国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」や脱炭素社会への関心の高まりから、ガソリン車からEVへの流れが強まっていることを受け、市はガソリン車の更新時期などに順次EVを導入する。 専用アプリによる予約方式を導入し、休日を含め市職員と市民が利用できるようにする。村越市長によると、市役所のほか、市の出先機関や関連施設で使っているリース契約の車両も有料で市民に利用してもらう。コロナ禍で、公共交通機関より自動車での通勤や業務を選ぶ人が増えていることも理由という。 実証実験として16日から土日祝日に、リース契約のEV公用車の日産自動車「リーフ」3台を、市民とのカーシェア方式で貸し出す試みを始めた。3月28日まで、市役所第1庁舎にある車両を午前8時~午後8時に貸し出す。希望者は専用アプリをダウンロードし、予約後、年式により1日当たり900円か1800円(別に保険料などが必要)で利用できる。(保母