今月9日、台湾東部の渓谷の道路で、自転車のロードレースの練習中に落石に遭って死亡した日本人の男性を追悼しようと、ニュースなどで男性の死を知った台湾の自転車愛好家たちが自転車で走行しながら現地を離れる遺族を見送りました。 日本から駆けつけた父親が16日、白井さんの遺骨とともに帰国するため遺骨が置かれた病院を訪れたところ、白井さんを追悼しようと台湾の自転車愛好家およそ50人が集まっていました。 集まった人たちは白井さんと面識はありませんが、ニュースなどで白井さんの死を知り、仲間に呼びかけ合ったということです。 集まった人たちを前に、父親の良一さん(67)は、「息子は事故で命を失い、親として耐え難い悲しみです。しかし大好きな自転車に乗り、美しく愛がいっぱいの台湾で命を落とし、息子にとっては幸せだったと思います。ありがとう」と、感謝の言葉を述べました。 白井さんのカメラには、事故当日に訪れた台湾の