大気汚染の1番の原因何か分ります? ぱっと頭に浮かぶのは車の排気ガス?発電所?工場?かもしれませんが、コロンビア大学の研究者たちの結論からすると、どれも不正解。実は農場なんだとか。 彼らの研究によると農業で必要とされている窒素から心臓疾患や呼吸障害の主要原因となる微粒子物質が排出されることが分りました。 汚染は肥料がアンモニアを空気中にリリースするところから始まります。アンモニアは農場の風下へ吹き流され、車と工場によって生産された酸化窒素や硫酸塩を含む汚染物質と遭遇すると一連の化学反応を通じて、分子が結合し、直径2.5ミクロン以下の粒子になります。あのPM2.5もそうやって出来あがります。 ご存知のとおり、PM2.5は悪名高く危険な存在ですよね。最近の研究によると、この粒子による大気汚染が原因で早死にする人が世界中で550万人以上になると科学者が試算しています。最近、世界保健機構が分析によ