印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日立製作所は3月13日、LANケーブルでインターネットに接続した環境で、事実上暗号解読が不可能なほど高い安全性を持った暗号通信技術を開発し、この技術を搭載した通信装置を試作したと発表した。 現在、秘匿性の高いデータをやり取りする際には暗号通信が行われているが、一般的に利用されている共通鍵暗号方式では、データの暗号化を一つの鍵で行っているため、共通鍵に起因する規則性が見破られ、不正に解読されてしまうリスクがある。また、量子光を利用した量子暗号方式は、安全性が極めて高いものの、光ファイバなどの特定の伝送路でP to Pで直結させる必要があり、さらに伝送路中の光の散乱などにより信号の減衰が生じることから、伝送可能距離が100キロメートル程度に
ロシアのセキュリティ企業Kasperskyは、独ベルリンで開催中のIFA2015にて、同社の社員が手をかざしてスマートフォンのロックを解錠して見せました。 ガラスに封入された米粒ほどの大きさのインプラントチップを手に埋め込んでいるそうです。 RFID技術を使用したチップにより、スマートフォンのロック解除、ドアの鍵の解錠などの用途に使用できます。Kasperskyは現時点では用途が限られていることを認めつつも、将来的には電車の改札通過や商品購入など決済にも利用できることを示唆。さらに体温など健康管理にも活用できるとしており、将来性の高さを伺わせます。 こうした用途は今後ウェアラブルデバイスで実現されていきそうな分野ではありますが、身に付けるのではなく、身体に埋め込んでしまうというのは、時代の一歩も二歩も先を行く発想です。ディストピアSF作品にありがちなアイデアです。 今後はチップとBluet
東芝は「理論上破られない」究極の暗号とされる量子暗号通信の実用化にめどをつけた。一般回線を使った量子暗号通信の実証実験や、同時に複数の拠点と情報をやり取りすることに成功し、インターネットでの活用にも道を開いた。東芝は5年後をめどに実用化する。光回線の情報を「盗聴」するなど、巧妙さと悪質さを増しているサイバー攻撃への対策に役立てる。量子暗号通信は暗号処理を施したデータとその暗号を解く鍵を、光ファ
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