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自分はそうは思わないけど、ネットのおまえらならこういうこと言うはず。 なのにまだそのレスが出てないとなると、なぜか自ら書き込んでしまう。 俺はこの行為を「穴を埋める」と呼んでいる。 いつのまにか無意識に穴を埋めていることがある。 翌日、自分の書き込み履歴を見てみると、 「俺ほんとうはこんなこと思ってないのにな」 「またつまらぬ穴を埋めてしまった」 と後悔することがままある。 うかつに穴埋めして、手痛い反撃をくらうこともある。 「ほんとはそんなこと思ってない」なんていえないので、 しかたなくどろどろの罵り合いがはじまる。 人力で穴を埋めるのは労力がかかりすぎる。 あとで精神的につらくなることもある。 しかし埋めなければならない穴が、そこにはある。 はてなにはプログラマーの方々がたくさんいるらしい。 ぜひ、自動的に穴を埋めるプログラムをつくって走らせてください。 たくさん、無数に走らせてくださ
「わかりやすい文章を書きたい!」 仕事にせよ趣味にせよ、日常的に「文章」を書いていて、このように考えたことのある人は少なくないのではないかしら。 自分の主張は当然のこと、客観的なものも含めてあらゆる「情報」を他者へと伝えるためには、何よりもまず「わかりやすさ」が必要になってくる。そこで、「わかりやすい文章の書き方」と銘打った本やウェブ上の記事を読みあさる。そうすることで自分の文章力も向上するのだと、そう信じて。 しかし、「わかりやすさ」とは何を指すのだろう。 パッと思い浮かぶのは、やたらと難解な表現を使わないこと、テーマを絞り順接的かつ論理的に文章を構成すること──などなど。 でもそのように考えると、義務教育課程で「国語」を学んでいれば、誰でも “わかりやすい文章” を書けるのではないか、とも思ってしまう。 主語や述語をはじめとした文章構成。一般的な慣用句の知識。たとえ大学で論文を執筆した
褒め方、というほどのことでもないが、なにかに対して取る肯定的な態度として「好き」「良い」「正しい」などがある。この逆は、「嫌い」「悪い」「誤りだ」になる。大雑把なひとはこれらをあまり区別しないし、またセンスの良いひとは意図的に混同させつつ駆使するが、細かい話をすればこの三つは前提がかなり違う。 たぶんこんなかんじ。 ○ × その態度の前提とするもの 好き 嫌い 主体性 良い 悪い 文脈の理解 正しい 誤りだ 体系の理解 「好き」「嫌い」は、発言者の主体がなければ判定できない。でもまあふつう主体のない人間は居ないので、もっとも要するコストの低い発言ではある。 「好き」「嫌い」は対象への評価のニュアンスを持ちながら、その発言自体評価を受けるニュアンスをほとんど持たない(意図と生じる関係性が極めて直線的だからだと思う)。ただし、それゆえに集団において「それを好き / 嫌いという主体」についての分
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