アフガニスタン・カブール市内にある軍閥指導者アブドルラシド・ドスタム前副大統領の邸宅で、温室の中でくつろぐイスラム主義組織タリバンの戦闘員(2021年9月11日撮影)。(c)Wakil KOHSAR / AFP 【9月13日 AFP】アフガニスタンを制圧したイスラム主義組織タリバン(Taliban)の戦闘員が、敵対する軍閥指導者で逃亡中のアブドルラシド・ドスタム(Abdul Rashid Dostum)前副大統領(67)の首都カブールにある豪邸を接収し、住んでいる。 タリバン戦闘員に占拠された邸宅からは、かつての支配層のぜいたくな暮らしぶりが垣間見える。厳格なイスラム主義を掲げるタリバンにとっては、長年にわたる汚職の産物と映る。 どこまでも続く長い廊下には分厚い緑色のじゅうたんが敷かれ、カラシニコフ(Kalashnikov)自動小銃を抱えた若い戦闘員がソファに体を深く沈めて眠っている。その