『京大アメフト部出身、オールジャパン4度選出の組織変革コンサルタントが見つけた 仕事でもスポーツでも成長し続ける人の「壁をうち破る方法」』(安澤武郎著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、京都大学在籍時にアメリカンフットボールで学生日本一を2回経験したという人物。個人としても、そののち入社した鹿島建設時代を含め、オールジャパンに4度選出されているそうです。 一方、その過程で何度か苦境に立たされたこともあるとのこと。それらの経験に基づいて書かれた本書は、壁にぶつかったとき、いかに乗り越えるべきかを説いた書籍。第2章「アクションの壁に挑む」に目を向けてみましょう。 成功率6割で行動する 「いい仕事をしたい」「成功したい」「人の役に立ちたい」という欲求があるため、人は少しでもうまくいきそうな行動を選びたがるもの。過去の成功体験にこだわり、失敗経験のあることがらには及び腰になってしまいがち