ドコモが、2017年中に「eSIM」を採用した端末を出すと発表しました。このeSIMってなに? 今使っているSIMとの関係は? 携帯電話やスマートフォンにはつきものの「SIMカード」、これは、加入者識別モジュールの略で、契約者がキャリア等に加入していることの証明として貸し出してもらっているものです。携帯電話端末などに差し込むことで、「その端末をちゃんとした加入者が使っていること」を証明でき、正しく通信できるようになります。 規格が世界で統一された背景としては、非統一の識別方法がだと、国境やキャリアの境界を越えるたびに、加入者の識別方法が異なるため安心して携帯電話が持てなくなります。特に陸続きの国境を持つヨーロッパ諸国で深刻な問題で、「加入者を識別する方式を統一すべき」という要請が高まったようです。 そのため識別方式を統一し加入者の情報だけをやり取りするだけで、国をまたいでも通信ができるよう
閉域モバイルサービスを生かして経済性・利便性が高く、付加価値を生む企業ネットワークを実現するには、図5のような発想の転換が必要だ。この図の左のようにこれまでのモバイルサービスは、営業マンなどの限られたモバイルワーカーが使うノートパソコンをイントラネットに接続するのが目的であった。事業所を結ぶ広域ネットワークとは別に作られることが多かった。パソコンや電話機などイントラネットで使われる端末のほとんどは固定網に接続されていた。 格安SIMの登場でモバイルの通信コストが安くなり、遅延が大きくIPによる音声通信に不向きだった3Gに代わって、低遅延・広帯域なLTEが主役になった。さらにSIMフリースマホやタブレットは、電話しかできない多機能電話機やPHSより安価になっている。 ちなみに多機能電話機は3万〜4万円だし、PHSは2万円程度とローエンドのSIMフリースマホより高い。モバイルサービスの低価格、
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