練馬区に住む夫婦と子ども2人の4人家族の場合。「若年世代にとって家族を持つことはステイタスになってしまっている」
子どもの貧困率は年々悪化している。日本は平等な国だという価値観がいまだに根強いから、そういう事実を直視したがらない人は多い。例えば貧困による給食費や保険料の滞納だって、「本当は払えるのにわざと払わない親もいる」とか「子どもすらまともに育てられない親に金渡したってパチンコに消えるだけ」みたいな論調の話がマスメディアで平然と流されるという恐ろしいことも起こっていた。最近テレビの討論番組とかまったく見てないけど、さすがに今はもう少し問題が認知されてきていると思いたい。 子どもの貧困率、最悪の16.3% 厚労省12年調査 という日経の記事にもある通り、現在子どもの貧困率は16%以上で、6人に1人の子どもは貧困とされている。「貧困」の基準には、相対的貧困率という指標を使っている。 相対的貧困率なんてまったく意味のない数字だ!!みたいなことを言う人はけっこう多い。「日本は豊かになったんだ!なんで携帯電
先日、帰宅したばかりの私に息子がこんなことを言ってきた。 「あのね、今から先生が来るかも知れない」 時間は18時を過ぎているし、家庭訪問の予定もない。 一体、先生は私に何の用があるのかと思い、息子に尋ねた。 「それは僕がいじめられていたからだよ。○○菌とか言われていじめられていたからだよ」 息子は普段通りの口調でそう言った。 一瞬、頭が回らず、理解するのに間が生じた。 「ああ、そうなのか」と理解してから私は落ち着いて息子に話しかけた。 「なんですぐに私に言わなかったの?」 「まだそんなに大変じゃなかったんだよ。全く別のところから僕がそんな事をされてるってバレたからね」 どうやら、他の子達の間でトラブルが起きた際、息子の○○菌と言うのが一因になっており、それに先生が気づいたと言うことらしい。 これはすぐに先生の話を聞かねばいけないと思った。 家から学校が近いこともあったので「いつ来るかわから
再生回数の多い動画なのでご覧になった方も多いと思いますが とてもわかりやすいものでしたので載せておこうと思います。 タイトルは「小児期 ADHDの正しい理解のために」 どっちかというと理解のためにというよりは ADHD児の苦悩とその家族の困惑を描いた作品。 ADHDの娘を持つ身としてせつないやら思い出すやらで泣けてきました。 この動画に出てくる少年はたぶんADHDでも不注意優勢型 じゃないかなと思います。多動の部分はほとんど描かれていません。 混合型のうちの娘はこんなにマイルドではなくもっとスパイシーです。 暴れる跳ねまわるパニックになる。 パニックになれば激しく攻撃的になります。 まったりしておらず常に思考も動きも高速回転です。 娘の場合はADHDだけでなくアスペルガーもあるからかな。。 しかし注意欠陥、衝動性の部分は本当にこの動画のような感じ。 診断が早くついたため、様々な対策をとって
しばらくぶりの更新です。今回は「貧困」について考えてみましょう。考えるといっても、理屈っぽい話ではなく、簡単なところから始めてみたいと思います。また、掲載可能な文字数の関係で二回に分けて掲載します。 「貧しいって何かね?」貧困と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。ある人は、発展途上国での飢餓状態を想起するかもしれません。ある人は、日本の戦中戦後の経済混乱期における生活や戦災孤児・未亡人を思い出すかもしれません。また、ある人は金融危機後に実施された年越し派遣村に集まってきた人たちのように不安定な雇用環境にいる人たちに思いを寄せるかもしれません。 改めて考えてみると、何をもって貧しいとみなすか、というのはなかなか厄介な問題です。現在の日本で発展途上国での飢餓状態と同じような状況におかれている人は、極々少数でしょうし、日本国内で貧しいと思われているような人であっても、その所得額や食事から得られる
きっかけは、私が役員をしている学童保育の指導員さんとの世間話の中でした。 その指導員さんは小学校の先生をリタイアして指導員をされているおばあちゃん先生で、最近のこどもたちの傾向について話している中で「最近の子はちょっとしたものをあげても喜ばないのよね」とこぼしておられました。 うちの学童保育では誕生会やクリスマス会など月1回くらいのペースでお楽しみ会を催してくれていて、そのときにこどもたちに鉛筆などの文房具や小さなおかしが景品としてもらえるゲームがあったりします。そのときに、最近のこどもたちはその景品としてもらったモノを大事にせずにそのへんに放ったらかして遊んで、下手したら忘れて帰ってしまう。昔の子は大事に大事に持って帰っていたのに、と。 なんでなんでしょうね、と先生がおっしゃるので、そこからいろいろと考えました。 私が思いついたことのひとつは、小さな弟妹がいる子が少ないことです。我が家に
By medically_irrelevant 重大な出来事で頭がいっぱいの時に他のことにはまったく気が回らない、という経験は誰にでもあるものですが、これは脳のキャパシティ(帯域)に限界があることが原因です。そんな脳の帯域に関して、貧しい人はキャパシティに余裕がない状態にあることが研究結果から明らかになりました。 Poverty Impedes Cognitive Function https://www.science.org/doi/abs/10.1126/science.1238041 How Poverty Taxes the Brain - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2013-08-29/how-poverty-taxes-the-brain ◆認識の帯域 ある問題を解決しようと集中したときに他のことが頭か
今日のイギリス南部は朝から天気が悪く、昼前から雪が降りました。まだ真冬で、このような状態があと一ヶ月続くそうです。 元コースメイトの英人女子二人とめちゃめちゃビッグなランチを食べまして、そこで聞いた話がなかなか面白かったのでここに書こうと思ったのですが、例の「累積・順次戦略」とスーザン・ケインの『クワイエット』という本の話を裏付けるような非常に興味深い記事がBBCに載っていたので、今日はその要約を。 === 子供を「退屈」にさせるべきだ By ハナ・リチャードソン ●テレサ・ベルトン博士がBBCに語ったところによると、「子供を常に行動的にしておくべきだ」というわれわれの文化的な刷り込みは、逆に彼らの想像力の発達を妨げることになるらしい。 ●彼女は、作家のミーラ・シアルと芸術家のグレイソン・ペリーに、子供時代にいかに退屈な時間が彼らの創造性をつけるのに役立ったのかを聞いたという。 ●シアル女
子どもの教育費とは、学校教育費のほか、習い事代や塾代、受験費用、通信教育代などを指しています。これらを総合して1000万円前後かかることは、すでにお話ししてきた通りです。 が、子どもが増えれば食費、被服費、日用品費、レジャー代も必然的に夫婦2人のときより増えますし、そのほかにもおもちゃやゲームを買ったり、自転車を買ったり文具を買ったりと、何かにつけて出費の頻度は増えます。 また、子どもがある程度成長したら、お小遣いやお年玉にも結構な金額を割かなければならないでしょうし、最近では子どもが携帯電話を持つことも多いため、家庭によってはその出費も家計から拠出することになるかもしれません。 気になるのは、子どもが独り立ちするまでに、それらの出費がどの程度かかってくるかという点です。 そこで参考にしていただきたいのが、下の図です。
★子どもの声は騒音? 賛否両論寄せられた区長のツイート 今、幼稚園の園庭などで遊ぶ「子どもたちの声」に、クレームが寄せられるケースが増えている。こうした現状をうけてか、8月25日、東京都世田谷区の保坂展人区長が自身のツイッターで「役所に寄せられるクレームの中で、『保育園で子どもたちの声がうるさい』というものがある」「防音壁を作ったり、子どもを園庭に出さないということも起きている」と発信。たちまち賛否両論の反応が相次いだ。 保坂区長はツイートの真意について、次のように話す。 * * * 周辺住民からの苦情で、保育園の外遊びの時間が制限されている。この現状には、「子は宝」という少子化時代の建前に隠された、子どもは「迷惑物」という社会の本音が見えます。このままでは日本はダメになるのではないか。私はそう社会全体に問いかけたい。 ツイッターへの投稿には、予想以上の反響がありました。なか
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