Wi-Fiの次世代標準となる「Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)」が間もなく登場します。Wi-Fi 7では現行のWi-Fi 6から通信速度と信頼性の両面で大幅な向上が見込まれているのですが、具体的にどのような技術的な利点があるのかを、テクノロジーメディアのAndroid Policeがまとめています。 What is Wi-Fi 7? https://www.androidpolice.com/what-is-wi-fi-7/ Wi-Fi 7は「IEEE 802.11be」という名称でも知られています。Wi-Fi 7は前標準のWi-Fiとの下位互換性を有しているため、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)やWi-Fi 6E(Wi-Fi 6と同じくIEEE 802.11ax)に対応したデバイスでも、Wi-Fi 7に対応したルーターを使用することができます。同じことがクライアン
Intro 「新しい API などを、どうやって調べているのか」「仕様などを調べる際に、どこから手をつければ良いのか」などといった質問をもらうことがある。 確かにどこかに明文化されていると言うよりは、普段からやっていて、ある程度慣れてきているだけなものであり、自分としても明文化していなかったため、これを機に解説してみる。 やり方は一つではない上に日々変わっていくだろうが、頻繁にこの記事を更新するつもりはない。また、筆者は実務で必要になるというよりは、ほとんどを趣味でやっているため、このやり方が合わない場面は多々有るだろう。 スコープとしては、ライブラリ、ツール、フレームワークなどではなく、 Web プラットフォーム関連の標準やブラウザの実装状況などに限定している。 Scope 従来からあり、広く認知された API については、情報も多く調査の敷居はそこまで高くないため、今回は議論が始まって
APIの連携によって事業者は、AIの開発に必要な学習データや計算コストなどの初期投資をかけずに、自社サービスへのコメントの健全化に役立てることができるという。 今後もヤフーは誹謗中傷など悪質コメントに対する取り組みを進め、インターネット空間の健全化を目指すとしている。 関連記事 ヤフー、“ヤフコメ”のパトロールAIを外部提供へ 1日に2万件の誹謗中傷を削除可能 ヤフーが、「Yahoo!ニュース」コメント欄の健全化のため使用しているAIを、外部の事業者にも提供すると発表した。1日に平均約2万件の悪質な投稿を削除できる自然言語処理モデルを横展開し、投稿型サービスの健全化を図る。6月中をめどに、悪質なコメントへの対策強化に向けた検討会も開催する。 “繋がりすぎる”ネット時代の誹謗中傷問題、解決策はあるのか リアリティーショー番組でのSNS中傷を発端として、インターネット上の悪質な投稿に関する議論
Googleは現在開発中のChrome 81ベータ版に、Web NFCの機能を試験的に組み込んだことを明らかにしました。 Web NFCは、WebアプリケーションからNFC(Near Field Communication:近距離無線通信規格)タグの読み書きを行うための仕様および機能です。NFCに対応したICタグとデバイスを数センチの距離に近づけると非接触で通信ができます。 スマートフォンの多くにはすでにNFCリーダー/ライターの機能が備わっているため、Web NFCの機能を組み込んだWebブラウザを利用することでアプリケーションからスマートフォンのNFC機能を利用可能です。 ただし現時点でのWeb NFCの対応範囲はNDEF(NFC Data Exchange Format)と呼ばれる軽量なメッセージ交換までで、ISO-DEP、NFC-A/B、NFC-F、HCEなどへの対応はスコープ外と
スペースXがいよいよ高速インターネット衛星網Starlink(スターリンク)の構築を開始、5月24日に最初の60機の衛星打ち上げに成功した。この衛星網が前半の4000機を達成した時点で「光ファイバー網よりも低遅延で通信が可能」だという専門家の分析がある。 スターリンク衛星網は、当初は1年に1000~2000機のペースで打ち上げを目指し、1440機の衛星を打ち上げた段階で世界規模で通信可能な「フルカバレッジ」を達成する。高度550キロメートルに4409機(LEO衛星と呼ぶ)が揃うと、Ku帯、Ka帯という高周波数帯で地上と通信する衛星網が完成する。さらに、より高周波数帯の衛星を高度340キロメートルの軌道に7518機(VLEO衛星と呼ぶ)を打ち上げるという構想だ。 衛星間では光通信(レーザー通信)を行うことが予定されており、これが実現すれば、電波よりも高速に通信できるようになる。打ち上げ前のイ
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog サイトオペレーション本部でCDNの仕事をしている大津と申します。他にも社内セキュリティガイドラインの作成や、Node.jsのサポートもしています。 今週、4月17・18日に東京で開催するAMP Conf 2019 において、「Maximize Yahoo! JAPAN 's UX with AMP and Signed HTTP Exchanges」(AMPとSigned HTTP Exchangesを使ってYahoo! JAPANのUXを最大化する)という発表を行います。プレゼンでは、最初に駒田がYahoo! JAPAN全体とYahoo!トラベルの取り組みについて、次に私がSXGシステムの技術解説、最後に宗像がYahoo!検索の
Yahoo! JAPANが指紋認証などによるログイン実現。ID/パスワードを不要にするFIDO2対応が国内でついにスタート Yahoo! JAPANはFIDO2対応を開始し、IDやパスワードの入力なしに指紋認証などでログインできるようになったと発表しました。 具体的には、Chrome70以上のWebブラウザを搭載したAndroid 7.0以上のデバイスで、あらかじめYahoo! JAPANにログインした状態で生体認証の設定を行うことで、それ以後は指紋認証のみでYahoo! JAPANへのログインが可能になります。 ただしこのとき指紋などの生体情報がYahoo! JAPANに登録されることはありません。生体認証はデバイス上に登録され、その照合結果のみがYahoo! JAPANに送られるため、インターネットに生体情報のようなセンシティブな情報が流れたりYahoo! JAPANに保存されることな
2017年ももう終わりなので、自分用のメモも兼ねて今年触った技術をざっとメモしてみる。 フロントエンドに対しては大凡モダンなものを使っているけれど、他についてはその限りではないので、自分が古いと感じるものについては来年以降移行したいもの、手をつけたいものもあわせてまとめる。 ちなみに今年のGitHubで見えるだけのアクティビティとしてはこんな感じ。そこそこコードは書いた。 技術の分類 とりあえず以下でカテゴライズしておく。そこそこその他はありそう。 Webフロントエンド Webバックエンド その他Node周り インフラ / ミドルウェア Webサービス(クラウド周り) まとめ Webフロントエンド フレームワーク周り 基本的に去年に続きVue.jsが中心でコードを書く機会が多かった。体感Vue:React:Angularが7:2:1くらい。他もちょこちょこというところ。一定以上有名なもので
音声コーデック「MP3」に関する特許を保有するフランスのTechnicolor(テクニカラー:旧Thomson)のライセンスプログラムが2017年4月23日付けで終了したことが明らかになりました。 mp3 https://www.iis.fraunhofer.de/en/ff/amm/prod/audiocodec/audiocodecs/mp3.html MP3は正式名称の「MPEG-1 Audio Layer-3」から分かるとおり、ビデオ圧縮規格MPEG-1のオーディオ規格として開発されました。しかし、その後、CDよりも高圧縮なオーディオコーデックとして、PCや音楽プレイヤーなどで利用され、デジタル音声フォーマットとして広く普及することになりました。 MP3の権利を巡っては、ドイツのFraunhofer IISとフランスのThomson(現:テクニカラー)が特許権を主張し、MP3のエン
Google Research Europeの開発チームが、JPEGエンコーダ「Guetzli」をオープンソースで公開したことをリサーチブログで公表した。圧縮に伴う画質の劣化を抑えられ、従来の方式と比べて、高画質なJPEG画像を約35%小さなファイルサイズにまとめられる。 Guetzliは、高品質かつ小さなファイルで、インターネットの利用体験を向上させるWebグラフィックスやデジタルイメージを実現するために開発された。そのため、既存のWeb技術などとの互換性がポイントになっている。JPEG標準に準拠し、Guetzliで作成される画像はJPEGをサポートする既存のWebブラウザや画像処理アプリケーションで扱える。 Guetzliの圧縮アルゴリズムは、Googleが2013年春に公開した汎用データ圧縮ライブラリ「Zopfli」に近い。Zopfliは、gzipやPNG、HTTPリクエストで使われ
カヤック時代の恩師 maaash 氏 *1 が、IRKitという新デバイスを個人で開発(!)して、本日よりAmazonで販売を開始しました。 IRKitposted with amazlet at 14.01.14maaash.jp Amazon.co.jpで詳細を見る このIRKitをつかうと、家電を操作するiOSアプリを好きなようにつくることができます。つまり、自分好みのリモコンアプリをつくれます。 対応している家電は・・・という制約はとくになくて、普通のリモコン(赤外線リモコン)で操作できるものなら何でもOKです。 しくみ IRKit(デバイス)が赤外線信号を送る機能を持っていて、IRKit SDK(を組み込んだアプリ)から「どういう信号を送るか」を制御する、という感じです。ざっくり。 学習リモコンやPlutoやiRemoconとどう違うの? 学習リモコンは、もともとあるリモコンの赤
100Gbpsの史上最速WiFi、ドイツで開発される2013.10.21 12:30 mayumine ドイツの研究チームが、100Gbpsのスピードを叩きだしたWiFiを開発しました。Googleファイバーの100倍の速さですってよ。 Fraunhofer Institute for Applied Solid State Physicsと、Karlsruhe Institute for Technologyの共同研究開発チームが開発している技術ですが、実はこの研究チームは数ヶ月前にも40Gbpsの速度を出したと発表しています。この研究チームは伝説のチームですね。 前回の40Gbpsのテクノロジーもそうですが、100Gbpsのバージョンでも240Ghz帯域の高周波信号を使うことで高速通信を可能にしています。100Gbpsとは、例えばブルーレイの全データをたった2秒で転送できる速度です。
立ち上げパートナーには、廉価版スマートフォンを販売するNokiaやSamsung、半導体メーカーのQualcommとMediaTek、通信メーカーのEricsson、WebブラウザのOperaが名を連ねた。 米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは8月20日(現地時間)、現在インターネット環境を持たない世界中の50億人をネットにつなげることを目標とする世界的な共同体「Internet.org」の立ち上げを発表した。 同氏によると、現在インターネットを使っているのは世界人口の約3分の1に当たるわずか27億人。Internet.orgでは、残りの3分の2の人々に等しくインターネット環境を提供する目的で集まったパートナーが、ツール、リソース、ベストプラクティスを共有することにより、手頃な料金、効率、ビジネスモデルという3つの分野で解決策を探すという。 立ち上げ段階でのパートナー企業(ア
防水加工をしたスマホは水中に沈めてもそのまま操作ができるという=東京都江東区の東京ビッグサイト 【田幸香純】スマートフォンを水の中に落としてしまっても大丈夫――。スマホ内部の電子回路を特殊な膜で覆い、外観はそのままで防水機能をもたせるサービスが7月から始まる。米国発の技術を、ベンチャー企業が日本に持ち込んだ。 始めるのは「モディクルー」(東京)。客から預かったスマホを分解し、半導体や電子部品が詰まった基板部分を厚さ0・01ミリ以下の薄い膜で覆う。ぬらすと水が本体内部まで入り込むが、心臓部が守られているため動き続けるという。米国の開発会社HzO社の技術で、同社技術を使ってサービス展開するのは世界初になるという。 7月から、iPhoneの「4」「4S」「5」の3機種を対象に防水加工を始める。費用は税込み5980円で、1〜2日で加工できる予定。今後、他メーカーのスマホやタブレット端末など対
2011年、8年をかけた「Winny」裁判が終わった。渦中にいたのは「2ちゃんねる」では「47氏」と呼ばれていた金子勇氏だ。裁判後のインタビュー(関連記事)では、編集部の「これからどうしていきたいか?」という質問に「決めてないです」と答えていた金子氏であるが、着実に次のステップに進み始めている。 6月12日、Skeed社とデータホテルが業務提携して「CLOUD CONNECT」というデータセンター間を高速接続するサービスを展開すると発表(関連記事)したが、金子氏は現在、このSkeed社の社外取締役となっており、新たなプロダクトの開発に専念している。今回のインタビューでは、この金子氏とともに代表取締役社長である明石昌也氏も同席を願い、Winny事件をきっかけにできあがったというSkeed社や、事件の思い出、そして彼らが現在広めようとしている高速データ転送技術について尋ねてみたい。 Winny
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