銚子電鉄による駅の命名権販売で、終点の外川駅の愛称が「ありがとう」と決まった。千葉県松戸市に本社を置く住宅建築会社「早稲田ハウス」が180万円で購入することで1日、両社が合意した。これで、販売対象の9駅すべてが売れた。 【写真】銚子駅から外川駅までの6・4キロの沿線には犬吠埼灯台などの観光資源もたくさんある=銚子電鉄外川駅、2013年2月撮影 契約期間は今月11日から1年間。銚子電鉄によると、「ありがとう」は早稲田ハウスの金光容徳社長がこだわる、好きな言葉で、「ありがとうと言ってもらえる会社になりたい」とする銚電の考えとも一致することから決まったという。 9駅を合わせた契約価格は1160万円となる。