山下市長は、名鉄小牧駅前に造る現在の計画が、中心市街地の活性化と現図書館の老朽化という二つの課題を解決できるものだと説明した上で「両課題についてゼロベースで議論したい」と答弁。白紙から議論を始めるのに必要な条例改正案を、今議会に提出する考えを示した。 昨年六月議会で可決した市立図書館設置管理条例改正案では、新図書館の建設場所を小牧駅前とし、運営面では指定管理者制度を導入するとしていた。今回提出する改正案では、建設地を現図書館がある場所に、運営を市直営にそれぞれ戻し、白紙の状態にする。河内議員は一般質問で示された市側の姿勢について「非常に評価できる」と述べた。