者が得る体験及びその印象の総体やって言うてた」 内海「
はてなスターは、ある程度気の利いたことが言えて、タイミングよくブックマークできれば、スターは簡単に集まる。 逆に言うと、時間を外しても、コメントがわかりにくい文体になっていると全然スターはつかない。 人気コメ常連であることが、更にスターが付きやすくなる条件にもなるが、それも最初の条件を守っていればクリアできる。 人気コメは人気コメになるだけの気づきを与えてくれることももちろん多いが、 ある程度以上の上位に食い込む方法はテクニックでしかない。 それよりも、人気コメになりにくい時間にブックマークをしている冷静な意見を書いている人をお気に入りに入れた方が、何倍も気づきを与えてくれる。 はてな社は、人気コメのアルゴリズムをいじるより、もっとお気に入り機能を使おうと思えるUXにするなりなんなりした方がいいと思う。 はてブは頭のおかしな人も多いが、昔は無駄に相手の人格だけを攻撃して喜んでいるような、下
ソシオメディアがまとめている、ヒューマンインターフェースをデザインする際の指針です。これらは、インターフェースデザインに関する様々な文献と、実際のデザインコンサルティングで得た知見をもとに、ソシオメディアが独自に編纂したものです。継続的に追加・更新していきます。 すべてモデルインタラクションプレゼンテーション
はじめにひさしぶりにブックリストをつくりました。今回のブックリストでは「UX」を取り上げています(日本語で読める本だけです)。 ここで扱うUXは “User Experience” のことです。巷には様々な定義がありますが、定義の話にはあまり興味がないのでここではしません(他のブログや学術書をお読みください)。 タイトルに UXデザイン と書くか、UX と書くか迷いましたが、「UXというワード」が扱う範囲が、製品やアプリの使用経験からマーケティングやDX(デジタル・トランスフォーメーション)にまで拡張してきている状況をふまえて、あえてデザインを外して「UX」としました。(異論はたくさんありそうですがそれぞれのお考えは尊重します。定義論争と同じくそこにはあまり興味がありません) 以下で本を紹介していきますが、いざブックリストを作ろうと思うと、網羅的、体系的に書かれた本が少ないことに気付きます
UXリサーチとは、ユーザー体験に関する調査の総称です。 ユーザーファーストのシステムやサービスを提供するためには、ユーザー体験からユーザーニーズを掴むUXリサーチは欠かせません。UXを重視する企業では、UXリサーチは積極的に行われています。UXリサーチについて言及した書籍も多く、ネット上には有益な記事が多数アップされています。 ただその一方、世に出回っているUXリサーチに関する解説の多くは、調査対象が生活者であることが前提です。 UXリサーチの総論は、対象が生活者であっても企業内のビジネスパーソンであっても変わりません。しかしながら、各論となる具体的な手法は、ターゲットなどの前提が変わると、そのまま使えません。 例えば、企業内で使われる業務システムやSaaSのUXリサーチは、生活者向けのUXリサーチとまったく同じというわけにはいきません。対象者が社内の限定的なユーザーとなる場合、インターネ
アプリはアイデアから生まれ、目的によって具体化されます。私たち起業家やデザイナー、開発者の関心は、最初から最後までスムーズな行程に沿ってユーザーを誘導して、有益な体験を与えることにあります。 あるリサーチによれば、65%近くのユーザーは、アプリ体験が好ましくないブランドを否定的に感じています。したがって決定的に重要なのは、ユーザーが労力を使わずに自分たちの課題の解決策にたどり着けるよう、インターフェイスのデザインをシンプルにすることです。 Gerry McGovern氏は『Usability: Navigation is More Important than Search』という記事の中で、機械に詳しい70%のユーザーはリンクをクリックすることからタスクを始めている一方で、残りの30%は検索から始めていることを明らかにしました。 これを踏まえると、ナビゲーションがユーザー体験でとても重要
AnthonyはUX Movementの創立者、ライター。ユーザーに優しいUXデザインのスキルを読者の方が上達できるよう、UX Movementのブログを始める。 これまでにモバイルアプリをデザインしたことがある人なら、アイコンボタンがどれだけ便利で普及しているかはお分かりかと思います。しかし、それらが近すぎる位置に配置されたとき、どれだけユーザーの誤タップを招いているかご存知でしょうか。 これはアイコンボタンが一列に並んでいる場合によく発生する問題です。ユーザーは、ボタンの間に十分なスペースがない場合、隣接するボタンを簡単に押すことができてしまいます。このミスはユーザーを苛立たせ、行いたいタスクを遂行しづらくする可能性があります。 アイコンとアイコンの間に余分なパディングを追加する ユーザーの誤タップを防ぐにはパディングを追加します。アイコンの上に指を置いて、十分なパディングがあるかどう
Addisonは食べ物やデザイン、アート、カルチャーの融合を模索するブログ、Food Identitiesの著者です。 まず初めに1つ質問させてください。生活の中で使う歯磨き粉、デオドラントやシャンプー、または自動車のオイルに好んで選ぶブランドはそれぞれいくつありますか? それらのブランドのうち、特定のブランドが他と異なっていたり優れていると考えたことはありませんか? 何度も繰り返し購入したくなるような「お気に入りの」ブランドが、魅力的に見える理由は何でしょうか? 答えはそのようなブランドが持つ「USP」にあるかもしれません。 USPとは、ユニークセールスポイント(Unique Selling Point)のことで、特定の広告キャンペーンが成功する一方、なぜ他のものは失敗するのかといった理由を説明するために1940年代に開発されたマーケティングコンセプトです。 成功したブランドのキャンペー
人に教えることによって、自分自身がより学ぶ事ができるというのはよく知られた事実です。 弟子、見習い、生徒など、その呼び名が何であれ教わる事に感謝し、またあなたの知識を評価して吸収してくれる存在がいることによって、単なる自己満足で終わらずにデザイナーとしてより深い知識を得て成長することができます。 教えるということは、何も実際に学校や大学で教師になるということではありません。ブログ記事やチュートリアルを書くなどのシンプルなものでさえ、自分自身にも読者にとっても非常に有益であるといえます。ですが、具体的に教えることはどうデザインのためになるのでしょうか? ここでは、教えることがなぜあなたを最高のデザイナーにするのかについてご紹介していきます。 クライアント側の視点を学ぶ 実際に生徒に教えるという事で、あなたの仕事についてクライアントがどのように感じ、理解しているかを知る事ができます。生徒はまだ
Roxanneはライブチャットやビジネスプロセス自動化を専門とする英国に本拠を置くソフトウェアハウスであるParker Softwareのオンラインコンテンツマネージャです。 2005年、あるレストランのオーナーがノートPCを使っている際に、苛立ちのあまりパソコンを巨大な鍋に投げ入れました。2007年、怒り心頭の男性が窓からPCを投げ捨てたことで、深夜に警察沙汰の騒動になりました。さらに2015年には、激昂したユーザーが自分のPCを路地に持ち出して、弾丸を8発打ち込むという事件が起きました。 テクノロジーに対する苛立ちは誰もが経験しています。ほとんどの人はデバイスを鍋に投げ込むのを何とかこらえていますが、電子製品が理解不能な動きをしたときの腹立たしい感情について、私たちは皆よく知っています。このような体験は「コンピューターレイジ(computer rage)」と呼ばれています。激昂したユー
「UXデザイン」という言葉を聞く機会は以前より格段に増えてきましたが、実際のビジネスにおいてUXデザインを実践するとなるとまだ課題が多いのが現状だと思います。特にクライアントやステークホルダーから理解を得ることに苦労している方は多いのではないでしょうか。 今回は、株式会社電通国際情報サービス(ISID)のUXデザイングループに所属する荻原さんと藤崎さんに「社内外の人にUXデザインを理解してもらうための取り組み」についてお聞きしてきました。 登場人物 株式会社電通国際情報サービス UXデザイングループ 荻原 直祐 氏 株式会社電通国際情報サービス UXデザイングループ 藤崎 友梨 氏 UXデザインに巻き込むことでクライアントの理解を得る ── まず電通国際情報サービスの事業内容をご説明いただけますか。 荻原:株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、システム開発をメインの事業にしてい
Nickはロシアのセントピーターズバーグ出身のソフトウェアデベロッパー/ブロガーです。彼による他の記事はこちらをご参照ください。 UXライティングとは、プロダクトとユーザー間のインタラクションを支援し、プロダクト内のユーザーを導くUIのコピーライティングのことを指します。UIのコピーには、ボタンやメニューラベル、エラーメッセージ、セキュリティの注意喚起、利用規約、その他のプロダクト使用に関する指示などが含まれます。 UXライティングの主な目的は、ユーザーとデジタルプロダクトのコミュニケーションを解決することです。この記事では、効果的なUXライティングに関する実践的なヒントを提供します。 ※編注:当記事はあくまで英語におけるUXライティングについての紹介になります。 なぜUIのテキストをいじることがデザインプロセスにおいて重要なのか 多くの場合、プロダクトの開発者は、UIのテキストをプロダク
はじめまして、2018年の5月からCalling(https://www.calling.fun)でプロダクトデザインを担当しているKottyです。 今年の9月に、Callingはプラットフォームサービスとしてリニューアルしました。 もともとバラバラだったサービスを、どのようにリニューアルしたのか、リニューアル直後に月間利用時間が300%も伸びたサービスをどのようにデザインしたのか、をデザイナー視点から紹介します。 デザイナーって何をする人? デザイナーは、成果物を人に見てもらいやすい職業なので、よく「綺麗なデザインをする」「サイトをコーディングする」という印象を持たれることが多いです。 実際にはそれだけではなく、「情報設計」や「ユーザー体験(UX)」といった成果物が見えづらい事を考える重要な役目も担っています。 その設計を元に、ユーザーが操作するウェブサイトに表現するところまでがデザイナ
[レベル: 中〜上級] この記事では、昨日に続いて Chrome Dev Summit 2018 のセッションをレポートします。 セッションタイトルは “Get Down to Business: Why the Web Matters” 、モバイルウェブ、特にモバイルウェブの高速化が重要な理由をケーススタディとともに解説するセッションです。 モバイルウェブとスピード 回線速度が速い 4G がまだ普及していない国、地域がある。 ※暖色になるほど、4G が普及していない パフォーマンス改善で成果を上げたサイトが世界中に存在する。 wayfair: CV 10 % ⬆ ClickBus: 売上 15 % ⬆ Stylelight: クリックアウト CV 6.5 % ⬆ JD.ID: CV 43 % ⬆ LinkedIn: 求人応募 4 倍 ⬆ Spotify 事例 2107 年の時点では Sp
アニメーションはユーザー体験において重要な要素です。モバイルアプリ画面のトランジションにおいて、アニメーションで伝えられることはたくさんあります。メッセージ送信、設定画面を開く、チェックボックス、別ページへの誘導などはすべて画面のトランジションです。それらをアニメーションで表現することはユーザーのアクションを促進する効果的な方法です。 この記事ではデザインを引き立たせ、ユーザーとの意思疎通やアクションを促すような効果的なアニメーション事例をレビューしていきます。 システムステータスの表示 何らかのアクションをユーザーが行った際には、そのアクションを受け取り処理していることをビジュアルレスポンスで明確に示す必要があります。アニメーションによるフィードバックがユーザー体験において有益なケースがいくつかあります。 ユーザーの操作に対する「反応」をきちんと返しましょう。ユーザーはシステムがアクショ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く