今の時代、ネットやスマホなしで過ごすなんて考えられない、という人がほとんどだろう。スマホが使えず「不自由だ」と思うぐらいならまだいいかもしれないが、禁断症状のようなイライラが募るようであれば、「依存症」予備軍になっている可能性がある。 アメリカのソフトウェア会社〈FrontRange〉と、イギリスで各種依存症など、メンタルヘルスを専門に扱っている病院〈Capio Nightingale Hospital〉が、スマホユーザーの意識調査と、ボランティアによる1週間の“スマホ断ち”実験を行った。 まず世界中のスマホ利用者800人を対象にアンケート調査を行ったところ、45%の人は1時間に1度は電話かメールを利用しており、70%近くの人が「スマホなしで丸1日過ごすことは不可能」の回答した。また、53%の人はスマホが使えないと不安を感じ、そのストレス度は歯医者に行く日や、結婚式当日の緊張や不安にも匹敵