ボフゥ…、ボフゥ…、深夜の寝室にうめき声のような重低音が響く。僕は、体に巻きつけた、大きめのふとんをおそるおそる緩める。すると、ふとんの隙間から鼻をつく悪臭が漂ってくる。夕方に食べたラーメンが悪かったのかな。替え玉を2つ追加した罰だろうか。 このところ、胃の消化がいちじるしく低下している。あさ、目が覚めても、さっき夕飯を食べたような胃の重さがある。睡眠のクオリティも低下して、本当に寝ていたのか疑いたくなるほど、カラダがダル重い。 やはり、適度な食事と、適度な運動が不可欠になっている。軽く走るか、プールで泳ぐなどして、軽めの食事をして寝れば、翌日の体調がずいぶんと楽になる。昨日は、そのどちらも怠けて、そのまま寝てしまったのだ。 スポーツジムには、毎日、欠かさずに通ってくる会員がいる。僕もその中のひとり。あまり顔を見せない会員は、そうゆう僕らを見て、「熱心ですね、がんばりますね」と声をかけてく