インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の世界的な取引サイト運営会社「マウントゴックス社」が28日、破綻した。 直前の同社のレートでも114億円に相当する巨額の「カネ」が、ハッカーの攻撃であっという間に「盗み取られた」とするサイバー空間の強盗劇。コインを預けていた投資家は戸惑いを隠せず、法整備の必要性を訴える声も出ている。 ◆「ハッカー攻撃」 「システムに弱いところがあってビットコインがなくなって、いなくなって申し訳ない」 薄いグレーのスーツ姿で記者会見場に現れたマウント社のマルク・カルプレス社長は、たどたどしい日本語でこう謝罪すると、深々と頭を下げた。 同社によると、消失したのは85万ビットコインと預かり金最大28億円。これについて同社は「ハッカーによる攻撃が原因」と強調したが、同社の代理人弁護士は「痕跡はある」と述べるだけで、具体的な手口などの説明はさけた。 85万ビットコインの価値
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