HDDやSSDなどのストレージは使い込むと遅くなる。フレッシュな状態を保つには定期的なメンテナンスが必要だ。ただし、ストレージの種類によってメンテナンスの方法は異なり、HDDでは「デフラグ」、SSDは「トリム」という処理をする(図1)。
お手入れをしてから収納したはずなのに起きてしまうこの悲劇を避けるには、実はメンテナンスだけではなく、“正しい保管方法”が重要なのです! カビだけじゃない。湿気が引き起こす「劣化」の恐ろしさそもそもなぜ、保管前には問題が見つからなかったウェアやシューズが、時間が経ってからとり出してみると劣化している、ということが起きるのでしょうか。 その理由は…… じわじわと忍び寄る、登山用品の大敵「加水分解」という現象にあり!撮影:まつだしなこ レインウェアのフード部分に使用されたシームテープが加水分解ではがれおちました。私たちの身の回りにある物質は、ほとんどが二つ以上の原子が結合してできた化合物です。加水分解とは、この化合物の結合部分を水が切断し、別の物質に変えてしまう化学反応のこと。 水だけではなく空気中の水蒸気によっても引き起こされるため、しっかり乾かして水分をとばしたつもりでも、保管中に湿気を吸う
関連キーワード SSD | 半導体ストレージ | ハードディスク | データ SSDなどフラッシュストレージのために開発されたストレージインタフェース「NVMe」(Non-Volatile Memory Express)がストレージ市場で存在感を示す中、「SAS」(Serial Attached SCSI)で接続するSSDやHDDは今後どうなるのか。 SAS接続のストレージは、NVMe接続のSSDに比べてデータ転送速度やレイテンシ(遅延時間)の短縮といった性能の面で見劣りするので、今後の市場では生き残れないという意見がある。そうした見方が出てくることは当然だ。だがSASには、「不要になる」とは言い切れない良い一面が幾つもある。 全盛のNVMeに対する「SAS」接続ストレージの良さ 併せて読みたいお薦め記事 HDD、SSDの気になる今後 “HDDの呪縛”から「SSD」が解放される日 「HDD
楽天シンフォニーは2月6日、オンラインストレージサービス「楽天ドライブ」の本格提供を始めたと発表した。10GBまで使える無料プランに加え、1TBまでの「楽天ドライブPRO」(月額800円)、5人以上のチームが対象の「楽天ドライブビジネス」(月額1200円/1人)を用意した。 スマートフォンアプリ(iOS、Android)やChrome拡張機能を使ってアクセスできるオンラインストレージ。本格提供に当たり、個人向けサービスでは新たに「楽天ID」で容易に利用できるようにした。今後「楽天ポイント」との連携も予定している。 また個人、法人向けサービスの両方に「Microsoft 365」機能を用意。文書をダウンロードする必要なく、WordやExcelなどのブラウザ版を使って楽天ドライブ上でプレビューや編集が行える。 もともとは韓国のイストモブが2019年から提供している「Sendy」というサービスだ
AWS初心者がデータ保存~分析に挑戦 「Amazon S3」の活用法 BIサービス連携までやってみた:「AWSを使ってみたい!」 始めの第一歩 AWSのクラウドストレージ「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)とBIサービス「Amazon QuickSight」を組み合わせると、営業データを手軽に視覚化して分析できる――こんな情報を聞きつけたITmediaの営業カワバタ。アマゾン ウェブ サービス(AWS)のアカウントを取得してから、地道な挑戦を進めていた彼が新しいチャレンジを始める。 カワバタがQuickSightを試すタイミングで、編集部の若手記者ハラダも参加。表計算ソフトでまとめた営業データの視覚化に挑むも、元のデータ集計に問題があるなど初心者の“失敗あるある”に陥ってしまう。最終的に、試行錯誤しながらもデータの視覚化に成功した2人のチャレ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日立製作所(日立)は、Amazon Web Services(AWS)上で構築可能な超高速データベースエンジン「Hitachi Advanced Data Binder」(HADB)のベストプラクティス構成(検証済みのシステム構成)の提供を開始した。 この構成は、「Amazon EC2」のインスタンス選定方法や、「Amazon S3」、「Amazon EBS」のボリューム構成・設定をDBデータの容量別にパターン化している。また安価なAmazon S3をDBデータ格納に利用するとともに、処理性能を向上させるため高速なAmazon EBSをDBデータのキャッシュとして利用する。これによりストレージのコストを抑えられるとしている。 この構成を
「Intel Optane 905P」は、インテルとMicronが共同開発した次世代メモリ「3D XPoint」を搭載します。 3D XPointメモリは、SSD市場で圧倒的主流を占めるNANDメモリと比較して、レイテンシ(応答時間)が約5~10倍も高速です。速さだけでなく、耐久性能もエンタープライズ製品顔負けの桁違いの数値を実現。 そして3D XPointメモリの持つ最大の強みが、普通のSSDにありがちな「不安定な性能」から完全に開放される点です。普通のSSDは空き容量が減ると性能が劣化しますし、大きいファイルを書き込むと公称スペックを維持できません。 一方、3D XPointを搭載するIntel Optane 905Pはそういった不安定な挙動とは無縁です。どれだけ大きいファイルを書き込もうが、常に一貫して公称スペックを維持し、たとえ空き容量が0%でも性能は一切劣化しないです。 まさに別
関連キーワード SSD | ハードディスク | データセンター | ストレージ 「SSD」に寿命があることは、ストレージの利用において考慮すべき基本的な点の一つだ。SSDにも「HDD」と同様に、摩耗の現状を把握する手段があることは、それほど広く知られていない。SSDの“余命”を把握する手段とは、どのようなものなのか。 SSDの「S.M.A.R.T.」で何が分かるのか 併せて読みたいお薦め記事 「SSD」利用のベストプラクティス SSDのむやみな「データ削減」はNG どうすればいい? SSDが熱くなり過ぎる「オーバーヒート」を“甘く見てはいけない”のはなぜ? SSDはデータを書き込むごとに摩耗するので、使用できなくなる状態はいずれやってくる。それを把握するために使えるのが、「S.M.A.R.T.」(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technol
月額250円で100GBのストレージが使えるVPNがあるんですよ2023.05.12 11:0047,697 小暮ひさのり 「Google One」って言うんですけどね。 最近外出先でノートPCを広げることが多いので、テザリングだけじゃギガが心もとなくなっております。 フリーWi-Fiを見かけると繋ぎたくなっちゃうんですけど、スマホでYouTubeならまだしも、仕事のデータを扱っているPCで、暗号化のかかっていないフリーWi-Fiはちょっと気分的にヤだなぁ…。 と、外出先のWi-Fiに繋ぎたいけど、繋げないジレンマを抱えていたんですけど、発見してしまいました。 そういえばGoogleってVPNサービスやってたよね? と。 Goolgeならストレージ追加とセットでVPNが付いてくるImage: Google Oneそう、Google DriveやGmail、Googleフォトのストレージを増
AWSは、追加料金なしでAmazon RDS for PostgreSQLの性能を最大2倍に引き上げる「Amazon RDS Optimized Reads」のAmazon RDS for PostgreSQL対応を発表しました。 Amazon RDS Optimized Readsによる高速化の仕組み Amazon RDSは、データベースを格納するストレージとしてネットワーク上のElastic Block Storage(EBS)を利用しています。 今回リリースされたAmazon RDS Optimized Readsは、PostgreSQLがデータベース処理の際に生成する一時テーブルを、EBSの代わりにローカルのNVMeベースのSSDブロックレベルストレージに配置することで、ネットワーク上のEBSへのトラフィックを削減し、一時テーブルの処理を高速化、これによりクエリの高速処理を実現して
クラウドストレージは便利だけど 何十年もお金を払い続けられるか心配…… あらゆるファイルのサイズが拡大傾向にある昨今。スマホで撮影した写真は1枚あたり数MB、画面キャプチャなら10MBを超えることも。子どもの成長記録を動画で保存しようものならGB単位でデータが増えていく。 そうしたファイルの保存先として選択されるHDDは、大容量化・低価格化が進んでいる。大量のデータを低コストで保存できるのはうれしい限りだが、使い続けるほどに故障のリスクも増える、つまり大切なデータを失ってしまう可能性が高まる。 ならばNASという選択肢はどうだろう。しかしNAS環境を自分で構築できるほどITリテラシーが豊富な人ばかりとも限らない。いくら大容量HDDが手に入れやすくなったとは言え、多くのファイルを長期間、的確に管理するのはハードルが高い。 というわけで、このところHDDよりも頼りにされているのが「クラウドスト
by Yutaka Tsutano 技術の進歩によってHDDよりも読み書きが速く静かで耐衝撃性の高いSSDがPCのメインストレージに採用されるのが当たり前になっています。しかし、記憶装置にフラッシュメモリを採用しているSSDの書き込み回数には上限があり、使い方に応じて寿命が変化します。Apple関連のニュースを扱うブログ・The Eclectic Light Companyが、Macに採用されているSSDの寿命について解説しています。 How to estimate an SSD’s working life – The Eclectic Light Company https://eclecticlight.co/2022/12/05/how-to-estimate-an-ssds-working-life/ HDDは消耗品ですが、回転させた時の消耗や損傷は個体差があり、いつ壊れてしまう
大量のHDDを運用し、その故障率レポートを公開していることで知られるクラウドストレージサービス・Backblazeが、ここ10年のコストの変化を公開しています。 The Cost of Hard Drives Over Time https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-cost-per-gigabyte/ Backblazeにあるストレージ価格の記録は2009年1月分から最新の2022年11月分まで。2009年以前に購入したものやメーカーからもらったテスト用製品を除き、記録にある13年間に購入したHDDの総台数は26万5332台だったとのこと。 容量別の一覧はこんな感じ。Backblazeが購入を続けているのは16TBモデルのみで、ここには含まれない1万2000台をさらに追加購入予定。他のモデルはスペアとして少量購入する可能性があるぐらいだそうで
VMwareが「vSphere 8」と「vSAN 8」を発表。SmartNICへ処理をオフロード、SSDに最適化したアーキテクチャで高速化など VMwareは同社の仮想化ハイパーバイザとストレージ仮想化ソフトウェアのメジャーバージョンアップ版となる「vSphere 8」と「vSAN 8」を発表しました。 vSphere 8はヘテロジニアスなハードウェアの活用へ Introducing #vSphere8! The Enterprise Workload Platform that supercharges performance, enhances operational efficiency, accelerates innovation, and brings the benefits of cloud to on-premises workloads. More: https://
Amazon Web Services(AWS)は、8月10日に開催したオンラインイベント「AWS Storage Day 2022」で、新サービス「Amazon File Cache」を発表しました。 Amazon File Cacheはその名の通りAWSで利用できる高速なファイルベースのキャッシュです。特徴は2つあります。 1つ目は、ミリ秒以下のレイテンシと数百ギガバイト/秒のスループットという高い性能です。Amazon S3やNFSサーバといったストレージのキャッシュとして利用することで、これらのストレージに対するアクセスを高速化できます。 2つ目は複数のストレージに対する単一のファイルビューを提供できることです。AWSの説明によると、Amazon File CacheはAmazon S3やAmazon EFSなどAWS上のストレージだけでなく、AWSからオンプレミス上のファイルサー
米Amazonが、オンラインストレージサービス「Amazon Drive」の提供を2023年末で終了する、と顧客宛のメールで発表しました。写真保存サービスのAmazon Photosは継続されます。 日本では2012年11月にサービス開始 Amazon Driveは、2011年3月に米国で、日本では2012年11月に利用可能になったストレージサービスで、ユーザーは無料で5GBのストレージが、iOSデバイス、Android、Webブラウザから利用できます。 米Amazonが利用者に送信したメールによると、2023年1月末をもって新規アップロードの受付を終了し、2023年12月31日をもってファイルへのアクセス、ダウンロードができなくなります。 Amazon Photosは継続して利用可能 Amazonは顧客へのメールで、Amazon Driveのサービス終了の理由を「Amazon Photo
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