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小説とSFと世界に関するkenzy_nのブックマーク (8)

  • 奇怪な幻想世界を支えるSF的思考 酉島伝法さん「奏で手のヌフレツン」インタビュー|好書好日

    酉島伝法さん=山崎聡撮影 酉島伝法(とりしま・でんぽう)作家、イラストレーター 1970年大阪府生まれ。2011年「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞して作家デビュー。2013年刊の連作集『皆勤の徒』で第34回日SF大賞、2019年刊の第一長編『宿借りの星』で第40回日SF大賞を受賞。独特の言語感覚を備えた作品は海外でも高く評価されている。他の著書に『るん(笑)』『金星の蟲』『旅書簡集 ゆきあってしあさって』(高山羽根子・倉田タカシと共著)など。 だんじりで映画「スピード」をやってみたら ――『奏で手のヌフレツン』は2014年に発表された同名の短編(『書き下ろし日SFコレクション NOVA+ バベル』所収)を長編化したものです。 短編版を発表した直後に、担当さんからお話をいただきました。『皆勤の徒』のような連作短編の形ではなく、短編版をもとにした長編にしませんか、と。僕としても思

    奇怪な幻想世界を支えるSF的思考 酉島伝法さん「奏で手のヌフレツン」インタビュー|好書好日
    kenzy_n
    kenzy_n 2024/01/14
    どこか人であるようなそれでいて別の生き物となってしまっている人を仏教的な観念を交えた不思議な世界において描き出しているSF作品。
  • 物理術師から幻術師まで、大きく異る方向の天才魔法使いが6人集められ、最終的に排除する1人を決める、ファンタジー×SF長篇──『アトラス6』 - 基本読書

    アトラス6 上 (ハヤカワ文庫FT) 作者:オリヴィー ブレイク早川書房Amazonこの『アトラス6』は著者オリヴィー・ブレイクがロースクール在学中にセルフパブリッシングで刊行したのち、爆発的に人気が出てAmazonPrimeでのドラマ化も決定している話題のファンタジー長篇だ。記事名にも入れたが、他者の行動に関与するエンパスに他者の思考を読み取るテレパス、世界の物理的事象に干渉する物理術師など様々な「特殊な力」を行使する、凄腕魔法使いたちの物語となる。 世界中の貴重な蔵書を守護する秘密の組織〈アレクサンドリアン協会〉、そこでは10年に1度、6人の在野の魔法使いらが選出され、うち5人だけが入会を果たし、富や名声、協会しか持っていない資料へのアクセスが許される──。と、魅力的な冒頭のあらすじに加えて表紙イラスト&装丁が最高だったので期待して読み始めたのだけど、中身はその上がりきったハードルにち

    物理術師から幻術師まで、大きく異る方向の天才魔法使いが6人集められ、最終的に排除する1人を決める、ファンタジー×SF長篇──『アトラス6』 - 基本読書
    kenzy_n
    kenzy_n 2023/03/27
    この流れだと一人の方がトップになるようなイメージがわく。
  • 不死を得た世界に、新たな神が現れる。フランス作家による未来への警告──『透明性』 - 基本読書

    透明性 作者:デュガン,マルク発売日: 2020/10/15メディア: 単行この『透明性』は、セネガル生まれのフランス人作家マルク・デュガンによる長篇小説である。書が長篇のフィクションとしては邦初紹介作となるが、これまで13作の小説を刊行していて、映画監督やジャーナリストとしても活躍する、フランスでは名声の確立した作家のようである。FBIのフーバー長官や、ロシアの原子力潜水艦についてなど、過去とその歴史をテーマにした、ノンフィクション的な小説が有名だった著者だが、今回の作品は、2068年頃を舞台にした近未来小説だ。 どのような世界なのか トランパランス(透明性)社の社長の女性とその12人の仲間たちが、世界の金融市場に前例のない攻勢をかけ、全人類を新時代へと投入させることを画策する場面から物語は始まる。彼らは世界の株式が大暴落する事件を起こし、事前に莫大な規模の空売りを仕掛け、グーグル

    不死を得た世界に、新たな神が現れる。フランス作家による未来への警告──『透明性』 - 基本読書
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/10/16
    人類の行く先の候補の一つ
  • サイバーパンクの古典からディストピア作品まで、この夏に読むべき23のSF小説

  • 今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書

    息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行ついにテッド・チャン最新短篇集『息吹』が刊行された! テッド・チャンは映画『メッセージ』の原作が含まれているSF短篇集『あなたの人生の物語』の著者として知られるが、その圧倒的な質の高さと反比例するかのように寡作で、これが17年ぶりの作品*1である。だが、それだけ待っただけのことはある圧巻の作品集だ。 現在までの29年のキャリアの中で出したのは短篇集二作のみなのだから、まさに寡作の王といってもいい貫禄ではあるが、(それだけの時間をかけたから、といっていいのかどうかはともかく)テッド・チャンが描き出す世界はとてつもなく緻密で、ありえないほど美しい。この短篇集も、SFを読む喜びに満ちていて、このような作品に出会うために小説を読んでいるのだ、と改めて実感させてくれる傑作揃いである。 テッド・チャン

    今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書
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    kenzy_n 2019/12/05
    年末にゆっくりと読む
  • 伴名練『なめらかな世界と、その敵』 最高の読み手による最強のSF短編集

    こうも傑作といって差し支えない作品が集まっていると、端的に怖いな、と思ってしまう。発行から2週間がたち、瞬く間に5刷を重ねた『なめらかな世界と、その敵』(早川書房)。2010年の『少女禁区』以来約10年ぶりとなる伴名練の著作であり、初のSF短編集である。 『なめらかな世界と、その敵』 まず強く思うのは、書にキャッチコピーとして添えられた“SFへの限りない憧憬”という言葉についてだ。このフレーズは今この現在、まさにこの一冊のために存在しているといって差し支えないだろう。過去幾多の作家たちが記し、書き伝えてきた物語たちが、2019年のこの時にまで生き続けてきたことの証明として、書はあるといっていい。 それは書の収録作が、中井紀夫「暴走バス」広瀬正「化石の街」のような国産古典SF小説、翻訳クラシック、電撃文庫から出版された古橋秀之の「むかし、爆弾がおちてきて」(『ある日、爆弾がおちてきて』

    伴名練『なめらかな世界と、その敵』 最高の読み手による最強のSF短編集
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    kenzy_n 2019/09/08
    新しい風
  • 出産を恐れるのは誰だ? 『光り輝く世界』と『フランケンシュタイン』【女とSF】 - wezzy|ウェジー

    2016.09.26 10:00 出産を恐れるのは誰だ? 『光り輝く世界』と『フランケンシュタイン』【女とSFSFはどちらかと言えば男のものだ、なんてイメージはないだろうか? サイエンス・フィクションはその名の通り科学やテクノロジーを主題にしたジャンルであって、当然女やジェンダーの関心にとって優先度が高い分野ではないようにも思われる。けれどもちろんフェミニズムとは、「女」にまつわるさまざまな「当然」を問い直すことを通じて(例:女なので「当然」仕事よりも家事や子育てを優先すべき)、より公正な社会を目指す学問・運動なのだから、女とSFの関係もそんなに簡単なものじゃ決してない。 これから何回かにわたって、「女」にまつわるSF小説とその背景の歴史を辿ることを通じて、「女にとってSFはなぜ、そしてどれだけ重要なんだろうか」を考えてみよう。SFにとって女あるいはジェンダーの問いがどれだけ重要かなん

    出産を恐れるのは誰だ? 『光り輝く世界』と『フランケンシュタイン』【女とSF】 - wezzy|ウェジー
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    kenzy_n 2016/09/01
    マーク・トウェインもそんなのを書いていた
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