別冊少年マガジン連載。高木ユーナ著。 1人の一途な男の恋愛劇。ただしヒロインは毎回変わる。 作品内の法則はこんな感じ。 ①ヒロイン長谷部りのは主人公甲野じゅんの前に現れ、甲野は長谷部に恋をする。 ②甲野の熱烈な求愛はついに長谷部の心を動かし、2人は結ばれる…と思ったら、その瞬間長谷部は消える。 物理的に消える。唐突に消える。存在自体も周りからの記憶からも消える。理由もわからず消える。 ③喪失感に苛まれる甲野の前に、同じ顔、同じ名前の、別の長谷部が現れる。 以下無限ループ。 こんな感じで、1・2話周期で甲野と長谷部の初対面から求愛、成就そして喪失が毎エピソード毎ヒロイン描かれるわけです。 出会いと別れ。ある意味では、恋愛モノの一番美味しい要素を凝縮している感じ。 例えば恋愛オムニバスというジャンルでは、この「凝縮」が活かされてるものがあります。そしてそれは(世界観・人間関係がクロスオーバーす